【恋愛相談】「マッチングアプリでいい人となかなか出会えません」ほか2つ
どうもあかりです。
さて、ハウコレで不定期にお届けさせていただいている、恋愛相談記事です。
今回は、タイトルの「マッチングアプリでいい人となかなか出会えません」とのご相談のほか、「片想いをしている人がいますが、どうやってアプローチしたらいい?」、「俺モテるアピをしてくる彼氏。
何を求めてる?」の3つのご相談にお答えしていきたいと思います。
では早速参りましょう。
writer:遣水あかり「マッチングアプリでいい人となかなか出会えません」「彼氏が欲しくて、最近マッチングアプリを始めてみました。
何人かの男の人とデートしましたが、なかなか『この人だ!』って思えるようないい人に出会えない気がします。
やっぱり、マッチングアプリよりも日常的な出会いの方がいいのでしょうか?」(アパレル/24歳)ご相談ありがとうございます。
最近、この種のお悩みは少なくありません。
少し厳しい内容になってしまうかもしれませんが、ご相談者さま(そして同じような悩みを抱える多くの女性)のためを思って書きますので、読んでいただけたらと思います。
マッチングアプリの落とし穴:「比べる」マッチングアプリを使っていて、「あまり思うようにいかないな~」と感じている人は、男女限らず少なくありません。
そういった人は、多くの場合、異性を「比べる」方法によって、「いい人」を探そうとしてしまっています。
比較によって「いい人」を見つけようとするとき、人はどうしても条件やスペックを見てしまいます。
年収とか職業とか、身長とか顔とか、趣味とかそういう客観的で、「他の人と比べること」が可能な要素。
しかし、「比較」によって誰かを愛することは絶対にできません。
恋愛は、フリマアプリやネットショッピングじゃないのです。
比べながら「いい人」を見つけようとしているときの「いい人」とは、「他の人よりも優れている」という意味になってしまっているはずです。
しかしこれではいつまでも目移りして、決め手がない。
だってイケメンだと思ったらフリーターで、商社マンだと思ったら顔は微妙で……みたいに、みんな一長一短あるのが人間だから。
あなたの顔は石原さとみ似で、性格は超モテかわ小悪魔で、料理はプロ級で、英語も話せますか?「比較」で愛される自信はありますか?私はありません。
買い物みたいに画面をスワイプしながら「この人はここがいいけど、これがダメ」みたいなことをやっているから、「いい人がなかなか見つかりません」という状態になるのです。
「デートが楽しいか」愛に必要なのはこれだけただスクリーン上で右に左にスワイプをしているだけのおままごとに終始せず、きちんと男性とのデートに臨んでいるのは、ご相談者さまの偉いところだと思います。
恋愛の基本は、とにかくデートをすること。
そして「いい人」かどうかの基準は「デートが楽しいかどうか」、これだけです。
別に複数の男性と並行をしてデートをしてもいいですが、結果を急がないこと。
ゆっくりと「この人が自分にとって『いい人』になる可能性がある人」かを確かめること。
今までの人生で「初対面で好きになった」なんてことはあんまりないはずです。
マッチングアプリをやったからって、1回目のデートで好きになれるように脳の仕組みは変換されたりしません。
「比べる」マインドでデートに臨むと、「いい人かどうかは1回試せばわかる」と勘違いしてしまうので、そこが良くありません。
何人の人とメッセージを交換してようが、デートしてようが、必ず基準は、「他の人よりもいいか」じゃなくて「デートしていて楽しいか」です。
こうすれば、間違いませんし、ちゃんとそのうち「いい人」が見つかります。
*誤解されたくないのですが、私自身はマッチングアプリに反対じゃないし、むしろ大賛成です。
なんだかんだ言って「出会いの分母が多い」のはすごくいいこと。
ですがそのせいで「比べる」という落とし穴にハマりやすいのが注意点。
「いい人」の見つけ方は、職場や学校でも、マッチングアプリでも一緒で、「デートしてて楽しいか」「ドキドキするか」これだけです。
「片想いをしている人がいますが、どうやってアプローチしたらいい?」「今好きな人がいて、仲良くなりたいのですが、どうやってアプローチしたらいいか分かりません。
何かいい方法はありませんか?」(公務員/26歳)ご相談ありがとうございます。
男性でも女性でも、「好きな人にどうやってアプローチをしたらいいか分からない」というご相談は少なくありません。
ですが、こういう人のケースでは「アプローチ」の意味をはき違えてしまっていて、それが恋の前進の妨げてしまっていることが少なくありません。
そこで少し、「アプローチ」という言葉の意味についてまずは考えてみましょう。
「アプローチ」=「相手が自分を好きかどうか確かめること」になってしまっていないかご相談者さまが、いったいどんなふうに、どんなことをして好きな人に「アプローチ」をしているのか分かりませんが、私なりに推測を立ててみますと……。
きっと、「今日は何したの?」「やっと暖かくなってきたね~!」みたいなLINEを送って、相手からデートに誘ってもらえるように仕向けたりしているんじゃないでしょうか。
それは、「アプローチ」ではありませんよ。
「アプローチされようとしている」だけでしょう?「アプローチ」とは、その言葉のとおり、「自分から相手に近づいていくこと」です。
当たり障りのないLINEを送ったりして相手の気持ちを量ろうとしていることを「アプローチ」とは呼びません。
「牽制球を投げている」だけ。
まだ好きでもない女性から、「今日何食べた?」「好きな食べ物は何?」とか、当たり障りのないLINEを送られて、「この子、かわいいなぁ」「この子と付き合いたいなぁ」と思う男性なんてこの世にいません。
まあ、相手からの好意を感じ取っただけですぐにその子のことを好きになっちゃうような高校生男子みたいな人であれば別でしょうが。
「アプローチ」とは、「会って、自分の魅力を伝えること」「アプローチ」と言うのなら、デートに誘いましょう。
「いきなりハードル高い」と思うかもしれませんが、おそらく自分のことを好きではない異性を振り向かせるためにできることって、男性でも女性でも同じで、「デートをする」以外にはありえません。
それでデートをして、自分なりに全力でかわいい服装、メイクで臨み、一生懸命に話し、笑って、「私は頑張った!」と胸を張って言えるくらいに頑張って、あとは結果待ちですよ。
これが「アプローチ」。
何回かデートできるかもしれないし、ひょっとしたら1回目で相手から全く気も持たれずに終わっちゃうかもしれない。
でも、うまくいこうといかまいと、それは頑張ってアプローチをした結果なのだから受け入れるしかないし、結果的にダメでも、あなたの恋は次の恋に向けて「前進」するのですから、何も不安に思うことはありません。
一番ダメなのは、ずっと同じ場所、しかも安全な場所から牽制球だけを投げて、画面越しの相手のリアクションに一喜一憂をしていること。
自分は同じ場所にとどまって何もしないから「どうしたらいいかな?」「好きになってもらえるかな?」ってぐるぐると不安だけが募る。
正しい方向に前進すれば、前を見て突っ走るだけですから私のアドバイスなんて要らなくなるはずです。
頑張ってください!「彼氏への初めての手料理は何を作ってあげればいい?」「彼氏に『今度手料理食べてみたい!』って無邪気に言われました。
が、私はほとんど料理ができません。
何を作ればいいでしょうか……?」(保育士/23歳)手料理……。
私も料理自体全然得意じゃありませんので、ご相談者さまにはすごく共感します。
彼氏を持つ女性にとって、「料理作ってよ!」と言われるのは、まるでいきなりの抜き打ち試験を告げられたような緊張感がありますよね。
ですが安心してください。
こっちも素人なら、あっちも素人! 向こうは普段、レトルトカレーやカップラーメンを「うめえ」と言いながら食べている人です。
ということでとにかく、ご相談者さまには気持ちを楽にしてほしいのですが、いくつか実践的なアドバイスもご紹介してみたいと思います。
ぶっちゃけ「何食べたい?」と聞くのもアリそもそも「何を作るか」は一つ目のハードルですよね。
煮物とかを作って家庭的アピールをしてみた方がいいのか、それともカレーとかの定番系でまずは攻めた方がいいのか……。
など、悩みどころですが、迷うよりもまず、「何がいい?」とシンプルに聞くのが良いと思います。
これってすごく重要です。
基本的に、よほどうるさい舌の持ち主でなければ「好きな食べ物」というだけでそれなりにおいしく感じることができます。
なので、彼のご希望に応えてあげられるだけで相当なアドバンテージになるわけです。
「聞くのって卑怯じゃない?」なんてことは思わずに、思い切って聞いてみましょう。
「おまかせ」ならとりあえず「肉」で攻めよ「何がいい?」と聞いたところ、「うーん、おまかせ!」とふざけたことを言ってくることも想定されます。
「うちは近所の隠れ家的な小料理屋じゃねえぞ……」という不満は胸にしまいつつ、自分で「何を作るか」決めないといけません。
しかしこういうときには、たいていの場合「肉を使った何か」を作っておけば間違いありません。
男性は肉が好きです(雑)。
「肉を焼いて味を濃い目につけておけばご飯が進んでうまい」というタイプの人たちです(雑)。
まあ、肉じゃなくてもなんでもいいのですが、とにかく「彼が好きなもの」を作ってあげるのが重要ですね。
さっきと同じ話です。
いづれにせよ、肩の力を抜くことです。
別に男性は「この子が俺の嫁にふさわしいか試してやろう」という気持ちで「料理作って」と言っているわけじゃなく、ただ「手料理が食べてみたい」からそう言っているだけです。
「おいしい料理を作ること」よりも、「手料理を一緒に食べるデートを楽しむ」ことに意識を置いていきましょう。
ということで今日はこの辺で。
では引き続き、みなさんからのご相談をお待ちしております!(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)