着心地のいい下着が“冬デブ”を呼ぶ!?現代に潜む健康の罠
「本来、冬は基礎代謝が上がる季節です。
これは、寒さから身を守るべく体を震えさせることで、エネルギー(熱)を消費するため。
しかし、そのぶん体は“省エネモード”になるうえ、よりいっそうエネルギーを摂取しようとするため、結果として、いつも以上に太りやすい季節になるのです」そう語るのは、医学博士の福田千晶先生。
冬は本能レベルで太る時期。
しかも、現代の女性は、昔以上に“冬デブ”リスクが上がっているという。
福田先生が警鐘を鳴らす。
「もともと、女性は男性に比べて自分の体形に敏感ですが、冬は厚手の服装になることで、スタイル維持への意識が低下しがち。
加えて、最近診察を通して気がついたのが、ファストファッションブランドで販売しているカップ付きキャミソールやブラジャーを着用している女性が増えたことです。
これらはサイズがS、M、Lと大まかなため、多少太っても気がつきにくい特徴があります」(福田先生・以下同)安価で着心地のいい下着は現代女性の味方だが、冬デブ回避のためには気をつけたほうがよさそう。
「そして、家電や物流サービスが充実したことによる、慢性的な運動不足。
昔の人は生活するだけでも多大なエネルギーを消費していましたが、いまはボタン1つで掃除や洗濯ができるばかりか、インターネット通販で、なんでも買える時代です。
… : さらに、近くのコンビニでもおいしいスイーツが手に入るように…>>123>>関連リンク食べなくても太る「モナリザ症候群」予防に適した睡眠時間は?冷え、運動不足…“冬デブ”引き起こすホントの要因を医師が解説木梨憲武 ギャラが9割減に…レギュラー消滅の“意外な影響”