正月の浅草に“スイッチ”出現! 押すと始まる演劇とは?
公園や街角に設置された“スイッチ”に書かれたお願い事を実行(=押す)すると、突如始まる短い演劇。
スイッチを押した人をゆるやかに巻き込みつつ始まる“作品”を、さまざまな形で発表しているスイッチ総研が、なんとお正月の浅草に現れる。
それが「江戸まちたいとう芸楽祭冬の陣オープニングステージ」に登場する『浅草新仲見世商店街スイッチ』。
「最初は、横浜の公園で通りすがりの方にも気軽に観てもらえるような何かを作れないか、という話から始まったんです。
ただ、俳優の身で言うのも何ですが、縁のない方にとって演劇って圧が強いイメージがあると思うんです。
目の前で唐突に始まった場合、参加したくなくても無視しづらい雰囲気がある。
そこに引っかかっていたので、スイッチという仕掛けをみんなで考えたんです。
観たい方がいて、押してくれればお見せしますよ、という形が、押し付けがましくなくてしっくりきたんです」とは所長の光瀬指絵さん。
そこに、副所長の大石将弘さんが「僕らも好きで演劇をやっているんで、嫌われたくないんで(笑)」と付け加える。
これが大好評を博し、小豆島や六本木の街中など各所に招聘されて上演するようになった。
そして現在までに、400個以上のスイッチが作られている。
… : 「毎回、上演する土地でしかできないことを考えています。
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