マッチングアプリで「ちゃんと」出会えるコツを、男性ユーザー目線で考えてみた【後編】
どうもあかりです。
さて、前編では、最近流行りのマッチングアプリを使って、「ちゃんと」出会えるコツをテーマに、《マッチング~マッチング直後編》、《デートセッティング編》をお届けしましたが、この後編では、より出会いにとって肝となる《デート編》と、《デート~お付き合い編》をご紹介していきたいと思います。
ではさっそく、「ちゃんと」出会えるコツを具体的に見ていきましょう。
writer:遣水あかり目次1.デート編2.デート~お付き合い編デート編マッチングが成功し、しかも、マッチング後のやりとりもイイ感じに進み、ようやく画面の向こうの彼とご対面!ということで、リアルで知り合った人と会うときの数倍緊張してしまうのがマッチングアプリ経由での初デートですが、デートを成功させ、"「ちゃんと」出会える"を実現するためのコツについてバシバシご紹介していきたいと思います。
「明日朝早いから」とあらかじめ伝えておく「今日はこのままお泊りとか、間違ってもありませんよ、的なことをきちんと伝えておくことで、事前にヤリモク男子を排除できるのでいいと思います」(教員/27歳)「え、こんなことを最初に言っちゃったら、相手の男性のテンションが下がっちゃわない?大丈夫?」と思ってしまうかもしれませんが、それは心配しなくて大丈夫です。
そもそも、あなたと真剣に関係を進めていきたいと思っている男性であれば、「このままズルズルいって、そのままお泊りできたらラッキーだな」なんてことは思っていません。
「どこかのタイミングで相手は帰る」と思っているのです。
そういった男性に「明日朝早いから」とあらかじめ伝えたとしても、テンションなんて下がりようもありません。
これでテンションが下がるのなんて、それこそ「ヤリモク」の男性だけなのです。
だから、このひと言を伝えて、それでも相手の男性が「そっか、了解!それまで楽しもう!」と言ってくれたのなら、彼はあなたのことを真剣に考えてくれていると思っていいでしょう。
もちろん、「明日朝早いから」なんて言葉の綾(あや)ですから、デートがとても盛り上がって、しかも相手の男性のこともきちんと信用できる、というのであれば、「もうちょっと一緒にいよっかな」と延長申請をすればいいわけです。
そうすれば相手の男性も、嬉しいのではないでしょうか?「何人会った?」は聞かない、答えないが鉄則「一番センスないというか、意味が分からないのが、『このマッチングアプリでいままで何人と会った?』って質問。
これは男女限らず、しちゃダメだよね。
理由を説明するのは難しいけど、なんか、ダメだと思う……」(映像関係/26歳)すごく分かります。
「なんでそれ聞いちゃう?」って感じですよね。
いや、「聞いちゃダメなんですか?」と言われたら、別にダメではないような気もするんだけど、それを聞いてどうするの?って感じだし、仮に「10人目だよ」って言われたらどうするつもりですか?と。
「初めてだよ!」って言われるのを期待しているのかもしれないけど、マッチングアプリを使っている人で「今日のデートが初デートだ!」という人はほとんどいません。
みんなもう大人ですから、効率的に複数を並行して進めています。
「何人会った?」と聞くのは、「正直に答えたら『めっちゃヤ○チンじゃん……』って思われるんだろうなぁ」と彼を困らせて、そしておそらくくだらない嘘をつかせてしまうことにもなりますので、やめましょう。
また、これを聞かれたときには、笑顔で「内緒だよ♡」と答えておけばいいのです。
静かすぎるお店はやめておく「うるさすぎたり、汚すぎるお店もよくないと思うけど、かといって、少しでも大きな声を出したら店中に響き渡るような静かなお店もよくないと思います」(研究職/25歳)よくマッチングアプリ経由のデートだと「しっかり話せる個室などがおすすめ!」みたいな記事を読んだりします。
たしかにそれは「同感」と思う。
初めて会うふたりだからこそ、しっかりと話し込めるような環境って大事だよね。
ですが、「初めて会うふたりだからこそ」、気軽に話せて、会話が弾みやすい環境も大事ですよ?個室は個室でも、外の音が完全にノイズキャンセリングされてしまうような場所で食事をするなんて、初対面の男女にはハードルが高すぎます。
結果、沈黙が多くなってしまって、「今日のデートは盛り上がらなかったなぁ」と彼が思ってしまえば、次はないかもしれないのです。
その意味で、たとえば個室でも、周りの音が聞こえる半個室とか、そこまで騒がしくない普通のレストランや居酒屋とか、そういう所を選ぶのが一番いいですよ。
これは「ヤリモク」対策というよりも、本気の恋の火種を鎮火させないための工夫として。
深すぎる話は「今度ね」でうまくかわす「ヤリモク男性のやり口として、下ネタとかをちょっとずつ振っていって、それに対して拒否しないことを確認して、またさらに少しキツめの下ネタを振って……を繰り返しながら、そういう雰囲気に持っていくっていうのがあるので気をつけたほうがいいです」(広告/27歳)最初に一度そういうトークに応じちゃうと、そのままズルズルと相手のペースに引き込まれてしまう、ということですよね。
何度も繰り返しますが、「ふたりはまだリアルで数回しか会ったことないんだ」という事実を忘れないようにしたいです。
もちろん、トークで盛り上げることは大切なんだけど、そこにも、ふたりの関係性に応じた適切な距離感があって然るべきです。
友達よりも会った回数が少ないわけだから、好きな食べ物やテレビの話とかで十分なんですよ。
これは、下ネタに限らず、「いやぁ、まだそこまで本音ベースで話せる関係では……」と感じるような質問をされたときにも有効です。
「答えられないよ、そんなの」と真顔で言うのはあまりにも角が立ちますから、「今度ね♡」とかわいくお茶を濁すことが重要です。
デート~お付き合い編マッチングした彼とのデートを何回か続けているうちに、お互いに「付き合いたいかも……」という気持ちが芽生えてくるはずです。
そんな「ゴールインまであとちょっと!」なシチュエーションで覚えておきたい"「ちゃんと」出会える"を実現するためのコツを後編最後にドドンとご紹介します。
マッチングアプリでは「告白→エッチ」はマスト「マッチングアプリで、お持ち帰りをしようとして、それをためらってきた女性に『じゃあ、付き合おう?』って甘い言葉で誘ってそのままヤリ捨てるという鬼畜の所業をする男性は本当に多いので気をつけてほしい」(公務員/25歳)「付き合う前のエッチはあり?」という質問に対してはイエス/ノーいろいろな意見があって、正解はないんだろうということも分かっているのですが、こと、「マッチングアプリでの出会い」に関していえば、「付き合う前のエッチは絶対にナシ!」で答えは決まりでもういいと思うんです。
別にマッチングアプリをディスるわけじゃなく、単純に、マッチングアプリには上の「エッチに誘う→女性がためらう→交際をチラつかせる→女性が応じてしまう」というパターンで遊んでいる男性が本当に多すぎます。
まさにただの「ヤリ捨て」ですが、「もともと知らない人」という前提がある分、これをやることの罪悪感みたいなものが薄いのかもしれません。
音信不通になってしまえば、まだお互いに家も勤務先も何もかも知らないただの「他人」ですからね。
「ちゃんと」出会うために、これを死守することは極めて重要です。
「他にもやりとりしてる人」とは納得するまでやりきってOK最後の2つは直接私からご紹介しますね。
まずはコチラ。
きっと、何度かデートをしていて「いいな」と思っている人ができたとき、同時並行で、連絡を取り合っていたり、あるいはデートをしているというほかの男性がマッチングアプリ上にいることでしょう。
そして、ある特定の男性を「いいかも」と思ったときに「この段階で、他の男性にはちゃんとお断りを入れておくべきかな?並行して連絡とったりデートしたりって、不誠実かな?」と感じたとしても、それは大丈夫です。
そこまでやらなくていい。
もしもほかにも「いいかも」(or「いいかも」ってなりそうかも)という人がいるのであれば、納得するまでやりきりましょう。
無理のない範囲で同時並行しつつ。
「ひとりに絞らなくていい」のがマッチングアプリのいいところでもあるんです。
複数の男性をいい意味で「見比べ」ながら検討することで、本当にいい出会いを見つけられるという機会があるのなら、それを変な正義感から潰してしまう必要なんてありませんよ。
退会したことを絶対に確認するそして最後がコチラ。
もしもデートをしていた男性が、あなたに「付き合ってよ」と言ってきたとしましょう。
それに対してOKをするなら、必ず、OKしてから約1週間以内に相手が退会したかを確かめてみてください。
マッチングアプリ内で確認するのでもいいし、「退会した?」と直接会っているときに聞いてスマホを見せてもらうのでもいいでしょう。
ここで、もし彼がまだ退会してなければ、仮に彼が「あ、退会するの忘れてた」「退会するの面倒くさいだもん」といったもっともらしい言い訳をしたとしても、絶対に信じないでください。
こういった言い訳をしながら退会を引き伸ばしつつ、彼女が退会したのを確認してから「俺も退会したよ」と嘘をつく(彼女は退会しているので、彼が退会したかをアプリ上確かめられなくなっている)のは、本当によくある手段のひとつです。
もしも、告白をしたその相手のことを本気で思っている男性なら、必ず「すぐ退会しないと、遊びかもって思われちゃう」と、むしろ彼女から何かを言われる前に、当たり前のように退会をするもので、これが通常の思考です。
告白されてめでたしめでたしではなく、最後の最後まで気を抜かないようにしてくださいね。
ということで、前後編にわたってご紹介してきましたが、みんなにとって、楽しく読みながら、しかもちょっと学べる、そんな記事になっていたら嬉しいです。
ではまた!(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)