心臓や脳の不調には“首わしづかみ”で循環の滞りを治そう
がんに次ぎ、日本人の死因の2位と4位を占めているのが、心臓疾患と脳血管疾患。
「“突然”というイメージがありますが、じつは多くの場合、前兆ともいえるサインがあります。
それが頭痛やめまい、いびき、夜中に何度も目が覚めるなどの症状です」そう教えてくれたのは、沖縄で“異色の歯科医”と呼ばれる宮城旺照先生。
「歯科医として歯のかみ合わせの不具合を治療・観察するうちに、睡眠中の歯の食いしばりなどによって“首がこる”と、首の左右両サイドにある血管(内頸静脈)が圧迫され、血液や脳脊髄液の循環障害が起こることがわかりました。
この“循環の滞り”こそが、先ほど挙げた頭痛やめまい、不眠の原因となり、そのままの状態が続くと、脳梗塞や心臓発作、さらには脳の機能障害のひとつである認知症にも向かいやすくなるのです」(宮城先生・以下同)つまり、心臓と脳の中間地点である首のコリをほぐし、血液や脳脊髄液がスムーズに流れるようになれば、原因不明と診断された多くの症状が改善され、心臓疾患や脳疾患の予防にもなるというわけだ。
首の左右のコリが原因で起こる不調には次のようなものがある。
■右側のコリ→ウツやパニック障害首の後ろの「右側」… : を流れる内頸静脈は左脳とつながっている。
ここが圧迫されると…>>12>>関連リンク紫色の人は要注意!舌にあらわれる「心臓・腎臓」の健康状態歯科医が伝授「歯茎と口臭」で血液の流れや精神状態がわかる石原慎太郎も実証!?“耳たぶのシワ”は脳梗塞のサインかも