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がんや認知症につながるおそれも…「脊柱管狭窄症」の恐怖

「『脚にしびれや痛みがある』『長く歩くとつらい』、こうした症状は脊柱管狭窄症、もしくはその前兆かもしれません。

『もう年だから』と諦める前に、どんな病気なのか知っておくことが大事です」こう語るのは、参宮橋脊椎外科病院の大堀靖夫先生。

近ごろ、よく耳にする脊柱管狭窄症。

どんな病気なのだろうか?「脊柱管とは背骨に沿ってのびるトンネルのようなもので、中には神経が通っています。

加齢とともに脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、痛みやしびれが出るのです。

活動的なシニアが増えたことから、注目されている病気です」平均寿命が延び、超高齢社会を迎えた現代。

この症状に悩む人が急増しているようだ。

「腰痛はひどくなく、背筋を伸ばして立ったり、歩いたりすると、脚にしびれや痛みを感じるのが特徴です。

前かがみになるとラクになり、また歩けるようになる『間欠跛行』という症状を自覚して病院を訪れる患者さんが多いです」気がかりなのは脊柱管狭窄症が、運動機能が低下する「ロコモティブシンドローム」を招くことだ。

「問題は歩けなくなること。

体が動かしづらくなるため、ひきこもりがちになり、活動量が落ちるため筋力も低下します。

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