小学生女子に嫌われない「娘のほめ方・叱り方」【ずっと「パパ大好き」と言われたい! お悩みパパの“娘トリセツ”第2回】
娘が小学生になると、計算や漢字の読み書きなどだんだんできるようになったり、習い事も上達したり、目に見えて成長を感じることがあります。
発言も急に大人びてきて、ドキッとすることも。
しかし、娘が急成長中であっても、幼児期と同じように声かけをするというパパもちらほら…。
小学1~3年の娘にどのようにほめたり叱ったりすれば効果的なのでしょうか? パパはどんな点に気をつければいいのでしょうか?発達心理学にくわしい小野寺敦子先生に教えていただきました。
お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。
目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。
主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。
「娘の結婚観はパパで決まる?」幼児期のパパの役割ママがパパに娘の面倒を見てもらうようにお願いしたとき、子どもが2、3歳くらい、それも娘だと、パパは「何をして遊べばいいの?」と…■娘のほめ方「すごいね!」だけではほめられた気がしない小学校低学年女子――日ごろ娘の宿題を見たり、学校であったことを聞いたりするなかで、ママは娘の成長を感じるわけですが、多くのパパはたまに見たり聞いたりするくらいです。
パパが娘の成長に無頓着な場合、保育園や幼稚園のころと同じように娘をほめたり叱ったりするのはよくないのでしょうか?小野寺敦子先生(以下、小野寺先生):そうですね。
なるべく発達に合わせた言葉をかけてあげたほうが、効果的です。
とくに女の子は言葉に敏感なので、パパは声をかけるときに気にかけてあげるといいですね。
ほめるときに、幼児のころは「すごいね!」と言えば、娘は満足そうな表情を浮かべていたでしょう。
でも、小学生になるとそれだけでは心に響きにくくなります。
具体的な「ほめ」が大切になってきます。
たとえば、お手伝いをしてくれたとき、「みんなの食器を下げてくれてありがとう。
パパもママもとても助かったよ」などと具体的にほめてあげましょう。
感情のこもったほめ言葉なら、娘の反応は良くなるはずです。
――「すごいね~」だけだと、小さいうちは無邪気に喜んでいますが、大きくなってくると「何が? 何をほめているの?」と疑問に思うのかもしれませんね。
小野寺先生:どこまで思っているかはわかりませんが、具体的なほうが伝わりやすくなります。
勉強や習い事で上達したことをほめるときには、前よりも進歩していることを伝えてあげると効果的ですね。
「こないだよりも計算が早くなっているね」「一生懸命練習したから、間違えないでピアノを弾けるようになったね」といった具合に、ほめてみましょう。
頑張っていることがあれば、応援してあげるといいですよ。
きちんとほめてあげることで、娘の自己肯定感はぐんぐん高まっていきます。
… : ■娘の叱り方「〇〇しなさい」パパの命令口調はNG…>>12>>連載:ずっと「パパ大好き」と言われたい! お悩みパパの“娘トリセツ”第1回「娘の結婚観はパパで決まる?」幼児期のパパの役割第2回小学生女子に嫌われない「娘のほめ方・叱り方」この連載の目を見るこの記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク「娘の結婚観はパパで決まる?」幼児期のパパの役割【ずっと「パパ大好き」と言われたい! お悩みパパの“娘トリセツ”第1回】幼児も小学生も!みんなが夢中で遊ぶ手作りおもちゃ「はてなボックス」小学生のお年玉の相場、気になる1年生の平均金額は17,480円。
3万円以上もらう子は25%も!保湿だけじゃ物足りない?本気のエイジングケア [PR]【子育てあるあるイラスト】「お出かけ」byととっちさん