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「ブドウ」でポリフェノールをとる方法

ワインを飲むとポリフェノールがとれるというのは有名ですよね。

では、ワインのもとになるブドウを食べてもポリフェノールはとれるのでしょうか?実は、ポリフェノールは皮とタネに含まれるものになり、実にはほとんど含まれません。

たとえば、岡山県産の巨峰の皮と実のポリフェノール量を分析した結果によると、皮にはポリフェノールが約103mg含まれるのに対して、実には約0.5mg(g中)と大きな差がある結果となっています。

つまり、ブドウでポリフェノールをとるなら皮まで食べられるものを選んだほうがよいということになります。

またワインであれば白ワインより赤ワインのほうがポリフェノールが多いといわれるように、ポリフェノールは色が濃いブドウに多く含まれますので、ブドウも色が濃いものを選ぶとよいでしょう。

ということで、皮ごと食べられる品種で有名なものには、白ブドウのシャインマスカットや黒ブドウのナガノパープルがありますが、色が濃いナガノパープルのほうがよりポリフェノールを期待できます。

今回のレシピは、このナガノパープルを皮ごと入れたサラダです。

ドレッシングはブドウを原料としているバルサミコ酢を使えば相性もばっちり!写真では秋らしさを出すために蕪を入れていますが、自分では、この蕪の白色と黒ブドウのコントラストが気に入っています。

■ブドウサラダレシピ制作:管理栄養士 長有里子<材料 中皿1皿分>野菜(お好みのもの) 1皿分ブドウ(ナガノパープル) 3個 バルサミコ酢 小さじ1 オリーブ油 小さじ1 塩 少々 ハチミツ 少々<作り方>1、野菜はひと口大、ナガノパープルは半分に切る。

2、<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせ、(1)を和える。

参考)岡山産ぶどうに含まれるポリフェノールの分析(岡山理科大学紀要A自然科学)https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201102259501026712ぜひサラダでもフルーツを活用してみてくださいね。

※ハチミツは1歳未満の乳児には与えないでください。

乳児ボツリヌス症にかかる場合があります。

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