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不幸せな家庭、子どもの性的虐待…村田沙耶香の新作が問うもの

『コンビニ人間』で芥川賞を受賞して話題となった村田沙耶香さんが待望の新作を上梓。

『地球星人』は、家族から疎まれ、自分は宇宙人から使命を課せられた魔法少女だと信じる少女・奈月(なつき)が主人公。

毎夏、祖父の長野の家に親戚が集まる際に会ういとこの由宇(ゆう)と「生き延びよう」と約束をするが…。

「幼い頃、毎年長野の祖父母の家に親戚が集まっていたんです。

いとこたちと庭のテントで寝たり、川で遊んだり…。

あの家について書きたいなというのが始まりでした」由宇も家庭では不遇な目にあっており、自分を宇宙人だと信じている。

「子どもの頃の恋って、孤独であればあるほどのめりこむ気がしていて。

妄想の部分がすごく膨らむんだと思います」ある事件により二人は引き離され、成長した奈月は社会に馴染めないまま。

だが、周囲を安心させるために、ネットで自分と似た男性を見つけ偽装結婚を企む。

「ちゃんと就職して、ちゃんと結婚して、ちゃんと家庭を作れという、“ちゃんと”の圧力ってしんどい。

そこをうまくできている人になりたいと思っていましたが、そういう人たちのほうが変わっているようにも思えて。

その不思議さを宇宙人の目で見たらどうなんだろう、という気持ちがありました」… : 地球の他の人々、つまり“地球星人”とうまく折り合えない彼ら…>>123>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで! いろいろ揃ってます。

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