秋冬は感染症に注意!チェックしたい「登園禁止の病気」一覧
目次・咳やくしゃみで感染する「学校感染症第2種」とは?・「学校感染症3種」に定められている登園停止の病気とは?・必ず医師の判断を仰ぎましょうsource:https://www.shutterstock.com/秋から冬にかけていろいろな病気が流行る季節がやってきます。
保育園、幼稚園などお子さんが集団で過ごす場では、感染症が広がりやすい危険があります。
そこで、感染しやすい、流行しやすい病気については「学校保健法」という法律で、登園や出席を医師が指示するまで停止することが決まっています。
医学博士の川上智史先生の監修のもとに、学校保健法で決められている、登園停止(出席停止)が決められている感染症について解説します。
咳やくしゃみで感染する「学校感染症第2種」とは?登園(登校)が禁止される病気(感染症)は「学校保健安全法18条」に定められており、それらは第1~3種に分けられます(※1)。
学校感染症第1種は、エボラ出血熱など怖いけど馴染みのない病気なので、ここでは割愛します。
学校感染症第2種は、インフルエンザなど、子どもがよくかかるお馴染みの病気です。
主な感染経路が咳やくしゃみなので、放置していると、集団生活している人たちに一気に感染してしまう可能性があるため、登園が禁止されています。
(1)インフルエンザ感染期間は発熱後3~4日です。
発症後5日を経過し、解熱後2日(幼児の場合は3日)を経過するまでは、たとえ熱が下がって元気になっても登園停止となります(※1)。
(2)流行性耳下腺炎(おたふく風邪)耳下腺の腫れが発現して5日経過し、かつ体調が良好になるまでは登園禁止です。
潜伏期間が比較的長い感染症なので、症状消失後、登園してよいかどうかは医師の判断で決まりますが、基本的には上記の日数でおさまる場合が多いようです。
(3)溶連菌感染症溶連菌感染症は、以前は第二種に含まれていましたが、平成30年度では第三種感染症に含まれており、出席停止とすべきかどうかは、感染の恐れがないかを医師が判断したうえで決めることとなります(※1)。
source:https://www.shutterstock.com/「学校感染症3種」に定められている登園停止の病気とは?学校感染症第3種とは、学校教育活動を通じ、学校において流行を広げる可能性のあるものと定義されています。
小学校に上がると、病名の一覧が配布されることもあるようです。
冬にかかりやすい3種の病気は下記のようになります。
… : (1)伝染性紅斑(リンゴ病)リンゴ病は感染後、10日~2…>>123>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク【医学博士が解説】帯状疱疹って子どもはなるの?水疱瘡との違いと症状【医学博士監修】赤ちゃんの突然死を避けたい!乳幼児突然死症候群「SIDS」とは?【医学博士監修】鼻水が出ていてもプール入れる?気になる鼻水の色と症状命と人生の大切さ~妊娠前にできるチェック~【不育症シリーズ#10】「子どもの目ヤニ」は病気のサイン?目ヤニの原因と「色別」3つの見分け方【医学博士監修】