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リオ五輪女子チームパシュートの銀メダリスト、23歳で自殺

2016年、リオ五輪自転車女子チームパシュートの表彰式。

左から2人目がケリー・カトリン選手(写真:ロイター/アフロ)リオデジャネイロ五輪の自転車競技、女子チームパシュートで銀メダルを獲得した米国のケリー・カトリンさんが8日夜、カリフォルニアの自宅で亡くなっていたことがわかった。

23歳だった。

訃報はケリーさんの父であるマーク・カトリン氏が自転車競技専門のニュースサイト「VeloNews」を通じて公表した。

「娘のことを、そして娘が送るはずだった素晴らしい人生のことを考えずにはいられません。

娘の命と引き替えに、自分たちが生きていけるとも思いません。

信じがたいほど辛いです」とカトリン氏は胸の内を吐露した。

ケリーさんは自ら命を絶ったという。

ケリーさんは2016年から2018年にかけて、3年連続で世界選手権のタイトルを獲得したほか、プロコンチネンタルチーム「ラリー・UHC」にも所属して活躍していた。

また、スタンフォード大学の大学院で計算数学を学び、バイオリン奏者としても一目置かれるなど、まさに文武両道を地で行く将来を嘱望された人物だった。

先月、ケリーさんはVeloNewsに、アスリートと研究者の二足のわらじを履くことについて思うことを寄稿していた。

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