「私からアプローチする資格なんてない」って本当?【トイアンナのしくじり恋愛】
こんにちは、トイアンナです。
私は自分からガンガン口説くタイプ。
ですから「私からランチにさそうなんてできない」「見つめているだけでいい」といったご相談をうかがうたびに「私が代わりに告白しちゃろうか」と腕まくりをしています。
私が前のめりに彼へ迫って「やばいバツイチが来た」って思わせてから、あなたが真の告白者として登場すればきっとギャップで付き合いたくなると思いますし。
とはいえ、なぜ自分からアプローチできないんでしょうか。
そこは深掘りする価値があると思うんです。
writer:トイアンナ私から言いよる資格なんてない、と恋をあきらめてきた実は私、自分からアプローチできない女でした。
初恋は小学校6年生。
友達として話している子を、自然と好きになりました。
けれど「そこから先」へ行けなかった。
二人きりで遊ぼうとか、どこか行こうよなんてとてもじゃないけど言えなくて。
その子が休みの日に、じっと空いた机を見ているだけ。
もちろん恋は叶わず、そのまま終わりを迎えました。
そのとき、強烈に抱いていたのは「私なんかが好きなんて思ったら、相手に迷惑だろう」「私にはこの人を好きだと伝える資格がない」という感情。
私はクラスでモテてる女ではありませんでした。
むしろ「ブス」「ばい菌」といじめられたこともあります。
だから私から好意を寄せられても、迷惑だろうとしか思えなかったのです。
告白されたら、ほとんどの男性は嬉しがるでも、いざ年をとってびっくりしました。
男性って、めったに他人から告白されないのです。
「恋は男から伝えるもの」という意識があるせいか、女性から言い寄られる男性ってごく一部のモテ男子だけ。
ですから男性にとって、女性からの告白は99%が「嬉しい」もの。
残り1%はその前からストーキングされていたとか、前からハッキリ拒絶していたのに付きまとわれたといったごく一部の事例です。
つまり、まだ一度もアプローチしていない段階では嫌がられようもありません。
むしろ告白された男性のリアクションを見ていると、「すぐ告白してあげたほうがよかったんじゃないか?」とすら思えます。
ウキウキとLINEで報告してくる人、「モテ期が来ちゃった……」と服を買ったりヘアサロンへ行ったりする人、ひとりで悶絶してベッドでじたばたする人。
とにかく「告白される」というのは男性にとって大きなイベントなのです。
相手のために、「好き」を見せよう逆に言うと、あなたが勝手に「人を好きになる資格なんてない……」とモヤって諦めるなら、彼の幸せを握りつぶしているのと同じこと。
「どうせ振られても、彼に「モテた」という記憶をあげられるからいいや」くらいに思ったら、少しは楽になりませんか。
付きまといでもしない限り、人の好意は嬉しいもの。
だからランチにでも誘ってあげてください。
私が誘い損ねたデートの分だけ、幸せにおなりなさいよ。
万が一振られたら、一緒にお酒飲もうね。
さあ、行ってらっしゃい。