「発達障害だから仕事ができない」は大間違い “段取り力”を圧倒的に高める解決法
吉濱ツトムさん撮影/北村史成テレビや雑誌、ネットで取り上げられ、認知度は上がりつつある「発達障害」。
しかし、「“発達障害は遺伝的な脳機能不全によるもので、あきらめざるをえないもの”という考えを社会全体が持ってしまっている」と危惧(きぐ)するのは『大人の発達障害のための段取りノート術』(宝島社)の著者・吉濱ツトムさんだ。
吉濱さん自身も幼少のころから自閉症やアスペルガー症候群の症状により、さまざまな困難に見舞われてきた。
例えば、視覚からの情報に特化しすぎるので、教室内のさまざまなものが目に飛び込んできて板書に集中できない。
また、短期記憶が弱く、口頭での言語の理解が苦手で、先生の言葉が簡単なことでもわからなくなるなど、学生時代の苦労があったと語る。
「アスペルガー症候群の場合、場に合った適切なコミュニケーションがとれない、空気が読めない、感情表現が苦手、細かいことに異常にこだわるなどの症状があって、社会生活を営むうえで浮いた存在になりがちなんですよね。
私も学校ではいじめに遭い、バイトは9回もクビになり、ニートやホームレスも経験しました」と、生きづらかった過去を振り返る。
現在は発達障害カウンセラーとして同じ悩みを抱える多くの人々の相談を受ける吉濱さんだが、その端緒となったのは、ある気づきだった。
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