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これからの小学生の勉強はどう変わる?! 年長からスタートできる「考える力」の身につけ方

年長のお子さまをもつママは、年が明ければ卒園式までカウントダウン。

そして、その先には小学校入学が控えています。

園から小学校に上がると生活に大きな変化がありますが、それに加えて2020年に施行される新学習指導要領で、大きくシフトチェンジがあるのが気になるところです。

「一体何がどう変わるの?」「普通に勉強をしているだけではだめなの!?」などと不安を抱くママも多いのではないでしょうか。

そこで、教育市場動向や入試傾向にも詳しい、Z会幼小事業部『みらい思考力ワーク』開発責任者の田中多恵子さんに、2020年に向けてどのように備えればいいのか、お話を伺いました。

◆Z会幼小事業部みらい思考力ワーク開発責任者田中多恵子(たなか・たえこ)さん1986年入社。

長きにわたり、Z会小学生コース国語の教材開発を担当。

<Z会小学生向けコース>コースやレベル、教科の選択など柔軟なシステムで、お子さまの未来を拓く教材を提供。

1・2年生向けには、親子での学びをとおして知性と感性を育む「小学生コース」がある。

新一年生のママたちへ、2020年に向けて専門家からアドバイス!Q.2020年度には何が変わるのでしょうか?田中さん:2020年度から小学校では「新学習指導要領」が施行されます。

この年度には大学入試制度も大きく変わり「大学入試センター試験」が廃止されますので、日本の教育界全体で大きな変化があると言えます。

大学入試では、単なる知識力だけではなく、その知識を使いこなす力、自分で問題を発見して答えや新しい価値を生み出す力が問われるようになります。

その流れで小学校でも広い視野をもち、知識を活用できる力を身につけることが求められます。

Q.具体的には、各教科の学習内容も変わりますか?田中さん:小学校の学習でもっとも変化があるのが、英語(外国語活動)です。

3年生から対話中心の英語(外国語活動)の授業が必修化され、5年生からは成績がつき、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の育成がこれまで以上に重視されます。

この対話を重視した活動は英語に限らず、すべての教科で重視されるようになります。

さらに、知識を身につけることが中心だった従来の学習から、知識を活用していく力が求められるようになります。

Z会ではその変化に対応し、小学生コース1・2年の国語では、通信教育ではめずらしい「はなす」というカリキュラムを設けています。

対話によって、コミュニケーション能力を高め、表現力を豊かにするための取り組みです。

また、理科・社会へつながるZ会オリジナル教科「経験学習」では、経験するための材料を揃えるところからはじまり、工夫したり考えたりしながら体験。

実際に五感を使って感じるなかで、身近な事象に対する興味・関心を広げ、意欲的に学ぶ姿勢を身につけます。

一生使える「考える力」を養うための“6つの力”とはQ.「考える力」は、どのように勉強したら身につきますか?田中さん:これからの社会で求められているのは、何かを教わるだけではなく、自分で考え、他者を動かし、一緒に行動することができる力です。

単に問題を早く多く解くというのではなく、わかるまで考える、どうしてこの答えになるのか納得する、ということが大切になります。

Z会では2019年4月に『みらい思考力ワーク』が開講します。

この講座では子どもたちの「考える力」を伸ばすために、まずは6つの力を身につけます。

1)論理的判断力2)情報整理力3)試行錯誤力4)連想力5)注意力6)推理力教科の枠を超え、教科の知識や日常生活で習得した知識を組み合わせて解く問題で「知識の活用の仕方」を学べます。

あれこれ試行錯誤したり、ひらめいたり。

将来の受験でも社会生活でも役立つ、粘り強く考えぬく力を養います。

考える力を育む『みらい思考力ワーク』の問題例をみる「年長の冬」から、徐々に勉強へ移行しようQ.小学校のスタートで“つまずかない”ための準備とは?田中さん:小学校入学の時期は、通う場所も友だちも変わるため、お子さまにとっては大人が考える以上に大きな変化を経験します。

入学前は、まずは「1年生になることが楽しみ」と思えるように準備をしてあげてください。

ひらがなや数字などは入学後も取り組む時間はとれるので、あせらずおおらかな気持ちで接してあげてください。

逆に、勉強が進んでいるお子さまの場合、すでに知っていることだと学校の授業がつまらなくなってしまう場合もあります。

そして、気がついたら授業が先に進んでいた…ということがないように注意が必要です。

Z会の幼児コースでは、小学校入学にそなえて徐々に国語や算数の教科的な取り組みを行っていきます。

これまでとは違う「勉強する」という雰囲気に慣れておけます。

正解しなければいけないものではないので、親子で楽しみながら取り組んでいただくことで、入学後の学習がスムーズになります。

Q.子どもの勉強はどうやってサポートしたらよい?田中さん:保護者も仕事や家事で忙しい時代。

勉強中ずっとそばに付きそう必要はありません。

Z会を受講されているご家庭では、朝の時間帯を活用したり、家事をしながらお子さまを見守っていたりするご家庭も多いです。

忙しいときは、お子さまが取り組んだものを後で○をつけてあげるだけでもよいでしょう。

大切なのは認めてあげること。

出来不出来に関わらず、がんばりをほめてあげましょう。

Z会の幼児コース、小学1・2年コースでは、親子で学ぶことを大切にしていますが、教えることが負担にならないよう、「サポートブック(保護者用指導書)」を用意しています。

大人にとって教えるのが難しい問題でも、ほめながら正答へ導く方法を掲載しているので、お子さまのやる気をそがずに楽しく教えられます。

お子さまのがんばりを目に見える形で表すシールやスタンプも用意していますので、継続の原動力になります。

小学生コース1年生の「おためし教材」(無料)はこちらから年長さん親子がZ会の「おためし教材」を体験!そんなZ会の『みらい思考力ワーク』のおためし教材を、来春、新1年生になる「まちちゃん」親子に体験してもらいました。

Z会『みらい思考力ワーク』おためし教材は、資料請求をした方に無料でお届けしています。

早生まれのまちちゃん。

お母さんは「何でもゆっくりで心配」と話しますが、教材を開くと、楽しそうにさっそく「まちがいさがし」の問題から取り組み始めます。

遊びの延長で取り組めそうな問題ですが、実は思考力の中の6つの力のひとつ、「注意力」を育てる問題です。

日常生活での知識をもとにおかしいところを探します。

「ここがヘン!」まちちゃんの楽しそうな声が響きます。

右ページの「影」の問題は、光と影の理科的な知識がなくても解けるのでしょうか? 「むずかしいから、おうちのひとといっしょにさがそう」と書いてあるので、まちちゃんもお母さんと一緒に取り組みます。

「注意力」は全体や部分を比べて発見する力なので、影の法則を知らなくても、注意深く見比べることで、違いを発見できそうです。

字を覚えたてのまちちゃんが次に挑戦したのが「文字の入れ替え」問題。

ひらがなを入れ替えて、違う生き物の名前を作る問題です。

4文字の「くろしま」は「しろくまだ!」とすんなり思いついたまちちゃんですが、5文字、6文字となるとちょっと苦戦。

お母さんも「ただ答えを教えるのではなく、どうやったら考える力を伸ばせるかな」と少し迷います。

そこで付属の「サポートリーフレット(保護者用指導書)」を参考にしていただきました。

ママもサポート!「教え方アドバイス」も充実Z会の「サポートリーフレット(保護者用指導書)」には、正解だけでなく、その時期の子どもがつまずきやすいのはどこか、どのようにアドバイスをしてあげるとよいのか、「間違えたときの接し方」が載っています。

「理由を確認して、お子さまの考えを認めてあげてください」というアドバイスに、“間違えたときこそ学びの大きなチャンスがある”ことに気づかされます。

「ほめ方や子どものひらめきを応援する声かけ例が載っているのはとても心強いですね」とまちちゃんママ。

まちちゃんが体験した「文字の入れ替え」問題で問われているのは「試行錯誤力」で、解決にはいくつかのアプローチがあるそう。

まちちゃんママも「『て』のつく言葉を考えてみる?」と、「て」がつく5文字の生き物の名前を考えてみることを提案します。

まちちゃんのご家庭では、すでに兄妹とも塾通いや通信教育を経験しているそうですが、「どんどん解いてあっという間に終わってしまうような教材よりも、ちょっと難しいけれどきちんと考えるようにできていて、やりごたえがある」と、考える力を伸ばすZ会のおためし教材にも納得の様子。

早生まれのまちちゃんも、お母さんの心配をよそに粘り強く問題に取り組み、「楽しかった」と笑顔を見せてくれました。

小1・小2コースが大幅リニューアル!「プログラミング学習」もスタートそれぞれの「おためし教材」を見たまちちゃんのお母さんは、「思考力が鍛えられて力がつきそう。

以前から子どもには『書く力』をつけてもらいたいと考えていました。

添削問題もあるし、教材も書くものが多く、これなら『書く力』も養えそうですね」とも話します。

2020年度の新学習指導要領の施行に対応し、Z会では教材を大幅にリニューアル。

子どもたちの主体的な取り組みを促す国語・算数・経験学習の教材に加えて、家庭にある機器で手軽に取り組めるプログラミング学習も追加料金なしで学ぶことができます。

「プログラミング学習Z-pro」は年4回配信。

2019年度の小学生コース1・2年生を受講した方には、標準サービスとしてついています。

プログラミング学習では「論理的思考力」「問題解決力」「創造力」の3つの力が鍛えられ、「プログラミング的思考」を伸ばす土台が作られていきます。

「プログラミングってどんなことを学べばいいのかわからなかったからよかった」と、まちちゃんママも安心した様子でした。

変化の速い現代社会。

子どもにどんな力をつけさせたらいいのか、と不安なママが多いのではないでしょうか。

親としては、学校の成績や受験だけでなく、一生役立つ「考える力」を伸ばしてあげたいですね。

ずっと使える「考える力」を身につけよう!【新1年生の学習スタートに、Z会がピッタリの6つの理由】1)将来の可能性を広げる“考える力”が身につく『みらい思考力ワーク』※『みらい思考力ワーク』なしのご受講も可能です※『みらい思考力ワーク』に提出課題はありません2)「保護者用指導書」で、保護者も効果的な学習支援ができる3)1日10~15分で、無理なく学習習慣が身につく4)毎回同じ担任の先生から、一人ひとりに合ったアドバイスがもらえる5)プログラミング学習も追加料金なし6)努力賞プレゼントで、モチベーションもアップ\入会するなら今!/思考力UPに役立つ特典がもらえる早期申し込みキャンペーン実施中今だけもらえる「考えて遊べるお風呂ポスター」PR:Z会取材・執筆・撮影:まちとこ出版社このページについて関連リンクフェリシモとコラボ始動!あなたのアイデアで、発達ナビユーザーの「お出かけ」お助けグッズをつくろう子どもの自信がぐんぐん育つ! 学力の高さと比例する「自己効力感」を上げる方法「なんでオレが」後遺症に苦しむ息子。

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記憶力の要は「記憶の仕方」にあり。

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