お着がえサポート(3)上着のお着がえサポート
赤ちゃんのときから毎日繰り返す“お着がえ”。
子どもが服に興味を持って、自分でお着がえできるようになるといいですよね。
そこで、保育園での取り組みを見ながら、子どもが喜ぶお着がえのサポートを紹介します。
今回は、上着のお着がえサポートです。
講師:鈴木八朗(くらき永田保育園園長)子どもたちが、遊びや生活を通してできることが増えて、いつのまにか服を着られるようになる。
それが、子どもにとってもいちばんいいことです。
「いつまでにこれができないといけない」ということはありません。
2歳ぐらいになると、物をつまんだり、引っ張ったり、手先が器用に動くようになってきます。
こうした動作が見られるようになったら、ファスナー付きの上着にチャレンジしてみましょう。
サポートのポイント「ジャンパー着ようか」と声をかけたら、服全体の形がわかるように、上着を広げて見せてあげます。
全体を見せることで、どこから腕を通すのか理解しやすくなります。
まだ、自分でファスナーの引き手部分をかみ合わせるのは難しいので、代わりにつけてあげましょう。
ファスナーを上げるときは、上着のすそをそっと引っ張って、引き上げやすいようにサポートしてあげます。
できたら、目を合わせ、できたことを認めて褒めてあげましょう。
子どもの“困っている”に対して、手伝ってあげる思いがあれば大丈夫です。
いろいろな服の形もあるので、困っていることは手伝って、できることは見守りましょう。
(鈴木八朗さん)はさみっこ遊びで練習しようファスナーをつまんで引き上げる動作は、親指、ひとさし指、中指に力を入れて思い通りに動かす力が必要です。
そこで、保育園では洗濯バサミを使った「はさみっこ」遊びで、この動作を身につけるようにしています。
板の周りに、洗濯バサミではさんで遊びます。
「はさむ」遊びを通して学んだ指先の使い方が、ファスナーをつまんで引っ張り上げる動作につながっていきます。
洗濯バサミをつなげるだけでも、指先を使う力がつきます。
スナップボタンの上着のサポートスナップボタンがついた上着の場合、どのようなサポートをすればよいのでしょうか?大人が着ているところを、見せるだけでも大きな学びになりますよ。
大好きなママ・パパが、楽しそうに見本を見せてあげると、子どももやりたくなるんです。
くっつけ遊びで練習しようスナップボタンをとめる練習ができるのが「くっつけ」… : 遊びです。
フェルトの両端にスナップボタンを付けたものを用意…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンクりょうこの手あそび・体あそび②(1)♪お寺のおしょうさん ♪えんやらもものきほかのぶみさんのお絵かき遊び(1)絵が苦手な子でも楽しめるお絵かき遊び子どものむし歯予防(2)むし歯予防は0歳から!?紙でできちゃう簡単おもちゃ「新聞紙を使ったおもちゃ」子どものむし歯予防(3)歯磨き嫌いを克服するには?