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彼氏と彼女がお互いをいつまでも「好き」と想える関係でいるための3つの工夫

どうもあかりです。

彼氏と彼女がお互いをいつまでも「好き」と想える関係を作るのって、当たり前だけど全然簡単じゃないですよね。

とりあえず「ただ長い間付き合ってれば、そうなるよ」というほど簡単なものじゃない。

何をすればいいのかと言われると、すごく難しい。

もちろん私も絶対的な答えを持っているわけではありません。

ですが、これまで仕事柄たくさんの恋愛に触れてきた経験から、それなりに参考になりそうなアイデアをお出しすることはできると信じています。

そこで今回は、そういった素敵な関係を維持していくための工夫を、大きく3つに分けてご紹介していきたいと思います。

writer:遣水あかりいつまでもお互いを「異性」と感じられるようにする恋人とそこそこ長く付き合ったことがある人ならわかると思いますが、カップルは、交際期間が長引くにつれて「親友」っぽくなっていきますよね。

もちろん、「恋人でありつつ、親友でもある」というのは理想の状態だけど、油断をすると、「恋人ではない、ただの親友」になってしまいます。

もともと「親友」らしさみたいなものって、特別な工夫をしなくても、交際期間が長引きさえすれば、自然と出てくるものです。

むしろ、「恋人」という要素が薄まってしまわないように、ちょっと工夫が必要なんです。

「セクシー」の安売り禁止「家でもおしゃれして、とは言わないけど、下着でうろちょろするのを見慣れると、もう彼女の下着姿に興奮はできない」(飲食/26歳/男性)もちろん、「裸族」も同様です。

たしかに、「ありのままの自分を愛してもらわないと意味がないから、下着姿だろうと裸族だろうと、自然体でいればいいよ」という考えもあるかもしれないし、私もそういう考えを否定することはしません。

だけど実際問題、特に男子が女子に対して性的興奮を覚えるときには視覚が超重要なので、いつまでも自分のことを「セクシー」と思ってもらいたい気持ちがあるのなら、そういう「セクシー」の安売りは得策じゃないと思うんです。

やっぱり私は、彼氏と彼女がお互いの下着姿や裸を見てドキドキすることができる関係でいるのって、ものすごく大切なことだと思う。

仮にそれを「本当は下着姿で居たいのに我慢してるんじゃ、ありのままの自分を好きになってもらってるとは言わないよ」と言われてしまうんだとしたら、別に「ありのままの自分」なんて好きになってもらいたくはない。

それよりも、彼に自分の「セクシー」でドキドキしてもらう方がずっと大事だと思うから。

彼に下着姿や裸を見られることに対して抵抗がなくなってしまっている人がいたら、少し気にしてみてほしいなと思います。

最低限の「お行儀」って大切「彼氏が最近、当たり前のように私の前おならしたりゲップしたりする。

彼氏はめっちゃ一人で笑ってて、私も愛想笑いしてあげてるけど、内心真顔。

そういう意味で打ち解けた関係には、別になりたくない」(金融/25歳/女性)「お行儀よくしよう」と思うのって、やっぱり恋人同士だからですよね。

友達の場合、仲が良ければ良いほど、そういうのって気にしなくなってしまうから。

そして恋人同士でも、だんだんと「親友」に近づいてくるにつれて「お行儀」の意識も薄れていきます。

たとえば、おならやゲップをする。

脚を開いて座る、あぐらをかく。

デートだけどおうちなので、パジャマでお出迎えする。

トイレの音消しをしない。

下着を脱ぎっぱなしで相手の目に見えるところに置いておく。

などでしょうか。

これの困ったところって、他の異性に会ったりしたときに、相手のお行儀のよさについついドキッとしてしまうところです。

「あ、めっちゃ女の子らしい振る舞い、ドキドキするな。

彼女なんて……」「めっちゃ清潔感ある人だな。

彼氏なんて……」といった具合に。

最低限の「お行儀」を大切にし続けることって、単純に恋人を「異性」として見続けるために必要なだけじゃなくて、「他の異性に見劣りしない」というためにも重要なんですよね。

気持ちを伝えることを怠らない先ほどは外見や振る舞いに関するお話しでしたが、今度は「気持ち」にまつわるお話です。

私は、「まあこれだけ長いこと一緒にいるし、伝えたいことは伝わってるでしょ」と、言葉を使って相手に気持ちを伝えることをサボるカップルは、悪い意味で慣れ合ってしまっていると思います。

ただの「親友」になってしまわないためにも、当たり前の気持ちこそ、丁寧に伝えていく関係を保ってほしいのです。

「ありがとう」と「ごめんね」「親しい間柄だからこそ、感謝と謝罪は丁寧に伝えるようにしてる」(医療関係/28歳/男性)想像してみればわかると思います。

1,2年付き合った彼氏だからって、デートに遅刻したことを「ごめんね」と言ってもらえずにヘラヘラ笑ってごまかされたら、嫌な気持ちになるはずです。

彼のためを思ってやってあげたことを「ん」「へー」「了解」とよく意味のわからない返事だけで済まされたら、「次はもうしたくない」と感じるはずです。

たしかに交際期間が長くなれば、以心伝心的に、相手の気持ちが推測しやすくはなるんでしょう。

でも、「ありがとう」とか「ごめんね」って、相手がそう思っていることはわかっていても、やっぱり言葉で実際に伝えてもらわないと、その気持ちを受け取ったことにはできないんですよね。

どうしても。

だから「どうせ伝わってるでしょ」と、ふたりの関係にあぐらをかいて、言葉で伝えることをサボってしまうのはいけません。

伝えてもらえなかった側に、必ず不満が募っていきます。

そしてチリが積もっていった結果どうなってしまうかを想像することはそんなに難しいことじゃないはずです。

「好き」と伝えるのが得意なふたりになっておこう「長いこと付き合うと、逆に『好き』って伝えるのがおっくうになってくるので、難しい」(広告/24歳/女性)「好き」と伝えるのって、関係が長くて深いカップルよりも、関係が短くて浅いカップルの方が得意なことの数少ないうちのひとつです。

それは、この女性が話してくれたとおり「おっくうになる」のが理由でしょう。

「いまさら『好き』とか伝えるなんて、ねえ……?」みたいな気持ち、理解はできる。

だけど「ありがとう」と「ごめんね」と同じように、「好き」も、察することができたとしても、言葉で伝えてもらわないと実感できない感情ですよね。

なので、私がオススメするのは、関係が短くて浅いカップルのうちに、「好き」と伝えるのが得意なふたりになっておくことです。

そしてその簡単な方法が「習慣化」です。

「〇〇するときは『好き』って伝えること」と、ふたりの間でルール化しておく。

会ったら必ず1回は「好き」と伝える、みたいなのでもいいし、「好き」をキスに入れ替えて、デートでバイバイするときには必ずチューする、としてもいいでしょう。

ちなみに、「習慣化によるルーティン(マンネリ)化」の心配はありません。

「好き」やキスによる愛情表現は、いかに習慣化していても、やっぱり毎回ドキドキしてしまうものです。

それくらい、強い。

「縮めたい距離」を残しておく「恋人」と「親友」の大きな違いのひとつに、「縮めたい距離」があると思うんです。

「親友」と一緒にいて「もっと仲良くなりたいな」「ふたりの関係を、もっと進展させたい」みたいに思うことってないと思いますが、「恋人」って、付き合った後でも「もっと関係を深めたい」というあくなき欲求があります。

結局、交際前に「この人と付き合いたい」と思うのも、「縮めたい距離」があることの一例で、どれだけ親友みたくなっていっても、「もっとこうなりたい」という「縮めたい距離」がふたりの間にあれば、「好き」の気持ちはずっと続いていくはずなんです。

関係を急ぎすぎない「同棲とかするのも大事だと思うけど、あんまり付き合ってすぐにそういうことをすると、逆に早く気持ちが冷めちゃうことってあるから、ペースって大事だなと思う」(旅行代理店/28歳/男性)付き合うと、「関係をもっと深めたい!」の一心で、とにかくデートの回数を増やそうとしたり、なんなら(半)同棲をスタートしようとしちゃったりしがちです。

それが「ふたりの関係を深める」ことに繋がると信じて……。

だけど、結局カップルの関係性なんて、急いで深めようとして深まるような、そういう性質のものじゃありません。

ある程度はなすがままに任せて、自然な成り行きで少しずつ深まっていくのを待つしかない。

それなのに関係を急いで、まだ付き合って一ヶ月くらいしか経っていないのに慌てて同棲とかをしてしまうと、本当ならまだ「会うだけでドキドキできる初々しい関係」なのにも関わらず、それを台無しにして、一気に「一緒にいるのが当たり前の関係」に行ってしまう。

こういうのってもったいない。

それに、「いつか同棲できたらいいな」みたいな気持ちを味わうことなくいろいろすっ飛ばしてしまっていて、まるで友達期間0日でいきなり交際を開始したみたいな、なんだか微妙にさみしい関係にも思えます。

「縮めたい距離」には、交際期間ごとにいろいろとあると思うんです。

最初は「もっとLINEしたい」「もっとデートしたい」ようなところからはじめて、徐々に「もっとお泊りしたい」みたいなものになって、やがて「一緒に住みたい」に進化して、最終的に「結婚したい」になっていく。

こういう段階ごとの「縮めたい距離」を急いで潰してしまおうとしないで、ゆっくりとひとつずつ縮めていく。

そういう焦らない恋をしていけば、いつまでも「好き」が長続きするカップルでいられるんじゃないでしょうか。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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