「愛情と母性と血のつながり」は家族の必須条件か? 「ぎぼむす」に胸が熱くなる理由
目次・「女の幸せテンプレ」はもう古い・そもそも、愛から始まっていない・産まなくても母になれる・「母性」のオリジナリティと多様性・血のつながりよりも大切なものがあると思える・理想の〇〇から抜け出せるかは自分次第女優の綾瀬はるかさんが主演のドラマ『義母と娘のブルース』が、今期の民放連続ドラマで視聴率トップを走り続けています。
義母が実子ではない子どもを育てるというと湿っぽくなりがちな設定ですが、明るくテンポ良いストーリーに笑いながらホロリとさせられている人も多いのではないでしょうか。
そこでウートピでは、ライターの吉田潮さんに「ぎぼむす」がなぜ私たちの胸を打つのか検証していただきました。
「女の幸せテンプレ」はもう古い自分が愛してやまない人と大恋愛の末、結婚して、仕事をやめて夫の扶養に入り、子供を産んで、家族が末永く仲良く暮らしていく。
これがロールモデルとしてまことしやかに信じられていた頃、この形からちょっとでも外れた家族は、「ワケあり」「複雑」「ややこしい」と呼ばれてきた。
古き悪しき人々はいまだにこの形に押し込めようと、「女の幸せ」を説き、「愛情と母性と血のつながり」を必要以上に求め、女性の人生の選択肢を狭めようとする。
平成も終わりを迎えるいまは、そんな呪いも効力をもたなくなってきた、と思いたいのだが。
そこで参考にしたいのが、家庭運営の新しいモデルを見せてくれたドラマ「義母と娘のブルース」… : (TBS系)である。
何が斬新なのか、検証していこう。
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