なんだか最近お尻が痛い!妊娠期の「坐骨神経痛」と対処法
目次・坐骨神経痛、なぜ起こるの?・妊婦さんに坐骨神経痛が起こりやすい理由は?・いつ頃起こりやすいの? ・注意したい寝るときの姿勢 ・オススメしたいストレッチとトレーニング3選sourcr:https://www.shutterstock.com/出典:ItMama(イットママ)「最近腰痛がひどいと思っていたら、だんだん痛みがお尻や太ももの裏の方に広がってきて…」というのは坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)の典型的な症状ですが、実は妊娠期の女性にもこうした症状が起こることがあります。
「そのうち治るはず」と放っておくと産後まで症状を引きずることもあるので、妊娠中から早めに対策しておきたいですよね。
今回は理学療法士としてさまざまな痛みを持つ患者さんに対応してきた筆者が、妊娠期に坐骨神経痛が起こりやすくなる要因とその対処法についてお伝えします。
坐骨神経痛、なぜ起こるの?そもそも坐骨神経痛とはなんなのか?ということを確認しておきましょう。
source:https://pixta.jp/,出典:ItMama(イットママ)坐骨神経痛とは「お尻から太ももの裏側にかけて痛みがある」という症状を指す言葉であり、病気の名前ではありません。
坐骨神経は腰椎から分かれて出てきた神経がいくつか集まってできた太い神経で、上の図にあるようにお尻から太ももの後面に向かって走行しています。
そのどこかの部分に障害が生じている場合に「坐骨神経痛」と表現されます。
坐骨神経痛の原因としては、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)、梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)などいろいろな病気が考えられます(※1)。
しかし妊婦さんの場合は、やはり妊娠による身体の変化を抜きにして考えることはできません。
妊婦さんに坐骨神経痛が起こりやすい理由は?具体的には下記の3点が妊婦さんに坐骨神経痛が起こりやすい要因であると筆者は考えます。
(1)ホルモンの影響妊娠後期にはリラキシンなどのホルモンの分泌が増加する影響で、骨盤周囲の靱帯(じんたい)は緩みやすくなっています(※2)。
それらの影響で筋肉・腱・関節に過剰な負担がかかり坐骨神経を圧迫してしまう可能性があると言われています。
(2)体重の増加による姿勢の変化赤ちゃんがすくすくと成長し体重が増えてくるにつれて、ママの身体への負担も大きくなってきます。
お腹が大きくなってくると身体の前側に重心が移動しますので、バランスをとるために「反り腰」… : (骨盤を過剰に前傾した姿勢)になってしまうことが多くありま…>>123>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク双子妊娠発覚・母体はどう変化するの?妊娠時の注意点4つ妊婦さん必読!大震災から学ぶ「プレママ」がしておきたい6つの備え【妊娠中~後期】妊娠中の旅行・外出でのNG行動は?子宮口が開かない!臨月に入ってからの子宮頸管の変化って?出産って本来は痛くない!?海外で注目の「ヒプノバーシング」