彼氏に伝えるべき気持ちは1つじゃない!いろんな形の「好き」を伝えてあげるべき理由
どうもあかりです。
付き合う前は「追われる恋」だったかもしれませんが、だからといって、付き合った後もそのままのテンションを引きずると、痛い目に遭います。
たぶん。
だから付き合った後には、「追われる恋」を「追う恋」にシフトしていく必要があるわけですが、その際に重要なことは、「好き」をいろんな形にして伝えてあげること。
「好き!」だけの一本鎗じゃイケナイということです。
この記事ではまず、いろんな形の「好き」を伝えてあげるべき理由について少しお話をした後、みなさんにもぜひ覚えて実践してほしい「好き」の「いろんな形」についてご紹介していきたいと思います。
writer:遣水あかり目次1.いろんな形の「好き」を伝えてあげるべき理由2.オススメな「好き」のいろんな形いろんな形の「好き」を伝えてあげるべき理由さて、冒頭でもお話ししましたが、そもそもどうして、付き合った後には「追われる恋」ではいけないのでしょうか。
そして、「追う恋」にシフトしたとして、なぜ「好き」を一辺倒に伝えるのでは足りないのでしょうか。
「追われる恋」ではイケナイのはなぜ?そもそもまず、どうして「追われる恋」を続けることは問題なのでしょうか。
まず、交際前の「追われる恋」をイメージしてみましょう。
もともとのアプローチが相手の男性からで、デートのお誘いとか、日々のLINEとかも、基本的には相手から来ていて、もちろん告白も相手から。
こういうのはまさに「追われる恋」ってやつなんだと思います。
しかし、交際が始まった後でも、自分が同じようなスタンスでいたとしたら。
つまり、付き合った後でも相変わらずデートに誘うのは彼の方で、LINEを送るのも彼の方で、「好きだよ」って愛情表現をするのも彼の方だとしたら。
もしも私が彼氏の立場になったとしたら、単純に「なんでこの子は、俺のことが好きで付き合ってくれたはずなのに、こんなにも受け身なんだろう……」と疑問に思うと同時に、単純に不満な気持ちも抱くはずです。
そもそも、「追われる」というのは、『相手の自分に対する「好き」の気持ちが、自分の相手に対する「好き」の気持ちよりも大きい状態』に初めて起こる現象なわけですが、付き合った後に、こんな状態が生まれること自体、彼としては受け入れがたいはずなのです。
「え、付き合ってくれたってことは、俺と同じくらい好きでいてくれてるんじゃなかったの?まだ俺のことをあんまり好きじゃないってことなの?」って。
交際前に追われている段階では、この状態が彼の「この子を落としたい!」という原動力にもなるので、それはそれでいいのですが、交際後にもこの状態が続くと、「薄情な奴」というふうに思われてしまうんですよね。
だから、交際後にも「追われる恋」をそのまま続けようとするのは危険なのです。
「好き」だけで攻め続けるリスクさて、交際後には「追われる恋」を脱却して、自分からも積極的に愛情表現をしていくことの大切さがわかったところで、次は、「好き」の一本鎗で攻め続けることのリスク、言い換えると、いろんな形の「好き」を伝えてあげるべき理由についてお話ししていきたいと思います。
「好き」だけで攻め続けるリスクは、単純に、「飽き」です。
そりゃ、付き合った直後くらいの時期であれば、彼氏も彼女から「好きだよ~」と言われて嬉しい気持ちにはなるはずです。
ましてや、交際前には彼氏が彼女を追う側だったのであれば、正式に彼氏彼女としてお付き合いをすることになって、その結果、彼女が自分に対して積極的な愛情表現をしてくれるようになるというのは、感慨もひとしおというものでしょう。
しかし、少し時間が過ぎれば、その感動も薄れていってしまうはず。
「好き」という言葉は幸せな響きを持つものですが、それ自体にはとくに深い意味はありませんので、何度も何度も、長期間にわたって聞かされ続けていれば、次第に「好き」と言われたときの感動も薄れてきてしまいます。
この「飽き」が彼の中に生まれてしまわないようにするためにも、「好き」をいろんな形で伝えてあげることが大切です。
オススメな「好き」のいろんな形ということでここからは、ぜひみなさんにも実践してもらいたい「好き」のいろんな形をたくさんご紹介していきましょう。
「ふたりで過ごす時間」への好き以前、知り合いから聞いたある言葉が私の頭の中に強く残っています。
「誰かと一緒にご飯を食べているとき、相手が『おいしいね』って言ってくれると、それは単純に『料理の味がおいしい』って意味だけじゃなくて、『こうやってふたりで食べると、おいしいね』って意味にも聞こえるから、すごくうれしいよね」と。
素敵な考え方だと思いませんか?こんなふうに考えてみたことがあるかどうかはわかりませんが、たしかにこう言われてみると「たしかにそうかも」と思えてきますよね。
結局、カップルふたりでなにかをしているときに、その時間を「楽しい」とか「おいしい」とか「ドキドキする」とか感じるということは、単純にその活動そのものについてそう感じているというよりは、「ふたりだからこそ」というのに力点が置かれているんだと思うわけです。
ただのコンビニの肉まんだって、ひとりで食べたら「100円相当」だけれども、好きな人と食べれば「500億円相当」のおいしさに感じてしまいます。
だから単純に「あなたのこと好きー!」と言うだけじゃなくて、こんなふうに「あなたと一緒に過ごす時間が好き」と伝えてあげるのも大切な「好き」の形なわけですよね。
しかもこれなら、いろいろな場所に出かけたり、いろいろなお店に行ったりするごとに「好き」の種類が増えるわけですから、毎回のように伝えても「飽き」が来ることはありません。
「人として」の好き恋人に対して伝える「好き」は、通常の場合には「異性としての好き」でしょう。
とくに交際前なんかは、「人としての好き」を伝えることが逆にタブーだったりもしますよね。
自分が気になってる異性から「お前のことは、異性としてっていうよりも、人間として好きだよ」って言われたら、さすがにどれだけ鈍感な人でも「あ、脈ないわ」って気付くでしょうから。
だけど、逆に交際が始まった後というのは、「人としての好き」をたくさん伝えていくべきなんです。
恋人同士になった以上「異性として好き」とお互いに思っているのはもはや当然の前提なわけですが「人として好き」と思っているかどうかは別問題です。
実際「異性としては好きだけど、人としてはなぁ……」と恋人に対して思っているパターンだって多くあると思います。
「クズ男を好きになってしまった」とかね。
だから、「異性として好き」プラス「人としても好き」と伝えてあげることで、自分の相手に対する「好き」が立体的で厚みのある気持ちなんだと伝えてあげられるわけです。
私たちだって彼氏から「女性としてはもちろん好きだけど、一人の人間としてもリスペクトしてるよ」なんて言われたら完全に有頂天なはず。
ぜひ、「好き」だけじゃなくて、彼の人間性に対して、「そういうところ偉いよね」「仮に異性同士じゃなくても、友達として大好きになってると思う」みたいな褒め言葉を伝えてあげられたら良いなと思います。
「仕事を頑張る姿」への好きほとんどの男性は「仕事ができる男が一番かっこいい」と思っています。
それにはひとつ、女性の意見が影響しています。
実際多くの女性が「仕事ができる人ってかっこいいよね~」「先輩ってやっぱりデキル感じがして、キュンとしちゃう」みたいな話を日常的にしているわけですが、これを小耳に挟み続けているうちに、いつしか男性たちも「そうか。
仕事ができる男がモテるんだな」と思うようになっていったのでしょう。
また、単純に男性は「社会人として一番頑張るべきは仕事」と思っている人が多いので、多くの男性が「主戦場」としている場所で輝くことができる人間こそ優れている、という価値観にも繋がりやすいのでしょう。
そんなわけで、きっとあなたの彼にも、「仕事、めっちゃ頑張ってるよね。
素敵だよ」のひと言はがっつり刺さるはずです。
まあ正直、残念ながら私たちには、彼が実際にどんな仕事をしているのかについて詳しくは知らないでしょう。
デートのたびに仕事の話を聞かされているとしても、断片的だし、そもそも実際に見聞きしていないものをまた聞きだけで正確にイメージするのにも無理があるので「たぶん、なんかたまにパワポ作ってプレゼンしてるっぽい」くらいしかわからないかもしれません。
でも大丈夫。
男性たちは「具体的に頑張ってるポイントを指摘した上で褒めてくれよな」なんて思っていません。
ただ、彼女に対して「すごく仕事を頑張っていて、輝いていること」だけが伝わればいいのです。
具体的な仕事の頑張りは、職場の人に褒めてもらえればいいからね。
なので大雑把でもテキトーでもいいから「仕事いつも頑張って、お疲れ様。
かっこいいよ。
そういうところも好き」とだけ伝えてあげてください。
「変われた自分」が好き男性は、たとえば誰かから「お前がいつも朝早起きして勉強してるって聞いて、俺も始めてみたんだよな」なんて言われるのがとっても嬉しいのです。
男性らしいといえばらしいですが、とにかく彼らは、男性は、誰か自分以外の人に影響を与えて、感化したいと思っている生き物なんですよね。
だから恋愛でも、彼女に何かしらのポジティブな影響を与えてあげられることは彼らにとってとても光栄なこと。
たとえば彼女から「〇〇君と付き合ってから、私仕事頑張れるようになったんだ」とか「〇〇君と付き合ってから、いろいろ人生における考え方とか生き方とか、勉強になることが多いんだよ」とか言われたりすると、まさにアイデンティティを感じちゃうわけです。
「俺はこの一言を言われるためにこの子と付き合ったんだな」って。
単に「相手が好き」でいるだけじゃなくて、そうやって恋愛を通じて自分が変化して、自分のことを前よりも好きになれたみたいな恋って、自分自身としても最高に幸せな恋愛ですよね。
「もしそういう変化があれば」という前提ありきにはなってしまいますが、ぜひ付き合っている間に一度でも伝えられたらいいな、という「好き」の形でした。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)