一級建築士に聞く!「階段」で住まいは大きく変わる
上下階へ移動するための動線として、階段というものがあります。
この場所のデザインは住宅の内部を演出し、さらにはその個性をかたちづくる部分が大きいと私は考えています。
階段が住宅空間を決めると言っても過言ではないと思います。
このことは十年以上住宅設計の仕事に携わり、建築写真を撮られているカメラマンの撮影に立ち会ったり、自分で住宅の写真を撮影していて気がつきました。
特にそれは狭小住宅であればあるほど感じます。
といいますのも、たとえば狭小3階建て住宅だと、平面プランのパターンがだいたい決まってきます。
ですので、部屋同士の平面的な関係よりも階と階の断面的な関係が見せ場となり、そこに階段の存在が大きく関係してくることが多くなるのです。
さあ!階段という存在に着目しながら住宅空間をいっしょに見ていきましょう。
■鉄骨階段から生まれる開放感クライアントがこういう階段がいいと見せてくださる画像のほとんどは、鉄骨階段であることが多いです。
鉄骨階段は木製階段よりコストが高くなってしまいます。
しかしながら、やはり部材が木材ほどゴツくはならないので、デザインに軽やかさが生まれ、よりその置かれた空間に開放感を与えることができます。
… : また木とうまく組み合わせることで、仕上げの美しさ…>>123>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで! いろいろ揃ってます。
関連リンク一級建築士に聞く!まず「設計プラン」で何を見ればいいのか一級建築士に聞く!「設計者」の仕事って設計図を描くだけじゃない!?一級建築士に聞く!LDKは「一体開放型」と「間仕切り型」どっちがいい?一級建築士に聞く!「着替える場所」はどこが最適?