みかんの皮を人参代わりに使おう! 「きんぴらごぼう」
私の主人の実家は、みかん農家です。
なので、ありがたいことに毎年たくさんみかんをいただくのですが、家族3人で一日1~2個みかんを食べるていると、捨てる皮もたくさんになり、「何かに活用できないかな」と思うようになりました。
そこで数年前からは、皮を細かく刻んだり、チーズグレーター(チーズおろし器)でおろして、サラダやしゃぶしゃぶのタレに入れるなど、なにかと皮を活用しています。
みかんの皮というと、乾燥させた陳皮(ちんぴ)は漢方薬の材料に使われていますよね。
自宅でも乾燥させれば簡単に陳皮にでき、料理にも使うことはできますが、せっかちな私としては乾くまで待つことができず。
皮をただ刻んでお料理にかけても、柚子と同じく、香りが立っておいしくいただけるので気に入っています。
とくに今年は自分の中でヒットの活用法が!それが、きんぴらごぼうの人参の代わりに、同じ色のみかんの皮を使うこと。
口に入れるとみかんの香りが鼻に抜けて、爽やかでおいしく食べられることを発見し、この秋冬に何度作ったことか。
ちなみに、みかんの薄皮や皮にはヘスペリジンという毛細血管を強くする成分が多く含まれるため、冷え解消の血流アップが期待できます。
また、ヘスペリジンはビタミンCの吸収を助ける作用も。
みかんには、ビタミンCもヘスペリジンも豊富ということで、みかんは冬の風邪対策にぴったりです。
■きんぴらごぼうレシピ制作:管理栄養士 長有里子<材料(作りやすい分量)>ごぼう 1本(180g)みかんの皮 1個分A醤油、みりん 各大さじ1・1/3A水 大さじ3ごま油 適量<作り方>1、ごぼうは千切り、みかんの皮は良く洗い、千切りにする。
2、ごま油を熱したフライパンでごぼうを炒めたら、みかんの皮、Aを入れ、水気がほとんどなくなるまで炒め合わせる。
3、器に盛り、ごまをかける。
旬のものを食べるというのは、やはり理にかなっているんですね。
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