「親を叩く・物を投げる子」のイヤイヤを加速させる、ママのNG対応は?
目次・なぜ2歳児は癇癪(かんしゃく)を起すのか・イヤイヤを加速させるママのNG対応・イヤイヤ期を経験しないと「あとで大変」なことに…!source:https://www.shutterstock.com/靴がうまく履けないからと放り投げたり、眠いからとママを叩いたり……。
イヤイヤ、反抗ばかり……。
わが子のこんな姿を見ていると「将来、暴力を奮う子になるのでは…」と心配になってきますよね。
そこで今日は、『1人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、イヤイヤ期の子どもが癇癪(かんしゃく)を起こす理由と、その対処法についてお話します。
なぜ2歳児は癇癪(かんしゃく)を起すのかこの世に生を受けて、何もかもが初めての体験をする0歳児は受け身の時代。
当然ですが、親に庇護されて育っていきます。
しかし、1歳くらいで立てるようになると、移動も自由自在。
さらに、2歳くらいになって言葉も喋れるようになってくると自己主張が始まります。
でも、子どもの身体はまだまだ未完成。
思うように手や口を動ごかすことはできません。
つまり、自分で靴を履きたくても上手く履けず、相手のおもちゃが欲しくても上手く伝えられません。
source:https://www.shutterstock.com/このように、やりたいことが上手くできないため、子どもはイライラして叩いたり、噛んだりというイヤイヤ期特有の行動を取るのです。
そこで、親が助けてやろうと手を出すと、できないくせに「私がやるの!」と怒り出します。
親から見ると“反抗”と捉えがちな行動ですが、これは反抗期ではなく“自己主張“ができるようになってきた証拠。
イヤイヤ期は誰しも必ず通る過程と大らかな気持ちで捉え、目くじら立てないことですよ。
イヤイヤを加速させるママのNG対応イヤイヤ期の子どもには大らかな気持ちで接することが重要なのですが、物を投げたり、ママを叩いたりするような暴力行為を全てOKとするわけにはいきません。
ですが、言い方によってはイヤイヤがさらに加速することもありますので、下記のような表現を心がけましょう。
source:https://www.shutterstock.com/【例1:癇癪を起してママを叩く場合】×「ママを叩くなんてなんて悪い子なの!」〇「痛いから叩くのはやめようね」【例2:スプーンを投げた場合】×「スプーン投げるなんてなんて、お行儀が悪いの!」〇「スプーンはごはんを食べる時に使う物だから、投げるのは良くないよ」… : 基本的には「叩くな」「スプーンを投げるな」という意味に違い…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク親がイライラする・怒鳴ることで「子どもの心」に及ぼす影響魔の2歳児ママは要注意!実はあなたも「育児ノイローゼ」かもしれない9つの兆候乳幼児期こそ気をつけたい!「好奇心の芽を摘む」親のNG対応3つ効果的だった!トイレトレーニング体験談とママの「ある作戦」子どもの心・足を育てる「ぞうり歩育」!土踏まずを形成しやすい理由