ハウレコ

最高の余韻を。男子が「デートの最後の最後に彼女にされるとドキッとすること」

どうもあかりです。

デートでのバイバイの瞬間って、とても重要です。

デートが終わった後にそのデートのことを振り返ってみたときに、「素敵なデートだったなぁ」「いい1日だった……」という気持ちになるか、それとも「うーん、なんか不完全燃焼……」「あんまり彼女を楽しませられなかったのかな……」という気持ちになるかは、まさにバイバイの仕方にかかっている、はず。

こんなことはありませんか?デートの最中に彼が若干無口で、「あれ、つまらないのかな……」と不安な気持ちになっていたけれども、バイバイするときに彼がさみしそうな様子で「チューしていい?」みたいに聞いてくれると、それだけで「あ、心配しすぎだったみたい」と知れて安心できて、かつ幸せな気持ちでお家に帰ることができた、みたいな。

ようするに、こういうことです。

そこで今日は、彼のデートに対する満足度を可能な限り最大化する方法を探っていきましょう。

writer:遣水あかり《愛情表現編》今日イチのラブを「正直彼女は割とシャイで、彼氏の俺に対してすらあんまりスキンシップみたいなことをしてこないタイプだけど、デートの最後は相当さみしいらしく、向こうから手を握ってきたり、たまには抱きついてきたりするので、かわいいです(笑)」(大学生/22歳)これは冒頭でもご紹介した例と近いですね。

デートでバイバイする瞬間って一番気持ちが盛り上がる「べき」とき。

「デートめっちゃ楽しかった!」っていう気持ちと「もうしばらく会えない!」っていう気持ちとが混ざり合って、「好き」の想いが最も盛り上がる瞬間な、はず。

だから相手に対して「好き」という気持ちがあるのなら、この瞬間にふさわしい愛情表現があるだろうと、相手は思ってしまうわけです。

どうせもうバイバイしちゃうんだから恥ずかしくなんてないから、「あの私が、こんな愛情表現を!」と自分でも意外に思ってしまうような今日イチのラブをお届けしてあげたいですね。

「いつものあれは?」とリクエスト「自分の彼女は、あっちからキスしてきたりみたいなことはしないんだけど、逆にいつも俺がしてるキスをなかなかしないでいると、『ねえ、しないの?』みたいに恥ずかしそうにリクエストしてくる。

あれはヤバい」(フリーランス/26歳)実は私もまったく同じ経験があります。

かつてお付き合いをしていた男性が、毎回帰るときに車で私を家まで送ってくれていたんですよね。

ちなみに相手の男性がお金持ちだったというわけじゃなくて、お互いに地方寄り在住だったので、基本的にみんな車持ってました。

で、いつも必ず私が車を降りるときには「またね☆」と言いながらチューをしてくれていた彼氏だったのに、その日はなぜかいつまで待っても唇が飛んでこないので、最終的に私が我慢をし切れず「今日はチューしてくれないの?」と聞いたんです。

すると、「うわ~なにそれかわいいじゃんヤバー(笑)」とめっちゃテンション上がってくれたというエピソード。

先ほど「今日イチを自分から」とおすすめしましたが、実際には「自分からはなかなか……」というシャイなガールもいると思うんです。

そういう人にはこっちのほうがおすすめかもしれません。

また、「そもそも彼がバイバイのときにいつもしてくれている愛情表現が存在しねーよ!」という人もいるかもしれません。

そういうときには、とりあえず立ち去らず、無言でその場に居続ければいい。

まともな男性ならそこで「キス待ち?」とか察してくれるでしょうから。

《名残惜しい編》さりげないけどパンチある「早すぎる~」「彼女としてはそんなに意図的に発言してるわけじゃないと思うんだけど、最後のお店を出て駅に向かってるときに、『もうこんな時間なの~……』みたいに愚痴ってるのを聞くと、嬉しくなるよね」(ウェブ系/24歳)楽しすぎるデートの「時間が早く過ぎる感」ったらハンパないですよね。

「今日は早め集合だから、たっぷり楽しめるぞ~」と思っていたのに、「え、もう11時なの!?」と自分の時計がぶっ壊れてしまったんじゃないかと疑ってしまいたくなることもしばしばです。

そんな体験を誰もがしたことがあるからこそ、「あっという間だったな~」みたいなことを恋人から言われるのは、本当に嬉しい。

逆にマズいのは、「時計をチラチラ見る」という行動です。

この行動は、「早く終わらないかな~」「もう帰りたいな~」と思っているときに人がついつい無意識にとってしまう典型的なもの。

「時間を忘れて」という言葉もあるように、自分がデートを夢中になって楽しんでいることを彼にわかってもらうためにも、時計チラ見は避けたいところ。

2軒目のお店で飲みなおしているときに、彼が「そろそろ行こっか」と言ってきたくらいのタイミングで「え~、もうこんな時間!早すぎるー……」と言ってあげる感じがちょうどいいかな、と思います。

戻ってきちゃおう「一回、『じゃあね~』ってさよならしたのに、10メートルくらい歩いて、また泣きそうな顔で戻ってきちゃう彼女。

かわいすぎて泣ける……」(飲食/26歳)これはたしかにかわいい。

なんでこんなにかわいいことができる?さては素人じゃないな……。

バイバイするのを残念がる行動としては「バイバイした後たくさん振り返る」というのがまず基本です。

振り返った数に比例して「本当は帰りたくないよー」という思いが伝わります。

それに、何度も振り返ってあげることって、最後の最後まできちんとお見送りをしてくれている彼に対する最低限のマナーだとも思うんです。

見送ってあげてるのに、一度たりとも振り返ってもらえないのってさみしすぎますし。

で、「また彼のところに戻っていっちゃう」というのは、「振り返る」の最終形態。

究極完全態グレートモス。

「うえーん」と泣きまねしながら小走りに舞い戻れば、きっと彼は「よしよし」とハグでお迎えしてくれることでしょう。

「延長、いいすか?」「『あと10分だけこうしてていい?』みたいな。

そういうことを言われるときってたいてい自分も心の中で同じことを考えているときなので、同じ気持ちだったんだって嬉しくなります」(金融/27歳)これまで何度かハウコレでも書いたことがあるこの「延長オファー」嬉しいですよね。

「もうちょっとでいいから一緒にいたい」って言われるのって、やっぱり。

本音の本音は、10分ちょっとじゃ全然足りないとわかっていて、できることなら「このまま朝まで一緒にいよう!」と言ってしまいたいのにも関わらず、「でもそんなの、無理だよね……」と冷静になって、結局飛び出すのは「あと10分だけ」という"ほぼ無意味"な発言。

でもなんだか、「あと10分でいいから一緒にいたい」と強く思うことこそ、「好き」って気持ちの意味なんじゃないかなーとポエマーなようなことを思ってしまう「遣水あかり」でした。

《本当に「最後のひと言」編》「絶対」「単に『また誘ってね~』とか『連絡してね~』とか言われるよりも、『絶対誘ってよ!』とか『連絡してね。

絶対ね!』とか、『絶対』ってつけるほうが、彼女の愛情を感じてドキッとする」(イベント関連/23歳)なるほど、着眼点がナイスですね。

さよなら間際の会話では、本当に単語ひとつひとつが大きな意味を持つってことを実感させられます。

たしかに「また誘ってね」や「また連絡してね」って、それこそ恋人じゃなくても友達とか、ただの知人とかとバイバイするときにも使われるお世辞というか、単なる「別れ際のあいさつ」の常套句という感じがしてしまいます。

だけどそこに「絶対」という2文字をつけるだけで「本気感」が出ますよね。

「絶対」というのが「お世辞」と「本音」の境界線を越えるために必要なキーワードなのかもしれません。

「〇〇探しておくね!」「細かすぎるかもしれないけど、デートの中で『次はイタリアンとかがいいかな?』みたいな話題が出ていて、それでバイバイするときに相手が『次はイタリアンね。

私もよさげなお店、探しとく~』みたいに言われるのって結構好き」(保険/25歳)なるほど。

こういうセリフって、「次また会いたい気持ち」が本物だぞってのが相手にうまく伝わるひと言ですよね。

男性の心のツボを押さえるってこういう意味なんだよな、と思います。

「次はイタリアンにしよ?」ってさりげなくデート中に出た話題をしっかり覚えているところもナイスだし、お店選びを彼に丸投げしないで「一緒に探そうね」スタンスを出してあげているところもナイスだし、しかもそれを別れ際に言ってあげることで「次のデート、楽しみにしてるんだよ」という気持ちが伝えられているところもナイス。

「次は1週間後ね」「もうちゃんと次のデートのスケジュール決まってるのに、あえてそれを念押ししてくる感じ。

楽しみにしてくれてるんだなーというのが伝わります」(アパレル/23歳)先ほどの「〇〇探しておくね!」というのと同様に、「次のデート、楽しみにしてますよー」という気持ちが伝えられる一言です。

このときに「結構長いけど、一緒に頑張ろうね(笑)」みたいに言ってあげると、より待ち遠しい感が出るのでおすすめです。

ちなみにこれは「すでに次のデートの予定が決まっている場合」を前提にしたひと言ですが、もしも次の予定が未定のままバイバイすることも多いよっていう人の場合には、その日のデート中に「次いつ会える?」って聞いてしまうことを強くおすすめします。

これには2つのメリットがあって、1つは「次早く会いたい」という自分の気持ちを彼にリアルに伝えられるところ。

やっぱりデート後に彼から「次いつ会える?」と言われてリアクションをするだけよりも、自分から「いつ会えるかな?」と聞いてあげたほうが、「会いたい」感が強まりますよね当然。

あとは、精神衛生上のメリットです。

「次いつ会えるんだろ」と思いながら過ごすのってヤキモキしちゃいます。

だから事前に「次はいつ会おー」っていうのを決めておくと、精神的に平和に過ごすことができるので、それだけでちょっと「会えない期間」の幸福度がアップするので。

ということで今回はこの辺で。

やっぱり、デートが終わった後に男性が思い出すのは、「最後の最後の彼女の姿」です。

これがデートの余韻を作る。

なので気を抜かず、「今日一番かわいい私を!」をスローガンに、頑張ること。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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