彼女の「○○すぎる」手料理への上手なクレーム9パターン
彼女が一生懸命作ってくれた料理には、なかなか文句を言えないもの。
とはいえ、極端に量が多すぎたり味が濃すぎたりするなら、機嫌を損ねない上手な言い方で、要望を伝える必要があるかもしれません。
そこで今回は、10代から20代の独身男性141名に聞いたアンケートを参考に「彼女の『○○すぎる』手料理への上手なクレーム」をご紹介します。
【1】量が多すぎる料理に「こんなに食べたら幸せ太りしてまうやろー!」「あくまでホクホク顔で『これは多すぎだよお』と困ってみせる!」(20代男性)というように、食べ切れないほどの料理を前に「嬉しい悲鳴」をあげる方法です。
「幸せ太り」などのポジティブな言い回しを使えば、クレームっぽさはさらに薄まりそうです。
【2】量が少なすぎる料理に「めちゃめちゃウマイ!おかわりないの?」「『おいしい!もっと食べたい!』って褒めまくったら、むしろ喜ばれるかも」(10代男性)というように、「味の良さ」を強調して、量に対する不満をカモフラージュする方法です。
実はそれほどおいしくなくても、高めのテンションで相手を乗せてしまいましょう。
【3】味が濃すぎる料理に「メシ何杯でもいけちゃいそうな味だね」「『酒が飲みたくなる』と言ったら、しょっぱいって気づいてもらえそう」(20代男性)というように、ごはんやお酒を欲して、味の濃さをアピールする方法です。
「ビールならあるよ」などと主旨を誤解されたら、今後のためにきちんと説明し直したほうがいいでしょう。
【4】味が薄すぎる料理に「この味付けは…俺の健康を気遣ってくれたのかな?」「『わざとだよね?』と確認するような感じだと、謙虚でいいのでは?」(20代男性)というように、「薄味なのは自分への思いやりだろう」と早合点してみせる方法です。
単に味付けに失敗しただけだとしても、とにかく味が薄いことはわかってもらえそうです。
【5】肉が少なすぎる料理に「肉を食ったほうが筋トレの成果が出やすいかも」「あくまでこっちの都合で頼む形にする」(20代男性)というように、個人的な理由を持ち出して、肉食の必要性を主張する方法です。
出任せを言っても効果はありそうですが、実際にトレーニングして成果を見せたほうが、喜んで協力してもらえるでしょう。
【6】甘すぎる料理に「おいしいけど、ごはんにはちょっと合わないかなー」「『これはこれでアリ!』と認めつつ自分の好みを伝えれば、批判っぽくならないと思う」(10代男性)というように、誰も悪者にならない言い方で自己主張する方法です。
「好みの問題だけど…」と相手に非はない前提で話すのがポイントかもしれません。
【7】品数が少なすぎる料理に「これに副菜が2品と味噌汁が付いたらもう完璧!」「『こうしたらもっとよくなるかも』と控え目に意見する」(20代男性)というように、アドバイスの中に注文を紛れ込ませる方法です。
ああしろこうしろと言うだけではムッとされそうなので、目の前の料理を十分褒めてから助言するとよさそうです。
【8】色彩が地味すぎる料理に「ばあちゃんの手作り弁当を思い出すわあ」「ストレートに『茶色っ!』とか言ったら睨まれるから、表現をぼかすとよさそう」(20代男性)というように、あえて伝わりづらい言い回しで、料理の特徴に気づかせる方法です。
勘のいい彼女の場合は、ほのめかす程度の表現から始めると安全でしょう。
【9】マズすぎる料理に「大丈夫!俺が作るものよりは多少マシ!」「料理が苦手だと聞いてたから、ウマイ!って喜ぶのは嘘くさい気がして…」(10代男性)というように、思い切って「おいしくはない」と認めてしまう方法です。
その上で彼女が励まされるような一言を付け加えれば、いい雰囲気で締めくくることができそうです。
低姿勢を心がけながら注文をつけるとよさそうです。
次のときに改善されていたら、忘れずに感謝の気持ちを伝えましょう。
(安藤美穂)【調査概要】期間:2015年4月7日から14日まで対象:合計141名(10代、20代の独身男性)地域:全国方法:インターネット調査Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2016年2月19日(金)