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長い片思い…振り向かない彼…どうすればいい?

相談全文を読む(ガールズレスキューへ移動します)こんにちは。

ライターの鶴山あずさです。

今回は、24歳のアパレル業界にお勤めの女性からのお悩みにお答えしましょう。

「私には好きな人がいます。

2年前に出会って仲良くなって好きになって、でも付き合いたいという気持ちが伝わると連絡も途絶え、会えなくなりました。

すると半年後に彼から連絡が来てまた会うようになって1年ほど一緒にいます。

やっぱり大好きで我慢できず、最近になって『付き合って』と言うと、『無理』と言われました。

しつこく理由を聞いてみると『好きじゃない』とのこと。

今までデートしたりして、本当に付き合ってるみたいだったのに、告白すると振られたのです。

彼女は5年ほど前からおらず、前の彼女には裏切られたみたいです。

それからいろんな女の子と遊んでいるみたいなんですけど特定の女の子はいないみたいで……。

今は連絡も返してくれないし、遊んでいる女の子はいるみたいなんですけど、もう諦めるしかないのでしょうか。

お互い落ち着く関係だと感じていたので辛いです。

」過去の裏切られた経験がトラウマになっている男性は、無意識のうちに、二度と傷つかないように自分を守ることが第一になってしまって、相手を信じる勇気を失ってしまっている状態です。

そんな彼に、相談者さんが思い描く“落ち着く関係”を求めるのは難しいでしょう。

それでも諦めたくないのであれば、彼が「相談者さんが前の彼女さんとは違うのだ」ということを納得してくれるまで、彼が何を言っても何をしても、ひたすら信じ、そして尽くし続けなければなりません。

相談者さんの心の方が、先にボロボロになってしまうかもしれません。

そんなリスクを乗り越える勇気が相談者さんにあるのでしたら、元心理カウンセラーとして、彼とお付き合いしていく「心にバリアを張る」考え方をご紹介しましょう。

writer:鶴山あずさ目次1.常に受け身の態勢で、彼に期待をしない2.彼に何をされても彼を責めない3.主語を一人称にすること4.彼を理解し、腹を据えて信じて待つ覚悟をする5.おしまい常に受け身の態勢で、彼に期待をしない彼の心のリハビリにお付き合いする決心をして、「ふつう◯◯だよね」という恋の常識をまず捨てましょう。

恋はお互いの“想い”を感じたい、感じてほしいものですが、彼に期待しては傷つくので、やってほしいことははっきりと言葉にしましょう。

彼がそれに応えてくれなくても、彼を責めてはいけません。

相談者さんの希望は伝えるにとどめ、相談者さんが“何よりも彼の意思を尊重する女性”であることを彼に印象付けることが大切です。

彼が相談者さんに少しでも心を許したなら、気が向いたときに相談者さんの希望や願いをかなえてくれる可能性もあります。

彼に何をされても彼を責めない彼が何を言っても何をしても、彼を責めるのではなく、彼の行為や言葉を尊重しましょう。

でも、相談者さんが意に沿わないなら、受け入れる必要はありません。

「そうなんだ……」といった感じで肯定してあげるだけでいいのです。

そしてそのあとに、「でも、私は○○と思うな」といった感じで、相談者さんの気持ちをさりげなく表現しましょう。

「なんだか悲しいな」「期待してた(楽しみにしてた)からがっかりだな」といった感じで付け加えましょう。

ここで「どうして○○なの?」と理由を聞いたり、非難したりしてはいけません。

主語を一人称にすること彼の意思を尊重することは重要ですが、あなたの気持ちを伝えることは、それ以上に大切です。

ただし、主語を二人称にすると非難になりますので気をつけましょう。

主語を一人称にすることで、非難することなく、彼と意見が合わなかったことを伝えることができます。

また、「希望が叶わなくても、嫌いにならないよ!あなたの気持ちが大切だよ!」という意思表示になります。

彼を理解し、腹を据えて信じて待つ覚悟をする彼が、相談者さんを傷つけたくないと思えるようになるまで時間がかかるので、その間待ち続ける強さが必要です。

女性を信じない男性は、すぐに信じてしまう自分を傷つくことから防御しているだけなので、彼が相談者さんを信じてみる勇気が持てるまで彼の気持ちを尊重できるかどうかが重要です。

もし、彼が相談者さんを自分の理解者だと感じ、彼があなたの気持ちを想像してくれるようになったら、相談者さんの希望を数回に1度くらいは叶えてくれることもあるでしょう。

そんな嬉しい幸せなときがいつ来るのか、確証もなく、彼がいつまでも他人を信じない可能性もあります。

これは賭けです。

おしまい彼の理解者になるということは、彼の行動を許す必要があります。

相談者さんはかなり傷ついたり、不安になったりすることも多いでしょう。

彼の心を救うボランティアができるほど相談者さんが彼を愛し、相談者さんの心がそれに耐えられるのなら、頑張ってみても良いかもしれません。

でも、そのために相談者さんの心が壊れてしまうようなら、さっさと他の男性に目を向けましょう。

自分の心を守る勇気が一番大切なことを忘れないでくださいね。

自分が納得いくまで一人の男性を愛し抜いたのなら、撤退する勇気は、次の恋の糧になるでしょう。

彼との恋に破れしまったとしても、その経験が相談者さんの心を大きく成長させているからです。

(鶴山あずさ/ライター)(ハウコレ編集部)

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