小島慶子「41歳の新発見。『私、発達障害でした』」
(撮影:夛留見彩)「私は家でも学校でも、ひどい問題児でした」彼女は、熱を帯びた口調で子ども時代の思い出を語り始めた。
「まず、落ち着きがない。
常にもじもじして、じっとしていられない。
声を出してはいけないところで出したり、グネグネしたり(笑)。
それから、嫌なことに耐性がまるでなくて、受け流すことができずにすねて周囲を困らせたり、かんしゃくを起こしたり、駄々をこねたり」ひとたび火がついてしまったら簡単には止められないのか、彼女は一気に言葉を継ぐ。
「小学生のときも私語が多くて空気も読めないから、先生が一生懸命、説明しているのに『先生、その話、テレビで見ました!』と話の腰を折ることもしょっちゅう。
衝動が激しくて『いま言いたい!』と思ったら言わずにはいられない。
失敗して、次は気をつけようと思っても、またやっちゃう。
周囲からは『無神経』とか『わがまま』とか『ひねくれ者』と思われて。
悪目立ちして、面倒くさいやつと疎まれたり、仲間はずれにされたり、いじめられたり」言葉が次から次に、とめどなくあふれ出てくる--。
元TBSアナウンサーで、現在はタレント・エッセイストの小島慶子さん(46)… : が語り続けたのは、幼少期の自分の生きづらさについてだった。
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