「自分の言葉で気持ちを伝える」だけで、あなたはもっと彼氏にとって「特別」になれる
どうもあかりです。
もしあなたに彼氏がいて、しかもその彼氏のことを大好きだ、というのであれば、きっとあなたは彼氏にとって「特別な存在」になりたいと思っているはずです。
そのために一番大切なのは、タイトルにもあるとおり、「自分の言葉で気持ちを伝えること」だというのが私の考えです。
この記事では、私がそのように考える理由をまずお伝えした上で、実際に「自分の言葉で気持ちを伝える」をやってみてほしい場面についていくつかご紹介していきたいと思います。
writer:遣水あかり「自分の言葉で気持ちを伝える」で「特別」になることができる理由「存在だけ」で特別になれる人なんてほとんどいない大好きな彼氏がいる女性であれば「彼氏にとって、特別な存在になりたいな。
替えの効かないような存在に……」と夜な夜な願い、ときに枕を涙で濡らすこともあるかもしれません。
しかし、「特別な存在になりたいと願う」だけでは、決してこの望みが叶うことはありません。
なぜならば、私たちのような一般人には、「自分の存在だけで特別になれる」ような魅力は残念ながら備わっていないからです。
「自分の存在だけで特別になれる」というのは、私が思うに「石原さとみさん」のような存在です。
もう、外見はもちろんのこと、発言から立ち居振る舞いから何から何までかわいくて、「かわいい人って、とにかく全てがかわいいんだよな」とため息交じりに漏らしてしまうほかないような、まさにスペシャルな存在のこと。
きっと、「私は石原さとみさん級に魅力的だけど、何か?」という自信がある女性はごく少数でしょう。
そして、基本的にどんな女性も、彼氏から見て「俺が今好きで、付き合っている女性(=彼女)」という同じ土俵に乗っているわけですから、ただ単に「彼女でいる」ことをもって特別になることもできません。
付き合うだけで「かけがえのない特別な存在」になれるのなら、世の中には彼氏から振られたり、浮気をされたりする女性は消えてなくなるはずだからです。
そこで、石原さとみさんレベルの生まれつきの魅力を残念ながら持っていない、私や(おそらく)あなたを含む世の女性が、もし「彼氏の特別」になりたいと本気で思うなら、「存在そのもの」ではなく、「存在+言動」によって、自分を特別な存在にしていくほかありません。
■「言葉」は、とっても重いではどうやって、「存在+言動」によって自分を彼氏にとって「特別」にしていくか。
ここで最もカギとなるのが、「自分の言葉で気持ちを伝えること」だというわけです。
「言葉」というのは、人が誰かの印象や評価、自分にとっての価値を決めるうえで、とても大きな重みを持っています。
例えばみなさん、「今までの人生で自分に最も大きな影響を与えた人は?」と聞かれたとき、誰を思い浮かべますか?「人」の部分を映画とか、小説とかに置き換えてみてもいいです。
そして思い浮かべたら、「どうしてその人(映画、小説)を選んだの?」という質問にも、頭の中で答えてみてください。
きっと、「○○のときに、××という言葉をかけてもらえて、すごく嬉しかった/救われたから」みたいな答えになるのではないでしょうか。
映画や小説でも、きっとその中のある登場人物のセリフが、マイベスト映画or小説に選ばれた理由になっているはずです。
逆に、「高校の時のクラスメイトの男子が、死ぬほどかっこよかったから/すごくいい人だったから」みたいな理由で、その人を一番に選ぶ人ってほとんどいないはずです。
このように、「言葉」が相手の中での自分のイメージに与える影響はとても大きいのです。
だからこそ、私は、自分の言葉で気持ちを伝えてみることが、彼氏にとって「特別」になるために一番重要なことだと思っています。
《「自分の言葉で気持ちを伝える」を実践してみてほしい場面》では、ここからはいよいよお待ちかねの「自分の言葉で気持ちを伝える」の実践編です。
四の五の言わずに、早速いってみましょう。
■普段の「好き」もひと工夫でもっと素敵にカップルにとっては当たり前だけど、でも絶対に欠かせない気持ちのコミュニケーションが「好き」の2文字ですが、ただ「好きだよ」と伝えるだけじゃ、彼氏の元カノとも、元々カノとも差別化できません。
きっとあなたの彼氏はそんなに意地悪じゃないと思いますが、あなたに「好き」と言われても、「まあ、今まで付き合った女みんなにそう言われてきたし、今さら感動とか、ないな」と思われてしまうリスクだってゼロではないわけです。
ということで、たまにでいいので「好き」をもっと自分らしい言葉を使って伝えてみませんか?そのポイントは、2つあります。
1つ目は「〇〇なところが好き」好きの理由、2つ目は「〇〇なくらい好き」好きの程度で工夫をしてみることです。
例えば「私がダメダメなときでも励ましてくれて、大丈夫だよって言ってくれるところが好き」みたいなのが①の例です。
これの何が良いかというと、あなたと彼氏の関係性によって「〇〇なところが好き」の「〇〇」が変幻自在だからです。
先ほどの「私がダメダメなときでも励ましてくれて、大丈夫だよって言ってくれる」というポイントは、元カノや元々カノのときには彼に見られなかった性格、言動かもしれません。
だから、こうして「理由」をつけてあげるだけで、「こんなこと言われたことないな」と思ってもらえる可能性が高まるのです。
また、2つ目については「本当に好きで、毎日が楽しい」とか、それこそ自分が彼氏に対して感じている気持ちをありのままに伝えてあげるだけでいいですので、簡単です。
さっきも言ったけど、「好き」だけだと陳腐です。
そして実際、自分の心の中にある彼に対する気持ちは「好き」の2文字じゃ正確に言い表せないほど良い意味で複雑なはずですので、それをストレートに伝えればOKです。
■不満を伝えるときにも、「きちんと」伝える世の女性が彼氏に対して不満やイライラを伝えるときにやってしまいがちなのが、「彼氏なら〇〇してよ」「私のこと好きなら〇〇してよ」「普通、〇〇でしょ?」「なんで分からないの?信じられない」といったステレオタイプ的な伝え方です。
「ステレオタイプ」というくらいですから、全く「特別」じゃないし、こういう伝え方は、まるで相手からすると「分からない方がどうかしてる」と少し馬鹿にされたように聞こえるので、厳禁です。
伝えることを面倒くさがらないので「私は〇〇な理由で、これが嫌で、だからこうしてほしい」と、一つ一つ段階ごとに、彼氏がどれだけ鈍感で女心の理解が苦手でも、誤解なく理解することができる伝え方をしてあげましょう。
男女限らず、自分のネガティブな気持ちを感情論で相手に押し付けないで、きちんと言われる側の気持ちを考えて、一生懸命にきちんと伝えることができる人ってものすごく少ないです。
当たり前ですが、こうやって「分かりやすくきちんと」伝えた方が、彼氏はあなたの不満やイライラをずっと深く理解してくれるようになるし、「こんなふうにきちんと伝えてくれると、付き合いやすくていいな」と、あなたのことを特別な存在であると思ってくれるようになります。
■「デート楽しかった」と伝えるときでも「手抜き」は禁物毎回のデート終わり、さすがに「なんのLINEも送りません」という女性はこのご時世、なかなかいないはず……。
しかし、この「デート楽しかった」LINEも、毎回のこととなると自分の中である程度ルーティン化してきてしまって、毎回代わり映えのない(つまり彼氏から見て読み応えのない)メッセージになってしまいがち、ですよね。
ですが、彼氏にとって「デート楽しかった」LINEとは、まさにデートの通信簿。
それによって「今日のデート、頑張ってよかった!」という達成感、充実感を得られるものだし、またそれによって「次のデートも頑張って、彼女を楽しませてあげよう!」というやる気を感じることができるものでもあります。
ぜひ手抜きをせずに、一通りに全力を込めてあげましょう。
ここで、毎回気合の入った、読み応えのある「デート楽しかった」LINEの送り方のコツを2つご紹介します。
1つ目は「具体的なエピソードを添える」2つ目は「楽しかった」を「楽しかった」以外の言葉で表す。
この2つがキーポイントです。
1つ目について、単に「楽しかった」じゃ響きませんので、「今日行ったお店のデザート最高だった!」とか「久しぶりにおうちでゆっくりできて、よかった!」とか、その日に起きた自分にとって一番のエピソード(感想)を添えてあげると、テンプレ化を防げます。
また2つ目について、「楽しかった!」は感想としていかにも平凡ですので、「ドキドキした」「時間が経つのあっという間だった」「バイバイするの、すごく嫌だった」といった、一歩踏み込んだようなフレーズを使ってあげると華やかになりますよ。
■エッチの感想は、女性が思うよりもはるかに重要先ほど、「デート楽しかった」LINEは男性にとって「デートの通信簿」だというお話をしましたが、全く同じことがエッチにも言えます。
男性は、デートと同じくらい、いえデート以上に、「自分のエッチが、彼女のことを満足させられているか」ということを非常に気にしています。
そして、エッチの感想に「特別」感を出すためのポイントは、基本的に「デート楽しかった」LINEと同様です。
つまり、1つ目は「具体的なエピソード」と、2つ目は「気持ちよかった」以外の気の利いた言葉を使ってあげること。
ただ、デート後のLINEとは違って、エッチの感想というのは、それを伝えること自体が相当恥ずかしいですので、1つ目も2つ目も同時にやる、というのは正直かなりハードルが高いです。
なので、片方ずつでも全然OK。
例えばエッチの後に脈絡もなく「挿れる前のあれ、ヤバかった」(1つ目)、「頭真っ白になっちゃった……」(2つ目)みたいに言ってあげるだけでも十分でしょう。
どちらも少し抽象的ですが、あとは彼氏が勝手に頭の中で都合のいい解釈をしてくれるので、大丈夫です。
ということで今回はこの辺で。
彼氏が今まで元カノや友達にも誰にも言われたことがない「こんなこと言ってもらえて、嬉しいな~」とこれからずっと、何度も思い出してもらえるような素敵な一言を、彼氏に伝えられたら、彼女としてこれほど本望なことはありませんよね。
ぜひこの記事を参考に、挑戦してみてください。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)