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ドラマ「モトカレマニア」に学ぶ“好き”と“執着”の見極め方4つ

新木優子と高良健吾がW主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「モトカレマニア」(毎週木曜よる10:00~)が今日、最終話を迎えます。

どんな展開になるかソワソワしている人もいるのではないでしょうか?ドラマ「モトカレマニア」に学ぶ“好き”と“執着”の見極め方4つ/photobyGIRLYDROP新木優子・高良健吾W主演「モトカレマニア」「Kiss」(講談社)にて連載中の同名コミックが原作の同ドラマは、元彼の存在を引きずり“モトカレマニア”になった女の子の混乱と暴走と試行錯誤の物語。

新木は元カレを忘れられない“モトカレマニア”の主人公・難波ユリカ、高良はユリカの元カレのマコチこと斎藤真を演じています。

彼への気持ちが「執着」だと気づいた時の対処法元カレに限らず、好きな人のことが好きだと思っていたけど「もしかしてこれって執着…?」と不安になる人もいるでしょう。

「彼のこんなところが好きだから、付き合いたい」「元カレのこんなところが好きだから、ちゃんと復縁したい」このような状況に陥ると本当に「好き」なのか、振り向いてもらえないから「執着」してしまっているだけなのか、わからなくなるもの。

そこで今回は、最終回までのドラマのシーンを振り返りながら、モトカレマニアに学ぶ“好き”と“執着”の見極め方を考えてみました。

「あの頃」を気にするか気にしないか元カレのマコチと別れて5年が経ったユリカは、マコチのことが忘れられず“モトカレマニア”としてマコチとの楽しい日々を妄想していました。

そんな中、就職活動中だったユリカは仮採用として不動産会社の営業として入社。

そこの会社では、マコチも働いていることが判明します。

そんな会社で、自分がクビになるかもとピンチに陥った時に助けてくれたマコチに対して「付き合う前のあの頃みたい」と言ったり、休みの日にマコチとご飯を食べに行って「あの頃のマコチと違う、変わった」と言ったり…。

ユリカは付き合っていた頃や学生時代のバイトの先輩後輩だった頃を無意識のうちに引き出しているシーンがいくつもありました。

「あの頃はこうだった」と過去を主軸に置いてマコチと関わろうとしているため、現実のマコチとギャップを感じるようになります。

元カレへの気持ちが“好き”という場合、あの頃と違うというギャップを「それだけ月日が経ったんだな」「あの頃とは少し違うけど、それでもやっぱ好きだな」と“現在視点”で見ることができます。

そのため、変化を前向きに捉える傾向が…。

しかし、元カレへの気持ちが“執着”となると「あの頃とは違う、変わっちゃった」「あの頃みたいに戻れた」と“過去視点”で相手のことを見るように。

そのため、変化を後ろ向きに捉えるようになり気持ちが混乱するようになります。

期待をするかしないかポイントの一つ/photobyGIRLYDROP相手に期待をするかしないか5年前、マコチと距離を置きたいと伝えてお店を飛び出したユリカは、マコチが追いかけてきてくれるのではないかと期待をしていました。

しかし、マコチがユリカのことを追いかけてくることはありませんでした。

そんな別れ方をしたのもあり、ユリカは「期待してもその通りにはならない」という気持ちを少しずつ抱くように…。

このような経験があると「過去にこうだったからまた同じような思いをする」と、前を見ることができなくなることがしばしばあります。

マコチとの別れとどう向き合ったら良いか分からず、相手に「追いかけてきて欲しかっただけなのに」と期待をして終わっているため、なかなか現実を受け入れることができず“ユリカのことを受け入れてくれるマコチになって欲しい”という気持ちが無意識のうちに芽生えるように。

これが結果的に“元カレへの執着”へと変わっていくこともあります。

元カレのことが執着ではなく好きとなると、別れのエピソードとしっかり向き合っているため「次はこうしよう!」と自分の行動を改めるようになり、相手に期待をするのではなく自分の行動をどうしたら良いかを考えるようになります。

白黒はっきりさせたいかさせたくないかユリカとユリカが初めて担当した客・山下が脱MKM同盟(脱モトカレマニア・脱モトカノマニア同盟)を組みますが、山下の元カノであるむぎが北海道から東京に仕事で来て、山下とヨリを戻します。

しかし、むぎは東京での仕事を終えた時、山下と結婚して東京に残るか北海道に帰るかの選択を迫られるように。

この時、2人はお互いの仕事のキャリアや将来に対する考え方を尊重して別れるという結果になってしまいます。

このカップルはお互いの“今”をしっかりと見て、今後のことを考えた時に「違うな」と思ったから別れを選びました。

しかし、ユリカとマコチ、そしてマコチの元同居人であるさくらと中学時代の元カレ、和真との関係はそこの白黒がはっきりつけられていません。

マコチとヨリを戻す前のユリカは「妄想マコチがいるから大丈夫」という気持ちだけで5年を過ごしてきました。

そのため、いざヨリを戻して一緒に住もうとなっていてもむぎの言葉を聞き、自信を持ってマコチのことが好きと言えるかどうか分からなくなります。

さくらと和真の場合、和真がさくらと会う前だけ結婚指輪を外しているのを知るも、むぎにどうするか聞かれた時に開き直って「忘れられないのは私の勝手だし。

別に、これからを望んでいるわけじゃ…」と曖昧な言葉を言います。

相手の幸せを考えた時に、白黒はっきりつけた方が良いと思ったら白黒はっきりつけられるのも“好き”という気持ちの一種。

「いざという時に迷いが生じる」「先のことを考えた判断がなかなかできないけど彼のことが忘れられない」という場合は“執着”に近いのではないでしょうか。

彼との関係の向き合い方が分かっているか分かっていないかユリカは、就職しても倒産したりブラック企業だったりとなかなか上手くいかず、マコチと別れた後の恋愛もあまり上手くいかなかった結果、マコチを逃したのは痛かったと分かり“妄想マコチ”に頼るモトカレマニアに変化していきます。

さくらは、和真から「友達の方が良いと思う」と告げられ、自分は和真のことが好きなのにそれを伝えることなく終わってしまい、和真との過去を小説にして和真に似ているマコチと一緒に住むというモトカレマニアに…。

この二人の共通点は、別れた後の過去と彼との向き合い方が分からずにいるため、現実を見る力が少しだけ欠けています。

そのため、どうにかして“あの頃”の恋愛を少しでも忘れないようにしようと自分が望む環境を作り上げてしまうように…。

“好き”という気持ちを持っている人は、あの頃の恋愛に囚われることなく「好きだったな」とポジティブに向き合おうとする力を持っています。

好きが執着に変わった時の対応もチェック/photobyGIRLYDROP今夜、最終回を迎えるドラマ「モトカレマニア」。

ユリカとマコチの関係がどうなるのか見守りつつ、自分がこれから恋愛をしていく上で彼への気持ちが「好き」なのか「執着」なのか分からなくなった時の参考にしてみては。

(modelpress編集部)【NotSponsored記事】

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