おいしい紅茶を入れるためのティーポットの選び方&使い方!
忙しい日常のなかで、おいしい紅茶を飲むとほっと気持ちが安らぎますよね。
紅茶はティーバッグでも気軽に楽しむことができますが、茶葉から入れるとよりおいしくて本格的な味を楽しむことができます。
このときに大切なアイテムが「ティーポット」です。
今回の記事では、自宅でおいしい紅茶を入れるためのティーポットの選び方、そしてティーポットを使って紅茶を入れる基本的な手順をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
■ティーポットの選び方@https://www.foodiesfeed.com/まずはおいしい紅茶を入れるために大切なティーポットの選び方をご紹介します。
ティーポットの形状、初心者の方におすすめの素材、ティーポットに茶葉をこすための茶こしが必要かどうかについて解説していきます。
・形は丸形を選ぶティーポットの形についてですが、「丸形」のものがおすすめ。
理由は、紅茶をおいしく入れるためのコツにあります。
ティーポットに茶葉を入れてお湯を注いだときに、茶葉がお湯の中で上下に浮き沈みをする「ジャンピング」という現象を起こすことが、紅茶をおいしくいれるにはとても大切なのです。
このジャンピングが起こりやすいのは、ポットの中でお湯の対流が起こりやすい「丸型」のティーポット。
よりおいしくて香り高い紅茶を自宅でいれるためには、丸型のティーポットを選びましょう。
@https://www.foodiesfeed.com/・おすすめ素材①磁器ティーポットの素材にもいろいろなものがあります。
おすすめのものをいくつかご紹介しますね。
おすすめ素材のひとつめは「磁器」。
他の素材と比べると、そのとろんとした手触りからもわかるよう厚みがあるティーポットです。
そのため紅茶をいれたときに保温性が高いことがメリット。
長い時間、温かくておいしい紅茶を楽しめます。
また、ティーカップの柄と合わせて作られた磁器のティーポットが販売されていることも多いので、来客用の食器としても統一感があってかわいらしいです。
デザインが凝ったものも多く、おしゃれで自分の好みにあった柄を選べるというところも磁器のティーポットの良い点です。
・おすすめ素材②ガラスおすすめの素材ふたつめは「ガラス」のティーポット。
透明なので、お湯を入れたときの茶葉の動きが見えやすいですし、どのくらいの濃さで紅茶を抽出できているか状態をチェックできるところがメリットです。
紅茶をおいしく入れるために大切な「ジャンピング」も、このガラスのティーポットだとよく観察できます。
ただしガラスのティーポットは、他の素材と比べると冷めやすいのが欠点。
この欠点をカバーするためには、ティーポットにかぶせるティーコージーを使うと良いです。
ポット内の茶しぶ汚れ、表面の水垢が目立ちやすいので、こまめにお手入れをする必要があります。
しかし初心者でもおいしい紅茶が入れやすいので、おすすめの素材といえます。
@https://www.foodiesfeed.com/・鉄器や陶器は上級者向けその他、鉄器や陶器でできたティーポットも多く販売されていますが、こちらの素材はちょっと紅茶上級者向け。
たとえば鉄器のポットは、重厚感があっておしゃれではありますが、お手入れが難しい、独特の金属の匂いが紅茶に出てしまいやすいなどのデメリットがあり、初心者にはおすすめしません。
またガラス製と同様に、お湯の温度が冷めやすいという性質もあります。
中国茶を入れるときによく使われる陶器のティーポットの場合は、茶器に香りや味が染み込みやすいので、いろんな紅茶を楽しまれる方には使いにくい可能性があります。
紅茶やお茶上級者の方のなかには、この香りや味が染み込みやすい性質を使って、自分にあった独特の風合いになるようにティーポットを育てるということもできるそう。
初心者には上手に扱うのは、難しいかもしれません。
これまでティーポットの素材についていくつかみてきましたが、初心者の方には、「磁器」もしくは「ガラス」でできたティーポットをおすすめします。
@https://o-dan.net/ja/・茶こしつきと茶こしなし、どちらが良い?お次は、「茶こしつき」と「茶こしなし」のどちらのティーポットが良いかについて解説します。
茶こしのつき方としては、いくつかあるかと思いますので、それぞれご紹介しますね。
まずティーポット本体の注ぎ口などに茶こしがついているタイプについて。
茶こしを準備する必要がないので、手間がかからないと思われるかもしれませんが、紅茶の茶葉の大きさによっては茶こしが詰まって注ぎにくかったり、茶こし部分の掃除がしにくく、使っているうちに紅茶の味が落ちてしまう可能性があるため、あまりおすすめしません。
お次は、取り外しができる茶こしのカゴがついているティーポットのタイプについてです。
この茶こしは、緑茶を入れる場合などはとても便利ですよね。
ただ、紅茶をおいしく入れるコツは、繰り返しになりますが茶葉がティーポットのなかで十分に広がり、上下に動くジャンピングをしながら紅茶の成分がお湯に抽出されること。
ティーポットについている茶こしを使ってしまうと、茶葉が広がりにくく、ポットの中で動くのを妨げてしまうんです。
そのため、おいしい紅茶を入れるには茶こしがついていないティーポットを選ぶのが吉。
抽出した紅茶をカップに注ぐときに、ハンディータイプの茶こしで茶葉をこしたり、後ほど述べるサーブ用のポットに移し替えて楽しむことをおすすめします。
■紅茶をおいしく入れるためのティーポットの使い方@https://www.foodiesfeed.com/自分好みのティーポットをゲットしたら、お次は紅茶をおいしく入れるためのティーポットの使い方のポイントをご紹介します。
・使う前にお湯を入れて温めておく意外と見落としがちなことが、この「ティーポットを使う前にお湯を入れて温めておく」こと。
おいしい紅茶をいれるには、高い温度の中で抽出することが大切なんです。
沸騰したお湯を使うことはもちろんですが、お湯を入れるティーポットの温度が冷たい状態になっていると、お湯をポットに入れたときに温度が下がってしまいます。
このことを防ぐため、お湯を沸騰させているあいだに、ティーポットにお湯を入れて温めておきましょう。
・お湯はポットいっぱいに入れるおいしい紅茶を作るには、何度も繰り返しになりますが、ティーポットの中で紅茶が上下に動く「ジャンピング」という現象が重要です。
丸型のティーポットをせっかく買っても、ポットの半分くらいしかお湯を入れないと、このジャンピングが起こりにくくなってしまいます。
そこでお湯を注ぐときには、ティーポットいっぱいに入れるようにしましょう。
もちろんこのときに茶葉が少ないと薄味になってしまいますので、購入したティーポットにお湯をいっぱいに入れることを想定して、紅茶葉の量を計算すると良いですね。
このため、ティーポットを購入するときには、その容量にも気を配るようにしましょう。
@https://www.foodiesfeed.com/・最後の一滴まで注ぎきるそのほか、気をつけたいことはティーポットに入れて抽出した紅茶は、「最後の一滴まで注ぎきる」こと。
ティーポットに入っている最後の一滴は「ゴールデンドロップ」といわれ、紅茶のおいしい香りと味がぎゅっと凝縮されているんです。
このおいしさを逃さないために、最後の一滴まで注ぎきるようにしましょう。
・抽出用とサーブ用、2つあると便利ジャンピングを起こすためには、茶こしがついていないティーポットがおすすめと、さきほどご紹介しました。
でも茶こしがついていないと心配になるのが、飲んでいるあいだに茶葉がティーポットのなかで抽出されすぎてしまい、紅茶の渋みが出てしまわないかということです。
そこでおすすめなのは、「抽出用」と「サーブ用」の2つのティーポットを用意することです。
まず抽出用のティーポットで、茶葉をジャンピングさせながら紅茶を抽出し、抽出時間を守っておいしい紅茶を入れます。
その後、ハンディータイプの茶こしを使ってサーブ用のティーポットに入れ替えます。
そうすることで、ゆっくりとティータイムを楽しんでも、渋みが出ることなく最後までおいしい紅茶を味わえます。
ティーポットを2つ用意するとちょっと手間はかかりますが、お店のようなおいしい紅茶を自宅で楽しむには、ぜひ検討してみてください。
■基本の紅茶の入れ方@https://www.foodiesfeed.com/最後は、ティーポットを使ったおいしい紅茶の基本の入れ方をご紹介します。
・汲みたての水道水を沸かすまずは、やかんでお湯を沸かしましょう。
このときにもちょっとしたコツをおさえるとおいしい紅茶をいれられます。
それは、「汲みたての水道水」を使うこと。
なぜ汲みたてがいいかというと、水に空気を多く入れられるためです。
空気が多く含まれた水を沸騰させると、大きな泡ができやすく、ティーポットに注いだときにジャンピングが起こりやすくなります。
やかんに勢いよく水道水を入れて、空気をたっぷりと含ませるとなお良いです。
ミネラルウォーターを使った方がいいのかなあと悩まれる方もいるかと思いますが、軟水の日本の水道水は紅茶を抽出するのにぴったりなんです。
水道水をそのまま使うことで、香り高い紅茶を簡単に楽しめますよ。
水道水の匂いが気になるかたは、蛇口に浄水器をつけるなどすると、改善するかもしれません。
ミネラルウォーターをどうしても使いたい場合には、水道水をちょっと混ぜると紅茶を抽出するのに合う水になります。
・量った茶葉と100度のお湯をポットに入れるお次は、あらかじめお湯で温めておいたティーポットに、茶葉を量って入れます。
このときは、ティーポットにたっぷりお湯を入れることを想定して茶葉の量を計算しましょう。
やかんのお湯をチェックし、10円玉くらいの大きさの泡がぽこぽこと出てくる状態になったらお湯が100度になっています。
この状態になったことを確認したら、お湯をティーポットに注ぎましょう。
ゆっくりと注ぐと温度が下がってしまいますので、あらかじめポットをやかんの横においておき、手早く注ぐとベストです。
@https://www.foodiesfeed.com/・ポットに蓋をして蒸らすポットにお湯を注いだあとは、すぐに蓋をして茶葉を蒸らします。
抽出時間は、茶葉の種類・大きさによって異なりますので、茶葉のパッケージに書いてある時間を守って蒸らしましょう。
細かめの茶葉だと2〜3分、大きい茶葉のサイズのものだと4分程度かかります。
もし、ティーポットカバーであるティーコージーがあればこの蒸らし時間のときにかぶせると、温度が下がりにくく、高い温度で紅茶を抽出できるのでおすすめです。
・茶こしを使ってカップにそそぐ抽出時間が終わったら、ティーポットの蓋を開け、スプーンで軽く混ぜてポット内の紅茶の濃さのムラをならします。
その後、ハンディータイプの茶こしを使ってカップ、もしくはサーブ用の別のティーポットに注ぎましょう。
このときは、ポット内の最後の一滴「ゴールデンドロップ」まで注ぎきるように注意してください。
■自宅でお気に入りのティーポットを使い、おいしい紅茶を!以上、おいしい紅茶を入れるためのティーポットの選び方、茶葉とティーポットを使って自宅でおいしい紅茶を入れる方法についてご紹介しました。
ちょっとしたコツをおさえるだけで、いつもよりもぐっとおいしい紅茶を入れることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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