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男性目線で考える「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」の分かれ道

どうもあかりです。

恋愛にただひとつの「正解」というのはありませんが、男性の目線を借りて考えると、限りなく正解に近い答えが得られるというのが私の考えです。

個人差はあるとはいえ、男性たちの恋愛観というのは、かなり共通点が多いので、多くの男性の意見や考えを集めて、それらの最大公約数を作ってみると、ほとんどの場合で通じるアドバイスができあがります。

今回はこのやり方を使いつつ、「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」の分かれ道について紹介していきながら、女性であれば誰もが考えるはずの「彼氏にとって、ステキな彼女になる方法」のヒントを得てみましょう。

writer:遣水あかり目次1.「ふたりがハッピーじゃないとき」編2.「彼氏に何かを求めるとき」編3.「生きざま」編「ふたりがハッピーじゃないとき」編男性の意見を聞いていると、まず「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」との間でもっとも大きな差が生まれるのが、「ふたりがハッピーじゃないとき」です。

「ふたりがハッピーじゃないとき」とは要するに、「ピンチな場面」というわけですが、「ステキな彼女」は、まさに「ピンチをチャンスに変える」力があるので、「ステキじゃない彼女」が「ピンチをピンチのままに」している間に、ぐんぐん差がついてしまう。

ここでは具体的に、けんかなど、ふたりの意見がぶつかっているとき、デート中にハプニングが起きたときの「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」の分かれ道についてご紹介します。

ぜひ「ふたりがハッピーじゃないとき」の「ステキな彼女」のふるまいを参考にしてみてください。

ふたりの意見がぶつかっているときには「目的」と「解決策」を示すけんかなど、ふたりの意見がぶつかっているときには、大きく2つの場面で分かれ道が生まれます。

1つ目が、「目的」をハッキリと伝えているかどうか。

たとえば仕事が忙しすぎて彼氏になかなか会えず、そのことで揉めたとしましょう。

そんなときに、「ねえ、なんで会ってくれないの?仕事が大変なのは分かるけど、私すごくさみしい」と感情を押し付けるだけでは、正直、彼氏としても「何をしてあげればいいのか」が分かりません。

仕事が大変なのを理解しているようにも聞こえて、でも怒ってもいる……。

それでは彼氏は「俺は一体どうしたら?」と困ってしまうだけですね。

「仕事が大変なのは分かるから、もっと会って、とは言わないけど、会う以外の方法でいいから、もうちょっと私に構ってほしい。

たとえばLINEでも電話でも、ちょっとでいいからしてくれるとうれしい」みたく、「会う以外の方法でいいから、もうちょっと私に構ってほしい」という「目的」をハッキリと伝えましょう。

そして、実はすでに、2つ目のコツは現れています。

それが「解決策を自分から示してあげる」こと。

ただ「さみしい。

どうにかして」と彼氏に気持ちだけじゃなくて解決策を考える責任まで押し付けるのではなく、先ほどのように「たとえばLINEでも電話でも、ちょっとでいいからしてくれるとうれしい」みたいに、自分からも具体的な解決策を出してあげることで、ぐっとステキさが増します。

彼と意見がぶつかったときには、ぜひこの2つのルールを実践してみてください。

デート中のハプニングには、とにかく強引にポジティブに乗り切るデートというのは、ある程度前もって計画は立てているけれど、不測の事態というのは必ず起きます。

こういったピンチのときに、彼女として機転を利かせて、ポジティブに立ち回れるか、それともテンションが下がってしまうかというのはかなり大きな違いが生まれるポイントで、まさに「彼女としてのステキさ」の見せどころでもあるのです。

たとえば一緒に入ったお店の料理があまりおいしくなかったり、お店がとてもガラガラで全然盛り上がらなかったというケース。

こんな場面で、お店を予約してくれた彼氏を責めたりするのは問答無用だし、直接には責めなくても、テンションを下げてしまうだけで、間接的に彼氏に対する当てつけになってしまいます。

私なら、こういうときには即座に「しょうがない!でもこれで二軒目が確定だね!」みたいに明るく言って、彼氏(とふたりの間の雰囲気)をフォローします。

他にも、彼氏と会話の中で生まれた沈黙。

「沈黙ってふつう気まずいけど、あなたとだと逆に落ち着く」と言う。

外デートで急に雨が降ってきても「相合傘できる♡」と喜んだり、電車がめちゃ混みで座れなくても、つかまってていい?」と聞いたり、デート中のピンチは、考え方ひとつでいくらでもポジティブにカバーすることができます。

とにかく、デート中に「ハッピーじゃないこと」が起きても、落ち込む暇なんてなく、「どうやったらうまくフォローして、雰囲気を壊さないようにできるか」を考えましょう。

毎回は無理でも、何回かに1回でも上手なフォローができれば、彼氏から「ステキな彼女」認定をしてもらえるはずです。

「彼氏に何かを求めるとき」編彼氏に何かをしてもらおうとおねだりをしたり、お願いをしたりするタイミングも、実は「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」の分かれ道でもあります。

さっそくですが、「ステキじゃない彼女」の具体例から見ていきましょう。

ステキではない「求め方」は、たとえばこんな感じです。

(彼氏)「何が食べたい?」(彼女)「うーん、なんでもいいよ?」(彼女)「どこか行きたいな~」(彼氏)「どこ行きたいの?」(彼女)「いや~、別にとくに行きたい場所があるわけじゃないけど……」一見、どんなカップルにもありそうなありふれた会話なのですが、どちらの彼女も、正直あまり「ステキ」ではありません。

私はこういった女性を「王様彼女」と呼んでいます。

なぜ「王様」なのか。

それはまるで彼女たちが、「余を心から満足させられるような貢ぎ物をもってきたまえ」といって国民を困らせている王様のようなふるまいをしてしまっているからです。

自分が彼氏に何かをしてほしい、あるいは、彼氏が自分に何かをしようとしてくれているタイミングで「なんでもいい」と言うのはルール違反です。

本当に「なんでもいい」ならまだしも、ここでの「なんでもいい」は「ただし、私が満足するものであれば」という条件付きなはずだから。

こういう彼女と付き合う男性は、いつも「試されている」感じがして、ストレスも多いし、「わがままで自分勝手な彼女だなぁ」と不満も感じているのがふつうなのです。

「なんでもいい」と言うだけで「わがままで自分勝手な彼女だな」と思われるというのは少し意外だったかもしれません。

でも、「何食べたい?」「何したい?」と聞かれたときに「〇〇がいい」と具体的な望みを言ってあげる彼女の方が、はるかに「わがままじゃない」し「自分勝手じゃない」のです。

だって、こうしたシチュエーションで彼氏が求めているのは「彼女が自分の意見を言ってくれること」なのですから。

自分の意見や希望をはっきりと伝えることは、「彼氏に協力をしてあげている」ことになるわけです。

「自分の希望、意見をはっきり言ってくれる彼女」というのは、男性からすると、ものすごく付き合いやすいです。

そしてもちろん、喜ばせやすいし、幸せにもしやすい。

彼女がはっきりと伝えてくれる希望を叶えてあげれば、彼女が笑顔になってくれ、それによって自分もうれしい気分になれる。

ぜひ、そういうステキな彼女になっていきましょう。

「生きざま」編「ステキな彼女」がステキなのは、デート中での彼氏との接し方だけに限りません。

むしろ、彼氏とのコミュニケーション以外、たとえば自分の生活や仕事といった幅広い場面、まさに「自分自身の流儀、生きざま」を通じて、彼氏から憧れを抱かれる存在であってこそ、彼氏から「彼女ってステキ」と思ってもらえるはずです。

「お付き合いにおけるマイルール」がある彼氏にとってステキな彼女でいるために、彼氏からいつまでも愛されるために、自分なりのマイルールを決めて、そしてこれをしっかりと守ることができている彼女は、それだけで信頼できるし、ひとりの人間としてとても魅力的です。

たとえば、私はいままで、男性から「こんな彼女のマイルールがステキ」と聞いたことがあります。

・たとえお家デートとか、ファミレスとかコンビニに行くだけでも、最低限のおしゃれはする。

・彼氏が仕事で忙しいときには、「さみしいのは彼氏も一緒」と踏ん張って、なるべく彼氏を仕事に集中させてあげる。

・いつでも向上心を持って、自分磨きをちょっとずつでいいから続けてみる。

もちろん、これらに限られませんので、みなさんも「こういう彼女でありたいな」というところから逆算して、自分なりのマイルールを考え、そして実践してみてください。

異性関係にも、きちんと自分で線引きができる男女限らず、自分自身で異性関係について線引きができる人ってステキです。

恋人から「〇〇をしないで」と言われてそれを守るんじゃなくて、自分自身で「彼氏がいるんだから、絶対に男の人がいる飲み会で飲みすぎない。

終電を逃さない。

」とか「元カレから連絡が来ても無視する」とか、現実的かつ彼氏が安心できるような線引きをして、それを実践してみましょう。

彼氏としても、自分で彼女に約束事を押し付けるよりも、彼女が自分で引いた線引きを守る姿を目にする方が、圧倒的に彼女のことを信頼できますし、しっかりと自律したひとりの大人の女性として評価することができるようになります。

ただ「浮気しなければいい」というあいまいな感じではなく、「彼女として、彼氏を不安にさせないために、これだけは自分で守ろう」という線引きを作ってみてください。

「彼氏がいなくても生きていける」自分でいる精神論的なお話ですが、なるべく「私は最悪、彼氏と別れてしまっても大丈夫」と思いながら生活をすることがすごく大事かなと思います。

縁起でもない考え方ではあるのですが、反対に「ぜったいに彼氏に幸せにしてもらう」みたいな考え方だと、どうしても依存につながってしまいますし、彼氏から舐められてしまう原因にもなります。

結局男性は、付き合う前も付き合った後も、彼女のことを「追いかけたい」と思っていて、この「追いかけたい」気持ちが、「好き」という気持ちの源になるのです。

彼氏のことを大好きになるのはまったく構わないのですが、心の中に必ず冷静な自分を残しておくべきです。

あくまでひとつの例ですが、彼氏が浮気をしそうになったときに、「絶対に彼氏に幸せにしてもらう」という気持ちだと、強く怒れなかったり、「私に悪いところある?」みたいな下手に出た反応になってしまいますが、これだと彼氏から舐められてしまい、ほぼ確実に彼氏が同じことを繰り返します。

しかし普段から「私は最悪、彼氏と別れてしまっても大丈夫」という気持ちを持っておくと、こういったシチュエーションで彼氏を「そっか。

さよならしてもいいけど、誠意を見せてくれるなら考え直してもいいけど?」と対等に出ることができ、彼氏に「まずいことをしてしまった……」と本気で反省してもらうことができます。

こんな感じで、「私は最悪、彼氏と別れてしまっても大丈夫」という気持ちを持っておくことで、要所要所で「ステキな彼女」としてのふるまいができるようになるのです。

ということで今回はこの辺で。

この記事を通じて、少しでも「ステキな彼女」と「ステキじゃない彼女」の分かれ道について感覚をつかんでいただけたら幸いです。

私も、とても胸を張って「自分は彼女としてステキだ」とは言えませんが、自分自身この記事を書いていて学ぶところも多かったので、今日から気持ちを新たに、「ステキな彼女」を目指していきたいと思います。

一緒に頑張りましょう!(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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