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子どもをたたいてしまう親「ダメと分かっているのに…」その心理は?

目次・子どもをたたいてしまう親「どんな時、どんな気持ち?」・子どもをたたいてしまう親「手が出てしまうのはどうして?」・子どもをたたいてしまう前に「親自身でできること」©yamasan-stock.adobe.com子育ては思うようにいかないことが多いものですよね。

日々のなかで解消されない行き場のない感情は、時として爆発してしまうこともあるかもしれません。

子どもを持つお母さんたちのなかには「わが子をたたいてしまいそうになる」あるいは「たたいてしまったことがある」という人もいるようです。

今回は、子どもに手をあげてしまう心理状態と、気持ちの整理の仕方について考えていきましょう。

■子どもをたたいてしまう親「どんな時、どんな気持ち?」子どもをたたいてしまいそうになる、あるいは、たたいてしまうのはどのような時なのでしょうか? それは、子どもを手っ取り早く自分の言う通りにさせたい時や、思い通りに動かしたいのに、そうならない時ではないでしょうか。

例えば、出かける予定があるから、早く食事を食べて着替えをしてほしい。

終わらせなければならない家事があるのに「ねえねえ」とまとわりついて、静かにしていてほしい…などなど。

「たたく」という行為は話したり諭したりすることより、はるかに簡単に子どもを操作することができますよね。

けれど、それがしつけといった意味合いを含んだとしても、たたくことは暴力です。

そして暴力を使うということは、恐怖や苦痛で子どもを支配していることになります。

■子どもをたたいてしまう親「手が出てしまうのはどうして?」子どもを傷つけたいと願う親はいないはずです。

では、どうしてわが子をたたいてしまう親がいるのでしょうか?ここからは、親の視点から考えてみましょう。

たたいてしまう親には大きく分けて、下記の2つのタイプがあるように思います。

【たたくことでストレス解消をしているタイプ】子育ては本当に疲れます。

子どものペースに合わせていると時間に余裕がなくなり、イライラしてしまうことも多くあるでしょう。

子どもをたたくことによって、そうしたイライラを解消していませんか?人によっては育児以外のこと、例えば、仕事や人間関係で生じたストレスまで子どもにぶつけてしまうこともあるようです。

たたくことで自分自身のストレスを解消しています。

【親にたたかれて育ってきたタイプ】子どもを持つ親のなかには「自分もたたかれて育ってきた」という人がいます。

このタイプの人はたたく=しつけととらえているので、悪いことをすればたたかれても仕方がないという認識を持っています。

しつけという大義名分で、自分自身もたたかれて育ってきたため、子どもをたたいて育てることに抵抗感を感じないのでしょう。

たたくことを「しつけ」と正当化している人は「自分が親からされてきたことはきっと正しいはずだ」と信じているのかもしれません。

そのため「たたくことを否定することは、自分の親まで否定することになる」と心のどこかで感じているのではないでしょうか。

しかし、たたくことは何度も言うように暴力です。

親から暴力をふるわれる小さな子どもは「イヤだ」「やめてほしい」と抵抗することができるでしょうか。

親からたたかれた子は、たたかれることを受け入れるしかできません。

… : ■子どもをたたいてしまう前に「親自身でできること…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンクワンオペ育児「赤ちゃんとふたりきり」疲れてばかりに自己嫌悪【「ママ、あのね」心理相談のプロに聞く“子どもの気持ち、ママの気持ち”第4回】1人っ子はかわいそう? 性格に見る「あるあるメリット・デメリット」シンプルで整った「心地いい暮らし」を実践する中山あいこさんのモノ選びのルール [PR]外遊び、子どもの年齢別でどう変わる?【発達の専門家に聞いた外遊びの効果第3回】赤ちゃん返り「上の子はどう感じている?」不安を取り除く2つの方法【「ママ、あのね」心理相談のプロに聞く“子どもの気持ち、ママの気持ち”第1回】

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