今こそ知っておこう!「30代になると結婚観が激変する」リアルな4つの瞬間
みなさん、こんにちは。
コンサルタントの木村隆志です。
私のもとには結婚に関する相談も多いのですが、20代女性と30代女性では内容が大きく異なります。
たとえば、同じ恋人のいる人でも、20代女性は「結婚を迷っている」のに対して、30代女性は「結婚に持ち込みたい」と正反対。
なぜ30歳を境に激変してしまうのでしょうか。
今回は年代ごとの心境を踏まえつつ、その理由を挙げていきます。
writer:木村隆志4目次1.職場や飲み会での立ち位置を気にする2.やりたいことがなくなった、先が見えた3.「1人の時間が気にならない」ことに危機感4.「待ちでは何も変わらない」ことに気づいた5.結婚は放置するほど遠ざかる職場や飲み会での立ち位置を気にするいざ30代になってみても、意外なほど自分自身は変わらず、出会いも探せばあるものですが、「周りにどう思われているか」が気になりはじめます。
年齢だけで男性の態度が変わることはほとんどないのに、「気をつかわれた」「引かれた」と疑心暗鬼になってしまう人は、その典型。
たとえば、年齢の話題になったとき、「微妙な反応をされた」「結婚に飢えていると思われたくない」などと深読みしてしまうのです。
また、恋人がいない同年代の女性を見て、「つらそう」「あの子よりはマシ」と過剰反応するのも同じ。
30代は「ただ若さを失った」と思いたくない、「その代わりに結婚を手に入れた」と思い込みたくなる年ごろなのです。
やりたいことがなくなった、先が見えた20代のころに「やりたい」「やってみたい」と思っていた仕事、趣味、習い事などが落ち着くのが30代。
「ひと段落ついた」人よりも、「飽きた」「先が見えてしまった」という人の方が結婚願望は高まります。
仕事に対する閉塞感が強くなった人も同様です。
もともと女性は、「新しいことを楽しみたい」という人が多いのですが、30代になると、「今は家族を作ることかな」「今こそ出産してみたい」と一点集中しがち。
他に目が向かなくなれば、その分結婚願望は高くなっていきます。
「1人の時間が気にならない」ことに危機感友人や同僚で結婚する人が増えて、遊び相手が減った。
「寂しくてやっていけない」と思うのは、20代の考え方。
30代の女性は、思った以上に自分の楽しませ方を知っていて、友人が減ったことの寂しさはそれほど感じないものです。
しかし、不意に「このままでいいの?」と危機感を抱く瞬間が訪れます。
そのときに思い知らされるのは、「1人で楽しむ趣味が増えたな」とか、「ペットを飼いたいな」とか、そのくせ「健康や保険が気になっている」などの孤独な自分の姿。
たとえば、女子会で大さわぎした帰り道で、「楽しかったな」と思いながらも、「やっぱり結婚したい」と感じがちなのです。
「待ちでは何も変わらない」ことに気づいた恋人がいる人は「何年たっても変わらない」ことを、恋人がいない人は「誘われて行く合コンや誘われるのを待っているだけでは変わらない」ことを強く実感するのが30代。
恋人のいる人は「彼にプロポーズをさせたい」、恋人のいない人は「婚活をはじめよう」「私から声をかけてみよう」という気持ちが強くなります。
ただ、恋人のいる人は、結婚願望の高まりに彼への不満が重なってケンカになるケースも多いので気をつけましょう。
結婚は放置するほど遠ざかるこれまで数千人の独身女性とお話してきましたが、ほとんど全ての人が30代のどこかで「結婚観が大きく変わった」と言っていました。
後悔したくないのなら、望む結婚を手に入れたいのなら、20代の人は「彼との信頼関係を深める」「結婚を考えられる恋人を選び直す」、30代の人は「焦らない」「不安を抱きすぎない」ように心がけてみてはいかがでしょうか。
結婚はみなさんが思っている以上に自分次第であり、放置するほど遠ざかるものなのですから。
(木村隆志/ハウコレ)4