絶対に失敗しない!ふっくらやわらか「自家製サラダチキン」の作り方【ラクしておいしい!子どもごはんVol.1】
働くママのための「シンプルでおいしい子どもごはん」がライフワーク。
おさんどんを楽しむ時短料理や、育休復帰を目指すキッチンづくりを提案する料理研究家・田内しょうこさんのレシピ連載がスタート!忙しい日々が続くと、ごはんを作る気力も出ない…。
そんな日は、インスタントや冷凍食品、スーパーのお惣菜などをうまく活用して頼りましょう。
でもそれが続くと「ああ、今日もちゃんと作れなかった」と罪悪感を感じてへこんでしまうことも。
そこで私がおすすめしたいのは、簡単に作れて“アレンジやリレー展開”もきく、便利な「これさえあれば大丈夫!」な一品。
手料理がひとつ食卓にあがるだけでも、ずいぶんと気がラクになるはず。
そんな簡単レシピとともに、ごはん作りの工夫やコツもご紹介していきます!冷蔵で3日保存OK!ごはんの頼もしい助っ人Vol.1 自家製サラダチキン■ゆですぎても硬くならない!「自家製サラダチキン」一回目は「自家製サラダチキン」です。
サラダチキンはいま大人気! スーパーでも各社の商品がいろいろなフレイバーで並んでいます。
私の知り合いの若いママは「サラダチキンはもはや国民食です」と言い切っていましたが(笑)、購入したことがある方も多いのではないでしょうか。
この「サラダチキン」、じつは簡単に自家製で作ることができます。
“ゆで鶏”の場合は“煮すぎずに火をとめて余熱でふっくら火を通す”というのが美味しく仕上げる重要なポイントなのですが、この「自家製サラダチキン」は、仮に1時間ゆでてしまっても“柔らかいまま”で、美味しく食べることができるんです。
その秘訣は、しっかり砂糖と塩をしみこませること。
このひと手間で、ムネ肉はとても柔らかく仕上ります。
また、特に薬味を加えなくても、鶏くささがほとんど気になりません。
ちょっとばかりゆですぎてしまったとしても、失敗しないのも嬉しいポイントです。
今回は<鍋で作る場合>と<電子レンジで作る場合>2通りの方法と、サラダチキンをアレンジして作る「カオマンガイ」のレシピもご紹介します。
■絶対に失敗しない「自家製サラダチキン」の作り方1~2枚で作ることもできますが、せっかくならば1キロほど(3~4枚)をまとめてゆでてしまうのもおすすめです。
ゆで汁につけておけば3日は持ちます。
余ってしまったら、ゆで汁と一緒に冷凍しておきましょう。
砂糖はできれば、茶色い「きび砂糖」を。
塩は、海の水から作られた塩を選ぶようにしましょう。
ミネラル分をしっかり摂ることができます。
▼「自家製サラダチキン」(冷蔵保存3日、冷凍保存30日)【材料】・鶏ムネ肉 2枚・砂糖 大さじ3・塩 大さじ1【作り方】<鍋でゆでる場合>1、鶏ムネ肉に砂糖と塩をもみこみ、ひと晩おく。
2、鍋に1とかぶるくらいの水を入れて火にかける。
煮立ったらアクをとり、裏返して弱火で15分ほどゆでる。
ゆで汁につけたまま冷ます。
<電子レンジの場合>1、鶏ムネ肉に砂糖と塩をもみこみ、ひと晩おく。
2、耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをかけて600Wで7分加熱し、5分余熱でおく。
※倍量を作るときには、砂糖を大さじ4、塩を大さじ1と1/2に増やし、ゆで時間も20分に増やします。
電子レンジでは2枚ずつ加熱しましょう。
ご参考までに、鍋と電子レンジそれぞれのメリット・デメリットを挙げておくと…。
▼鍋で作る場合◯:ゆで汁がスープとして活用できる。
×:夏には暑い・・・!▼電子レンジで作る場合◯:表面にハーブや黒こしょう、にんにくなどをつけて、アレンジできる。
×:加熱しすぎで肉がかたくなることがあるので注意。
わたしの好みで言うと、「ゆでる」のがおすすめ。
ゆで汁が本当においしいチキンスープになるからです。
味がかなりついていますので、そのまま野菜や春雨を足して中華風スープにするとおいしい。
また、ゆで汁でごはんを炊けば、本格的な「カオマンガイ」もかんたんに作れます。
■アレンジメニューサラダチキンで「カオマンガイ」も!【材料】<ライス>・米 2合・ゆで汁 360ml・しょうがの薄切り 2枚 ※お好みで・にんにく 1かけ ※お好みで・パクチーの根 1本分 ※お好みで・きゅうり、トマト、パクチー 適量<タレ>・味噌 大さじ1/2・酢 小さじ1・醤油 大さじ1・砂糖 小さじ2・しょうが(みじん切り) 小さじ1/2・ねぎ(みじん切り) 小さじ1【作り方】1、炊飯器に米とゆで汁を入れて普通に水加減し、好みでしょうが、にんにく、パクチーの根ものせ、普通に炊く。
2、器にごはんを盛り、上にサラダチキンをのせる。
きゅうり、トマト、パクチーを飾り、タレを添える。
加熱調理済みのサラダチキンがあれば、ごはん作りはうんと手軽になります。
薄切りにしてそうめんやそばの上にのせたり、サンドイッチに挟んでも。
細く切ってみつばと混ぜてポン酢をかければ、おつまみに。
ゆでもやしと盛り合わせてピリ辛タレをかければ「よだれ鶏」風のメインおかずにもなります。
こんなふうに展開すれば、あまり料理をしたくない日の「晩ごはん」としても大活躍!ぜひお試しくださいね。
レシピ提供:田内しょうこアメリカ・カリフォルニア州のMillsCollegeを卒業後、出版社での雑誌編集などを経て料理研究家に。
「かんたんに美味しく、楽しく食べる」がモットーで、ゆるっとオーガニックマニア。
よいものをシンプルに食べる生活を追究している。
日頃はジミ弁を作り、和食メインの滋養食を楽しむも、パーティ料理、アメリカ料理、粉もの菓子も大好き! 働くママのための「シンプルで美味しい子どもごはん」がライフワーク。
HP:https://tauchishoko.com/この記事もおすすめ「秋にも大活躍のレーストップス♪程よい透け感が魅力的な大人の上品コーデ集」>>連載:ラクしておいしい!子どもごはんVol.1絶対に失敗しない!ふっくらやわらか「自家製サラダチキン」の作り方この連載の目を見るこの記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで! いろいろ揃ってます。
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