エキサイト

スピーチライターが教える、コミュニケーション力を上げる意外な秘訣

目次・スピーチライターに教わった、話す技術以上の「価値」・習慣化はかんたん?imageviaShutterstock仕事でもプライベートでもコミュニケーションを求められる機会はふえる一方。

なのに口下手……。

そんな私にとって「これしかない!」と思えるコミュニケーション力の鍛え方を、蔭山洋介さん著『なぜ、あなたの話は響かないのか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で見つけました。

スピーチライターに教わった、話す技術以上の「価値」著者はスピーチライターですが、おどろいたことにこの本は、発声法や会話術のような技術に頼らずにコミュケーション力アップをねらったもの。

話はうまいけれどなんとなく信じてもらえない人もいれば、話し方はつたなくとも応援される人もいて(35ページ)、その差はその人自身の「価値」から来るものだからです。

コミュニケーションとは価値の交換です。

価値を交換するにあたって、最も大切になるのは当然「あなたの価値」です。

あなたの価値が社会的にユニークであったり、カッコよかったり、カワイかったりするということが重要であって、そのうえでそれを表現する話し方が重要になるわけです。

(『なぜ、あなたの話は響かないのか』97ページより引用)いくつか紹介されている方法のなかから3つに注目しました。

価値を置くものをはっきりさせる「私はこれに価値を置く」と明確に宣言し、自分の好きなことややりたいことに対してはブレないこと(79〜80ページ)。

自己肯定感がわいてコミュケーションの大きな支えになります。

価値ある存在へのミメーシス(感染)「この人の話なら聞きたい」と思わせるのは成長しつづける人。

自分を成長させるには、生きかたに共感できるあこがれの存在に「ミメーシス(感染)」する(114ページ)のが早いです。

その人物の話しかたをまねしているうちに、コミュニケーション力が上がります。

本を読む、映像を見る、実際に会える人であれば、会って話を聞くなど、なんでもかまいません。

とにかく、没入してその人の価値観に触れて、面白がることが大切です。

(『なぜ、あなたの話は響かないのか』115ページより引用)その人に影響を与えた教養にまで感染するのは、純粋に楽しい。

ものまねで終わらせず、自分の価値観というフィルターを通して吸収できれば、より近道になりそう。

部屋の片づけで「価値」が洗練される「好き嫌いを軸にした部屋の整理整頓」(133ページ)も、コミュニケーション力アップにつながる価値づくりのひとつだと言います。

蔭山さんは、モノを捨てることを「ノイズを消す」、スッキリ収納することを「ノイズがなくなる」などと表現し、ノイズをとりのぞくとその人の価値が洗練される(133ページ)としています。

習慣化はかんたん?一度習慣になってしまえば、コミュ力は高い状態で維持されて、二度と元に戻らなくなります。

(『なぜ、あなたの話は響かないのか』100ページより)どの方法もつづけやすいと蔭山さん。

「好き」や「あこがれ」などのワクワク感をベースにしているからかもしれません。

スピーチライターである筆者が、話術よりも中身で勝負を提案しているのが興味深い本書。

まずは「これは価値のある方法だ」と私が感じたミメーシスとノイズキャンセルを習慣づけることで、自分の価値をみがきたくなってきました。

[なぜ、あなたの話は響かないのか]この記事もおすすめ「300円のコーヒーが130円に…いま増加中!飲食店の「定額サービス」」>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで! いろいろ揃ってます。

関連リンクアレ脱ぐ姿がエロい…男がキュンとくる「プール・海デートのモテ仕草」|スタイリストのファッション恋愛術♯72300円のコーヒーが130円に…いま増加中!飲食店の「定額サービス」主役は難病の子5人!映画『子どもが教えてくれたこと』に学ぶ人生の愛し方りゅうちぇる、第1子の誕生に祝福の声「感動しました」「ぺこりゅうならきっと大丈夫!」よごれは、挑戦した証!思いっきりよごして子どもの可能性を引き出そう [PR]

続きを見る