母子手帳は、いつどこでもらえる?手続き方法一挙解説!便利アプリも
妊娠がわかると、ママに交付される母子手帳。
しかし、検査薬で妊娠がわかってすぐにもらえるわけではありません。
もらいに行く時期や方法、「もしも」のときに役立つ情報まで、母子手帳にまつわる情報をお伝えします。
目次・母子手帳とは?・母子手帳の役割と歴史・母子手帳のメリット・母子手帳はいつもらえるの?・母子手帳のもらい方・自治体によってデザインはさまざま!・母子手帳には何を書くの?・おしゃれな母子手帳ケースも!・海外には母子手帳ってあるの?・こんな時はどうする?・母子手帳のアプリもある!・母子手帳を上手に使おう■母子手帳とは?©Emi-s-stock.adobe.com母子手帳の正式名称は「母子健康手帳」といいます。
社会情勢や保健医療福祉制度の変化、乳幼児身体発育曲線の改訂に応じて、その時代に合った様式に変化してきました。
日本で妊娠した女性であれば、役所に妊娠の届けを出した時点で手渡される母子手帳。
妊娠の届け出は、妊娠が判明してすぐの段階で行うわけではなく、産婦人科の診察で心拍の確認がされる6~10週頃といわれています。
病院から母子手帳の手続きをするように指示されることも。
母子手帳は、英語では「MaternalandChildHealthHandbook」と訳します。
しかし、アメリカをはじめ、英語圏には母子手帳がありません。
日本で妊娠・出産をする外国人には、外国語版母子手帳の準備をしている自治体であれば、外国語版母子手帳が交付されます。
■母子手帳の役割と歴史現在の母子手帳のはじまりは、昭和17年に始まった「妊産婦手帳」です。
現代の母子手帳と同様、届け出により交付され、保健所や医師、助産師による保健指導の結果を記載してもらうものでした。
妊娠や育児に関する必要物資の配給時にも使用されたそうです。
現在の母子手帳のように、乳幼児期から小児期までに期間が拡大されたのは、昭和23年のこと。
このときに「母子手帳」という名前に変更されました。
その後、昭和40年に制定された母子保健法に基づき、「母子健康手帳」に名称を変更。
現代に至るまで、何度か様式の改正が行われています。
妊娠中から乳幼児期までの健康が、母子手帳一冊で管理されることが、もっとも重要な意義です。
また、現代では妊娠中から乳幼児の子育てに関する情報が詰まった情報媒体としての役割も担っています。
■母子手帳のメリット妊産婦に交付される母子手帳。
当たり前のようにもらえるものですが、じつはさまざまなメリットがあるものなのです。
あらためて、母子手帳を持つことで得られるメリットについてチェックしてみましょう。
▼子育て支援サービスが受けられる©polkadot-stock.adobe.comまず、大きなメリットとして挙げられるものが、子育て支援サービスの提供です。
もっとも有名なものでは、妊娠中の「妊婦一般健診の助成」でしょう。
母子手帳とともに交付される助成券を提示すれば、出産までの14回の妊婦検診を公費で受診できます。
なお、診察料は病院によって異なり、助成券のみで足りるところもあれば、追加で費用の支払いが生じるところもあります。
そのほかに受けられるサービスには、子育て支援センターでの育児相談、妊娠中・出産後の自宅訪問、妊娠中に行われる妊婦教室への参加など。
自宅訪問とは、保健師や助産師が訪れるものです。
こうしたサービスは、各自治体により内容が多少異なります。
詳しくは、お住まいの自治体ホームページを確認してみてくださいね。
▼妊娠中から産後までの一貫した記録に母子手帳の意義のところでも紹介したとおり、母子手帳の最大のメリットは、妊娠中から乳幼児期にかけての健康記録を、コンパクトな一冊の手帳にすべて記せることでしょう。
出産時の様子から乳幼児健診、予防接種の記録などがすべてまとめられているため、異なる医療機関を受診しても、スムーズに子どもの状態を把握することが可能です。
©aijiro-stock.adobe.com成人したのち、子ども時代に摂取した予防接種の確認をしたいときにも、母子手帳を見れば一目瞭然。
予防接種は時代によって接種内容が異なるため、長きにわたって役立つものだといえるでしょう。
保護者が自由に書き込むページもあり、使い方によっては、育児日記としての役割も果たせます。
■母子手帳はいつもらえるの?母子保健法第15条では、妊娠した場合、妊婦は速やかに市町村長に妊娠の届け出を出さなければならないとされています。
しかし、妊娠検査薬の技術の向上により、現代ではいち早く妊娠が判明できるため、検査薬が出た時点で届け出る必要はありません。
各自治体のホームページにも、「医療機関での診察を受けたのち」と記載されているケースがほとんです。
届け出を出すタイミングは、病院で赤ちゃんの心拍が確認できたあとが一般的。
経過により多少の前後はありますが、9週頃には「次の健診までに届け出を出してきてくださいね」と指示されることでしょう。
■母子手帳のもらい方©naka-stock.adobe.com母子手帳は、日本で妊娠・出産を行う女性のすべてがもらえるものです。
もちろん、妊婦が10代であっても、未婚のシングルマザーであっても変わりません。
近年見られ始めた事実婚夫婦であっても、母子手帳は必ず交付されます。
▼必要なもの母子手帳の交付に必要なものは、「妊娠届出書」「マイナンバー確認書類」「本人確認書類」です。
「妊娠届書」には、主に以下のような項目を記入します。
妊婦の氏名、住所、生年月日、日中の連絡先現在の妊娠週数、分娩予定日妊娠の診断を受けた医療機関の名前、所在地、医師名マイナンバー医療機関から証明書をもらっている場合は、一緒に持っていきましょう。
母子手帳の交付に証明書は必要ではないとしている自治体もありますが、医療機関の所在地や医師名が記載されているため、届出書を記入する際の確認用としても使えます。
その他、妊婦自身が届け出書を提出する際は、自治体によってアンケートの記入をお願いされることもありますよ。
▼もらえる場所母子手帳の交付は、区市町村役場の窓口のほか、各保健センターで受け付けている自治体もあります。
交付場所・窓口名は自治体により異なるため、正確な情報はお住まいの自治体ホームページでご確認ください。
母子手帳とともに、父子手帳の交付を行っている自治体もありますよ。
▼代理人でももらえるの?妊娠初期には、つわりや切迫流産など、妊婦が絶対安静を指示されることもあります。
妊娠届出書の提出・母子手帳の受け取りは代理人でも可能です。
ただし、代理人が母子手帳の交付手続きに行く際は、妊婦による委任状、妊婦のマイナンバーが確認できる書類、代理人の本人確認書類が必要です。
… : ■自治体によってデザインはさまざま!母子手帳の…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク普段着アップデートならランバンオンブルー [PR]ベビーベッドはいつまで使う?おすすめ人気10選【折りたたみやミニサイズも】バウンサーの失敗しない選び方は?おすすめアイテム10選便利でおしゃれなおむつポーチが人気!選ぶポイントと人気ブランド10選ベビーバスのおすすめ!賢い選び方とタイプ別のメリット・デメリット




