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【産婦人科医監修】流産の原因は?兆候や症状はどんなこと?

目次・流産とは?・初期流産の原因とは?・後期流産の原因とは?・流産の兆候や症状は?・流産が起こってしまったときの対処法は?・流産後の手術とは?・後期流産の場合・流産を繰り返すときは?・流産の予防法は?・長時間の仕事は避ける・ストレスは解消する・性感染症にかからない・激しいスポーツはしない・体を冷やさないようにする妊娠が判明してうれしい反面、「もし流産してしまったら……」と思うと心配になりますね。

今回は流産の原因や症状、流産後の対処法などについて解説します。

流産とは?流産とは、赤ちゃんがママのおなかの外で生きていけない妊娠22週未満に、妊娠が終わってしまうことをいいます。

流産の頻度はどのくらいかというと、医療機関で確認された妊娠の約15%といわれています。

妊娠した女性の7人に1人は流産してしまう計算です。

初期流産の原因とは?流産の主な原因は、起こる時期によって異なります。

流産は妊娠12週未満に起こる「初期(早期)流産」と、妊娠12週以降22週未満に起こる「後期流産」に分類され、そのうち初期流産が約9割を占めています。

初期流産の原因の多くは、赤ちゃん自体の染色体の異常です。

染色体に異常が起きると、細部分裂がうまくできず、着床しても育たないことが多いのです。

残念ですが、染色体の異常を薬で防いだりすることはできません。

また、流産はママが高齢になるにつれて、発生頻度が高くなります。

35歳以上になると赤ちゃんの染色体異常が増えるというデータがあり、35~39歳での流産率は約20%、40歳以上では50%を超えるといわれています。

後期流産の原因とは?後期流産は、ママの側に原因があることが多くなります。

子宮口が緩んできてしまったり、膣内に炎症が起きたり、子宮奇形や子宮筋腫などの子宮のトラブル、子宮頸がんの円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)の影響、膠原病(こうげんびょう)などの自己免疫疾患などから引き起こされることがあります。

流産の兆候や症状は?流産には、症状がない「稽留(けいりゅう)流産」と出血や下腹部痛のある「進行流産」があります。

稽留流産は、子宮口が閉じているので、赤ちゃんは亡くなったまま、子宮の中にとどまっている状態です。

自覚症状がないため、診察ではじめて確認されます。

進行流産の場合は、次にあげるような症状があります。

・ダラダラと鮮やかな色の出血が続く・生理のときよりも出血量が多い・出血のかたまりが出る・強い下腹部の痛みが続く・周期的な下腹部の痛みがあるさらに進行流産は、2種類に分けられます。

1つは流産が進行した結果、すでに赤ちゃんや胎盤のもとになる組織などが体の外に出てしまった「完全流産」、もう1つは赤ちゃんや胎盤のもとになる組織などが完全に排出されず、一部分が残っている「不全(ふぜん)… : 流産」です。

完全流産と不全流産とは、流産後の治療法が異なり…>>1234>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク【産婦人科医監修】胎児発育不全の原因は?赤ちゃんへのリスクや障害は?【産婦人科医監修】胎児性アルコール症候群の赤ちゃんへの影響や症状って?コレは楽しい…! 英語教育のためにも「スカパー!」に加入してみたよ【つんのファー日記第9話】 [PR]【産婦人科医監修】不全流産の原因と症状は?手術などの処置は必要?【産婦人科医監修】胎嚢確認ができない原因は?腹痛などの症状があると要注意?

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