辻仁成さん、新刊は無戸籍児が主人公「子どもたちの未来を支えられるような小説を」
辻仁成さん日本屈指の歓楽街・博多中洲で生きる無戸籍の少年、蓮司。
蓮司に戸籍を持たせようと奔走する警察官の響、よき理解者であるテント暮らしの源太、蓮司を気にかける客引きの井島、食事を与えてくれるスナックのママ・康子、中洲に暮らす同い年の緋真――。
辻仁成さんの最新刊『真夜中の子供』は、土地に根づいた人々の温かさによってたくましく成長していく蓮司の姿を描いた群像劇だ。
■日本の子どもたちの未来を支える小説「僕はフランスに住んでいるのですが、小学校を卒業するまでは親に登下校の送り迎えが義務づけられていたりなど子どもがしっかりと守られているんです。
それだけに日本の児童虐待のニュースが信じられない。
子どもは日本の未来ですから、僕はその子どもたちの未来を支えられるような小説を書きたいと思いました」『真夜中の子供』の初出は、河出書房新社の文芸誌『文藝』。
実は、辻さんは20代のころ、『文藝』に小説が掲載されることを夢見ていたそうだ。
「そのころの僕は、まだ作家ではありませんでした。
でも、ひょんなことから知り合った当時の『文藝』の編集者に誘われて、編集部に遊びに行ったことがあったんです。
“ここで小説を書きたいなぁ”と思っているうちに集英社の新人賞を受賞し、いろいろな出版社から本を出せるようになりました。
… : でも、河出書房新社とは縁がなかったんです。
いつか『文藝』で…>>12345>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!100均おしゃれ収納アイデア!部屋・キッチン・クローゼット・棚をすっきり整理家の中には部屋ごとに収納の悩みがたくさんありますよね。
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