ハウレコ

「別れるかも」と思って付き合うほうが、結果的にずっとラブラブでいられるんだよ

どうもあかりです。

「開き直る」という言葉がありますけど、恋愛でもこのマインドは重要です。

「別れたくない、別れたくない……」と縮こまるよりも、「まあ、どうせ別れるかもしれないし、別れても後悔しないようにしよう」と思って恋愛をする方が、断然幸せだし、楽だし、そしてうまくもいくものです。

これだけ書いただけでは完全に「?」だと思いますので、具体的に、ぜひ開き直ってほしい場面ごとに、じっくりとお話ししていきたいと思います。

writer:遣水あかり目次1.別れてから後悔することNo.1はやっぱり……2.「コントロールできないこと」は気にしない3.「こういうデートがしたい!」はガンガン伝えていこう4.「わかってくれてるはず」で一生後悔するかも?5.「別れる」って言ったら、本当に別れるかもよ?別れてから後悔することNo.1はやっぱり……「別れたあとになっていまさら『ちゃんと好きって伝えておけばよかった……』とか後悔するのが女子だと思う。

後悔先に立たず。

思えば、彼はめっちゃ私に『好き』って愛情表現たくさんしてくれていたのに、自分は受け取ってばっかりだったなーって思うことはたくさんあった。

なので、これからはちゃんと自分からも『好き』って伝えていこうと」(医療関係/24歳/女性)超超超当たり前のことですが、「好き」は付き合っている最中にこそ伝えるべきものです。

別れたあとに「好きだったよ」と伝えることなんて基本的にはできませんし、仮にできたとしても、それこそ「後の祭り」というものです。

現在進行形じゃない「好きだったよ」というのは、昔の思い出を美化するのには役立つけれども、今の自分を幸せにするためには役立ちません。

自分の心の中にある「好き」の量と同じ量だけ、彼に対しても「好き」と伝えてあげてください。

**また、これによるメリットとは単に「そうしておくと、別れたあとに後悔せずに済むよ」という予防的な効果だけじゃありません。

職場の同僚や同級生から好意を感じ取ると、こちらも相手を意識してしまうのと同じように、恋人から愛情表現をされればされるほど、自分の恋人に対する「好き」の気持ちが強くなるというのは、みなさん実感済みのことと思います。

なので「いつ別れてもいいように、いっぱい『好き』って言っておこう!」というのには、ちゃんといま付き合っているふたりを幸せにしてくれる効果もあるんです。

「コントロールできないこと」は気にしない私が陰ながら尊敬している素敵ウーマンの恋愛ポリシーをご紹介しましょう。

「浮気とかは心配しない。

だって、『浮気をしない』っていうのは、私じゃなくて彼氏の仕事なので、私がそれをコントロールできる問題じゃないし、彼が私に心配させるまでもなく、自分できちんとすべきことだと思う。

しかも、それを心配するのって、結局彼を信用していないことになるわけだから、そういう気持ちで付き合うというのもなんか違う気がする。

そういう意味で私は、『浮気されてしまったらそれはそのとき』って思ってる」(素敵ウーマン/28歳/女性)さすが素敵ウーマンですよね。

別に「浮気されてもいいや~」ってテキトーにどうでもいいって思ってるわけじゃなくて、「浮気されるかどうかとか、私にはどうすることもできないから、とりあえず彼を100%信じてみる。

それでもダメならどうしようもないし、もともと私がどうにかできる問題じゃない」っというスタンスをとることです。

恋愛の悩みには大きくわけて2種類あって、1つが「自分でどうにかコントロールできる問題」です。

それは「かわいくなりたい」とか「彼のために何かしてあげたい」とか、そういうもの。

そしてもう1つが「自分ではどうにもコントロールできない問題」です。

その代表例が「浮気されたくない」というものだし、ほかには「プロポーズされたい」とか「私を最優先してほしい」とか、自分よりも彼側の領域でどうにかするしかないものたち。

これら2種類ある恋愛にまつわる悩みのうち、後者の「コントロールできないこと」をきっぱりと割り切ってこれについて悩むのをやめようと決意するだけで、割と肩の荷が下りたような気がすると思います。

**また、「浮気されたくない」という悩みに関していえば、これを「悩まない!」と決めることには、忘れてはならないメリットがあります。

やっぱり、「彼が浮気しないかな……」と内心不安に感じてる様子ってどうしても表に出ちゃうから、それが彼にとっては不快でもあり「俺って信用されていないんだな……」とテンションも下げてしまうことになります。

実は、浮気をさせないために一番大切なことって、「彼女の信頼に応えたい!」と思っててもらうことってかなり重要。

これを一番手っ取り早く達成する方法は、やっぱり「彼を信頼して、浮気の心配をやめてみる」ことなんですよね。

「こういうデートがしたい!」はガンガン伝えていこう「別れたあとって、『もっとこういうことしたいと思ってたのにー!』って気持ちが溢れてくるので、そういう後悔をしないように、行きたいところややりたいデートは、逐一彼氏に伝えるようにしています」(美容師/24歳/女性)恋愛は、主体的じゃなくちゃいけません。

「彼が素敵なところに連れて行ってくれるはず」と受け身一辺倒になって、それで彼が選んでくれたお店に対してああだこうだ心の中で文句を言うよりも、もしも自分で「いいなぁ~」と思うデートがあるのなら、そういうのはバシバシとアピールしていくべきでしょう。

それは、もしも万が一別れてしまったときに「これをやっておけばよかった……」と後悔をしないためでもありますが、もちろんそれだけではありません。

男性と話をしているとよく聞く話として「もちろんデートはこっちが主導でいろいろと企画することもできるけど、あっちからもいろいろと意見を出してくれる方が楽だし、結果的に楽しめることも多いので、嬉しい」みたいなものがあります。

これはたしかにおっしゃるとおりで、やっぱり、デートはふたりともがコミットしないと、いいものが作れません。

彼だってデートのプロではありませんので、デートプランを無限に持ってるわけでもありませんし。

それに、ふたりでああだこうだ言いながら企画したデートなら、「ネットでは評価がよかったけれども実は行ってみたら微妙なお店だった」みたいに、たとえそれがちょっと失敗に終わったとしても、痛み分けというか、それはそれで笑い話になりますからね。

「わかってくれてるはず」で一生後悔するかも?「彼氏が仕事忙しすぎて、すごくさみしかったんだけど、さすがに彼も私の気持ちをわかってくれてるだろうと思ってた。

私の気持ちをわかったうえで、それでも私よりも仕事を優先し続けて、『仕事:彼女=10:0』の状態を続けてるってことは、単純に仕事が忙しいだけじゃなくて、私のことを好きって気持ちも冷めたんだろうって。

それで私から勝手に諦めて、サヨナラした。

でもこの前ちょっと用事があって久々に再会したときに、『実は俺あの当時、逆に仕事に熱中しすぎて単純に見捨てられたのかなーって思って、引き留められなかったんだよね。

実際、引き留める資格もなかったと思うし……』って本音を言われて、めっちゃふたりで泣いた。

結果的にいろいろあってよりを戻せたけど、その後はちゃんと、気持ちを伝えるようにしています」(広告/27歳/女性)……ノロケかい!嘘です。

すごくいいお話。

たしかに恋愛をしていると、「素直」でいることよりも、自分のプライドを守るためだったり、あるいは相手に対して勝手な期待や希望的観測を抱いてしまった結果、伝えるべき気持ちを伝えられないままになってしまう場面にしばしば遭遇します。

ですが、たとえば「さみしい」とか「ここが不満」とかいう気持ちをあなたが抱いているときに、それを彼が「わかってくれてる」なんてどうして思うことができましょう。

じゃあ逆に、「彼が言葉にはしていないけど、心の中で実は『わかってくれてるはず』とあなたに対して思ってる本音ってなーんだ?」といま自分自身が聞かれて、「うん、わかるよ!あれでしょー?」と即答することができるでしょうか?私はできません。

**そしてそういう「伝えたい気持ち」を伝えないまま、「わかってくれてるはず」と自分は思っていて、でも実際には相手は全然わかっていない状態って、それこそまさに上のお話のふたりがそうであったように、「お別れ」に直結しやすい危険な状態です。

まあたしかに、仕事を頑張りすぎるほど頑張っている彼に対して「さみしいんだけど」と伝えたり、明らかに悪気はなさそうな彼の言動に対して「それ、やめてほしい」と伝えたりするのは、少し自分に対して大人げなさとか、彼に対して申し訳ない気持ちとか、それこそ「こんなこと言ったらウザいって思われちゃうんじゃないか?」みたいな不安を感じてしまうことがあるかもしれないけれども、やっぱりそういう気持ちは、伝えない方がずっとヤバいです。

なので「最悪、別れても仕方がない!別れて後悔するよりマシ!」と開き直っていきたいものですね。

「別れる」って言ったら、本当に別れるかもよ?最後は、私から。

これは私がいままでに職業柄いろいろなカップルの話を聞いたなかで、でき上がった法則みたいなものなんですけど、たとえばけんかをしたときに「もう、別れる!」ってどちらかが勢いで言っちゃって、そのまま相手も「わかった!」って売り言葉に買い言葉しちゃうカップルっていると思うんですよ。

もちろんそういうカップルも、その場ではきちんと仲直りしてまたラブラブになってはいるはず。

だけど長期的に見比べてみると、そういうときに「別れる」とつい口走ってしまうカップルとそうじゃないカップルでは、圧倒的に前者の方が最終的にお別れしてしまう可能性が高いです。

これは別に、けんかのときに「別れる」と言ってしまうカップルのほうが愛情レベルが低いとかそういう意味じゃなくて、「別れる」って日ごろからお互いに(たとえそれが本気じゃなくても)言いあっているカップルって、次第に「別れる」という決断をすることに対するハードルが少しずつ少しずつ下がっていってしまっているんじゃないかなーと。

どうしようもないすれ違いや衝突が起こったときに、「別れる」っていう選択肢が無意識に頭に浮かんでしまいやすくなってしまっているんじゃないかなーと、思うわけです。

ひと言で言うと「言霊」というやつかもしれません。

もちろんけんかをすること自体は全然悪いことじゃないけれども、「別れる」って言ったら、本当に別れるかもよ?というのは、お伝えしておきたいなと思うんです。

カップル同士の関係って、みなさんご存知のとおり頑丈なようでいてすごくもろいです。

なので、「どうせ仲直りできるし、いいや」と思っていても、いつかついカッとなって発した「別れる」が、現実になっちゃうかもしれないと理解して、けんかのときの言葉選びにはぜひ気をつけてみてください。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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