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ゆで卵は冷凍できる?長期保存のポイントからアレンジ方法まで解説!

ゆで卵を長期保存したいときは、冷凍保存がおすすめです。

ゆで卵を冷凍すると保存期間が延びたり、時間調理ができたりといったメリットがあります。

食べきれないゆで卵は冷凍して、おいしく食べきりませんか?ゆで卵の冷凍方法と活用レシピを紹介します。

©︎https://pixabay.com/目次 [開く][閉じる]■ゆで卵は冷凍してもおいしい?■ゆで卵を長期保存するポイントと賞味期限■ゆで卵を冷凍するメリットとは■冷凍したゆで卵の解凍方法■ゆで卵以外に生卵を冷凍卵にする方法も■【形態別】冷凍ゆで卵を活用出来るレシピ■ゆで卵は冷凍しておいしく食べよう!■ゆで卵は冷凍してもおいしい?たくさんゆで卵を作って余った場合、「冷凍保存しようかな」と思うことがありますよね。

しかし、冷凍保存して大丈夫な食材がある一方で、冷凍保存をするのはNGな食材があります。

ゆで卵は冷凍保存しても大丈夫なのでしょうか。

まずは、ゆで卵の冷凍について基本的な情報をチェックしていきましょう。

・加熱すると雑菌に弱くなる©︎https://pixabay.com/「卵は生よりもゆでた方が長持ちするのでは」と思いがちですが、実はそうではないと言われています。

生卵の方が日持ちする理由として挙げられるのが、卵白。

生の卵白には雑菌が増殖するのを防ぐ成分が含まれているとされています。

これは、卵の中にいるヒヨコを守ためのものです。

しかし卵白に火を通すと、雑菌の増殖を防ぐ成分は失われてしまいます。

そのため、ゆで卵は生卵よりも保存期間が短くなるのです。

ゆで卵を冷蔵庫で保存していると、いつの間にか劣化していることも考えられるので気をつけてください。

・そのままの場合は黄身だけならOK©︎https://pixabay.com/「ゆで卵がたくさん余っているから、冷凍保存をしよう」と思ったときに気をつけておきたいのが、白身と黄身の違いです。

黄身だけを冷凍した場合は、解凍した後も特に食感は変わりません。

冷凍する前と同じような状態で味わうことができます。

一方で白身は、冷凍してから解凍すると内部の水分が抜けてしまいます。

水分が抜けた状態の白身はスポンジ状になり、おいしくありません。

冷凍前の状態に復活することはないので、ゆで卵を丸ごと冷凍するのはやめておきましょう。

・冷凍した黄身は「離乳食」にも©︎https://pixabay.com/離乳食作りは、何かと手間がかかって大変です。

1から作っていると時間が足りなくなり、追い詰められてしまうこともあるでしょう。

そんなときに役立つのが冷凍ストックです。

一度にまとめて冷凍ストックを作っておけば、離乳食作りに役立てられます。

ゆで卵の黄身を冷凍保存しておくと、離乳食に栄養をプラスしたいときに活躍してくれるはず。

おかゆやスープなど、いろいろな離乳食に加えられます。

ただし赤ちゃんはアレルギーがある場合が考えられるので、初めて卵を食べさせるときは注意してください。

アレルギーがないことを確かめてから、本格的に卵を取り入れていきましょう。

・フィリングなら長期保存が可能黄身だけ冷凍すると、余った白身の処理に困ってしまいます。

そのため、「ゆで卵を冷凍したいけど、白身がおいしくなくなるならやめておこうかな…」と思っている人もいるはず。

そんなときは、フィリングにするのがおすすめです。

ゆで卵を細かく潰してフィリングにすれば、白身の食感が変わってもほとんど気になりません。

たくさんのゆで卵も、フィリングにすると消費しやすくなります。

卵サンドイッチや卵サラダなど、いろいろなレシピで活用できるのもフィリングの嬉しいポイント。

なるべく長期保存をしたいと思ったら、卵フィリングを作って冷凍庫に入れてみてください。

■ゆで卵を長期保存するポイントと賞味期限©︎https://pixabay.com/「ゆで卵を長期保存しよう!」と思ったら、ポイントを押さえておくことが大切です。

どのような点に気を付ければ長期保存できるのか把握しておくと、冷凍保存しやすくなります。

ここからは、「フィリング」「タルタルソース」「殻付きのまま」の3タイプに分けて長期保存するポイントと賞味期限を紹介します。

お好みの方法に合わせて、ゆで卵を長期保存しましょう。

・フィリングを冷凍する場合卵のフィリングを作る際は、しっかりと中まで火を通すことが大切です。

半熟の状態だと、冷凍したときに劣化しやすくなります。

また、食感が変わる原因にもなるので気をつけてください。

固ゆで卵を作ったら、包丁で細かくカットします。

しっかりと細かくカットすることで、解凍したときに白身の食感が変わってもわかりにくくなるのがポイントです。

細かくカットしたゆで卵を冷まし、マヨネーズと塩胡椒を混ぜて調味します。

卵が熱いままマヨネーズを入れると油分が溶ける原因になるので気をつけましょう。

フィリングができあがったら、1食分ずつ小分けにします。

ラップに包んでジッパー付き保存袋に入れ、冷凍保存したら完了です。

冷凍卵フィリングの保存期間は、1ヶ月ほど。

長期間の保存に向いていると言えるでしょう。

・タルタルソースにして冷蔵する場合©︎https://pixabay.com/タルタルソースは魚のフライやソテーにかけたり、グラタンにアレンジしたり、さまざまな方法で使えます。

冷蔵保存してすぐ使えるようにしておけば、便利です。

そんなタルタルソースを作るためには、フィリングと同じように卵を固ゆでにします。

固ゆでにした卵は、細かくカットして冷ましてください。

みじん切りにしたキュウリのピクルスと玉ねぎを加え、マヨネーズや塩胡椒で味を整えたらタルタルソースの完成です。

保存容器に入れて冷凍庫で保存しましょう。

冷蔵保存した場合、タルタルソースは1週間ほど日持ちします。

・殻付きのまま冷蔵庫で保存する場合©︎https://pixabay.com/ゆで卵をそのまま保存するときは、冷蔵庫に入れるのがおすすめです。

このときに大切になるのが、殻はむかないということ。

殻をむくと手についた雑菌が卵の表面に付着し、劣化の原因になります。

殻付きのまま保存容器や保存袋に入れ、チルド室に入れると良いでしょう。

チルド室は温度を一定に保ちやすいので、保存に適した場所といえます。

冷蔵庫で保存した場合は、3日ほど日持ちします。

ちなみに生卵の冷蔵保存期間は2週間ほどが一般的です。

この違いからも、生卵の方が日持ちすることがわかりますね。

■ゆで卵を冷凍するメリットとは©︎https://pixabay.com/ゆで卵は冷凍保存すると便利と言われていますが、どのような点にメリットがあるのでしょうか。

続いては、ゆで卵を冷凍保存するメリットについて見ていきましょう。

冷凍保存には、さまざまなメリットがあるようです。

・賞味期限が延ばせる一番のメリットとして挙げられるのが、賞味期限を延ばせるということです。

冷蔵庫でゆで卵を保存した場合の日持ちは3日ほどなのに対して、冷凍保存した卵フィリングの保存期間は1ヶ月。

冷蔵と冷凍とでは、かなりの差があることがわかるのではないでしょうか。

ゆで卵を無駄にすることなく食べ切りたいときは、冷凍保存が適しているといえます。

・調理時間の短縮©︎https://pixabay.com/卵フィリングを毎回1から作ろうとすると、卵をゆでたり、調味をしたり、いろいろな手間がかかります。

一度にまとめて作っておけば、こうした手間がなくなり気軽に使えるようになるのが魅力です。

時短調理のために、フィリングを冷凍保存してみてはいかがでしょうか。

・卵が安いときにまとめ買いがしやすい©︎https://pixabay.com/スーパーで卵が安売りされていると、「まとめ買いしたい!」と思うはず。

しかし、大量に卵を買っても余ってしまうことがほとんどです。

そんなときも冷凍保存がおすすめ。

まとめ買いした卵も、フィリングにして冷凍しておけば長期保存できるので食べ切れるはずです。

■冷凍したゆで卵の解凍方法冷凍したゆで卵を解凍する場合には、注意が必要です。

間違った解凍方法だと、ゆで卵の味が落ちてしまうことがあります。

おいしさをキープしたまま解凍する方法をチェックしていきましょう。

・電子レンジ解凍はパサパサに©︎https://pixabay.com/冷凍した後のゆで卵を電子レンジで解凍するのは、おすすめできません。

電子レンジで加熱する過程で水分が抜け、パサパサとした食感になりやすいです。

おいしさが半減してしまうため、電子レンジは避けておきましょう。

・冷凍ゆで卵は自然解凍がベストおいしく食べたいときは、自然解凍が適しています。

常温だと雑菌が繁殖する可能性があるため、冷蔵庫で解凍するのがおすすめです。

だいたい3〜4時間ほどで解凍できるので、使う予定があるときは冷蔵庫に移しておきましょう。

■ゆで卵以外に生卵を冷凍卵にする方法もゆで卵ではなく、生卵を冷凍する方法もあることをご存知ですか?冷凍した生卵は、普通の生卵とは少し違う状態になるようです。

冷凍生卵についても、詳しくチェックしてみましょう。

・加工せず保存期間が延ばせる生卵の場合は、殻付きのまま冷凍庫に入れてOKです。

ゆで卵のようにフィリングに加工する必要はないので、気軽に冷凍保存できるのが嬉しいポイント。

冷凍庫に入れると1ヶ月ほど日持ちするので、保存期間を延ばしたい場合にも役立ちます。

・黄身の食感・味わいが変わる冷凍後に解凍した生卵は、普通の状態と比べて食感が変わります。

黄身はもっちりとした食感になり、通常より濃厚な味わいに。

ご飯に乗せて醤油をかけていただくのがおすすめです。

一方、白身はサラサラとした状態になります。

白身に関しては、スープやお味噌汁に入れていただくと良いでしょう。

・1つの卵で2つの目玉焼きが出来る©︎https://pixabay.com/冷凍した生卵の面白いところは、1つの卵で目玉焼きが2つできるということ。

固まった状態で卵を半分にカットし、そのままフライパンで焼きましょう。

お好みの加減まで火を通したら、ミニサイズの目玉焼きができあがります。

■【形態別】冷凍ゆで卵を活用出来るレシピ©︎https://pixabay.com/冷凍したゆで卵は、いろいろな方法で活用できます。

おいしく食べきるために、おすすめのゆで卵レシピをチェックしてみましょう。

・【そのまま】味付け玉子ゆで卵は、味付けをしてから冷凍すれば食感が損なわれるのを防げます。

めんつゆと醤油、オイスターソースを混ぜ合わせ、卵を漬けましょう。

一晩漬けたら冷凍庫に保存して完了です。

食べたいときに解凍すれば、おいしい味付け卵をいただけます。

・【フィリング】サンドイッチ・パン©︎https://pixabay.com/卵のフィリングは、サンドイッチやパンに使うのがおすすめ。

フィリングを解凍してから、トマトやキュウリ、レタスと一緒にパンではさみましょう。

ブランチやランチにぴったりな一品になります。

・【タルタルソース】肉・魚のソース©︎https://pixabay.com/タルタルソースは、ソテーした肉や魚との相性がバッチリ。

魚の場合、特に白身魚との相性が良いです。

塩胡椒して焼いた肉や魚にタルタルソースをかければ、簡単に洋食メニューができあがります。

・【うずら】中華おこわ冷凍したうずらの卵は、中華おこわにしてみましょう。

餅米に豚肉や人参、うずらなどお好みの具材を加え、炊飯器にセットします。

めんつゆを加えてから水を入れ、炊飯をスタート。

炊き上がったら全体を混ぜて完成です。

■ゆで卵は冷凍しておいしく食べよう!©︎https://pixabay.com/賞味期限が短いゆで卵は、工夫をすることで長期保存が可能になります。

冷凍したゆで卵は好みのレシピでアレンジして、おいしく食べ切ってくださいね。

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