優秀食材をスープにプラス! 「押し麦入りスープ」
ダイエットにいいと、ブームが続いている押し麦。
なぜダイエットに良いのかというと、糖質の吸収を抑えるβ-グルカン(ベータグルカン)という食物繊維が他の食材よりもダントツに多く含まれているから。
つまり、体に脂肪がつきにくくなるのです。
押し麦の食物繊維量は玄米よりも多く、3倍以上。
また食物繊維が多い食材の代表、ごほうと比べても2倍近く含まれます。
押し麦というとごはんに混ぜて炊くのが定番の食べ方ですが、ほかにも意外と使い勝手が良いのをご存知ですか?10分ほどでゆでられるので、ゆでたものを小分けにして冷凍保存しておくと便利です。
たとえば、これを解凍してサラダのトッピングやスープ、タルタルソースなどのソース系に混ぜれば、手軽に押し麦をとることができます。
中でも私は、スープを作るときに一緒に押し麦を入れるのが気に入っています。
スープの具材に火が通るころには押し麦もゆで上がるので、別にゆでる必要なし。
食感もプチプチとして、噛む回数が増えるのもメリットです。
ちなみに、「押し麦ともち麦、どちらがおすすめですか?」と聞かれることがあります。
押し麦ももち麦も、同じ大麦です。
違いとしては、押し麦は白米と一緒でうるち性、もち麦はお餅と一緒でもち性の特性をもっているので、もち麦はモチモチしたもっちり食感になります。
また、もち麦のほうがβ-グルカンをやや多く含みます。
とはいっても、押し麦でも十分すぎる量のβ-グルカンを含んでおり、さらに値段も押し麦のほうがリーズナブルなので、私は「どちらもほぼ同じなので、食感の好みで選べばいいですよ。
継続するなら、値段的に押し麦がおすすめです」と回答しています。
■押し麦入りスープレシピ制作:管理栄養士 長有里子<材料2人分>押し麦 大さじ3たまねぎ 1/4個にんじん 3cmキャベツ 1枚鶏もも肉 80g水 2カップ塩、こしょう 適量オリーブ油 適量<作り方>1、たまねぎ、にんじん、キャベツは1cm角に切る。
鶏肉は3cm角に切る。
2、オリーブ油を熱した鍋で野菜を炒め、水、押し麦、鶏肉を入れ、ふたをして約10分火を通す。
3、塩、こしょうで味を調える。
いつものスープにプラスして、ダイエットに役立ててくださいね!関連リンク【押し麦】のレシピはこちら【スープ】のレシピはこちら【E・レシピ特集】「「菌活で腸美人」のダイエット献立」はこちら10連休なんていらない!仕事増でヘトヘト「30代女子に効くストレス対策」男がしみじみ喜ぶ…ふわっとろ~り卵が病みつき「簡単丼」レシピこの食コラムに関連するレシピ押し麦とキャベツのスープ押し麦のグラノーラ押し麦と野菜のスープ押し麦の豆乳スープキャベツとニンジンのみそ汁鶏もも肉とニンジンのさっぱり煮押し麦のサラダキャベツと鶏肉のショウガ焼き押し麦のココナッツデザートカリフラワーの押し麦スープ今あなたにオススメ