「志村けん一座」開幕、笑いと感動の三時間半!
7月27日から大阪・新歌舞伎座にて、志村けん一座の第13回公演、志村魂『一姫二太郎三かぼちゃ』が開幕。
26日、招待客と報道陣に最終舞台稽古が公開された。
「志村けん一座第13回公演志村魂」チケット情報本番前の会見には主要キャスト9名が登壇。
志村けんは大阪初進出となった3年前、笑いが受け入れられるか心配だったと明かす。
「実際はどこでやろうが変わらない。
舞台はみんな平らだから(笑)」と冗談めかしつつ、万人受けする“志村魂”をアピール。
バカ殿様から、コント、新喜劇までほぼ出ずっぱりの三時間半にも、「地方では必ずホテルで朝食が摂れるので、かえって体調が良い」と、独り身の突っ込みにも応戦しつつ、今年も全力投球で楽しませることを宣言した。
ダチョウ倶楽部の上島竜兵は、最近志村とよく食事に行く千鳥・大悟にお株を奪われ気味であることを指摘され、「嫉妬なんかしていません」と歯ぎしり。
「ツアーでは独占できるので、『ごちそうさまです!』」とフライング気味に食事を確約した。
「プロの目から言わせていただくと…」と、おもむろに口を開いたのはリーダーの肥後克広だ。
志村はただ「振り向く」というト書きだけでも観客を沸かせると言い、「毎回同じことをやって、毎回同じように笑いがとれるのもすごい」と解説。
すかさず「お前が笑いを語るな!」と総ツッコミに合っていた。
トランペット奏者でもある桑野信義は、志村の津軽三味線独奏を見どころにあげる。
「昨日哀愁を帯びていたものが、今日は違って聴こえたり。
毎日微妙に音色が変わる」と感動気味に話した。
志村との掛け合いも楽しい9年目の磯山さやかは、「まだまだ読めません」と志村の発想の豊かさに舌を巻く。
「今年は新しいメンバーが入ったので、彼女たちの緊張をほぐすために笑いが増えたり、どんどん面白くなる」。
初参加の浅香唯も緊張なく稽古に取り組めたというが、「いま初めて白塗り姿を見て、『子供の頃に見ていたバカ殿様だ』と緊張してきました」と笑わせた。
小さな子連れ客も目立った本番では、冒頭の「バカ殿様」からあちこちで爆笑が巻き起こる。
老若男女が肩の力を抜いて一緒に笑える、何とも幸せな空間だ。
コントでは志村が小学男児から老婆まで七変化。
林間学校、茶の間など設定もテンポよく多彩に展開する。
2幕の津軽三味線もタダの独奏に終わらないのが“志村魂”。
仕込まれたネタの数々に驚かされること間違いなし。
最後は一時間半の新喜劇でたっぷりと泣き笑い。
夏休みの思い出にもぴったりの公演だ。
公演は、7月27日(金)から30日(月)まで大阪・新歌舞伎座、8月17日(金)から26日(日)まで東京・明治座、8月29日(水)から9月1日(土)まで名古屋・御園座にて上演。
チケット発売中。
取材・文:石橋法子この記事もおすすめ「神田愛花、新婚のバナナマン日村を「面白い」と大絶賛 上島竜兵「俺はカミさんから…」」>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで! いろいろ揃ってます。
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