いまだに後悔…大学の卒業式で「告白」できなかった理由9パターン
卒業を間近に控えて、「片思いしてきたあの子に、せめて気持ちだけでも伝えたい!」と思っている人も多いはず。
その場合、あらかじめ先人たちの失敗談に耳を傾けておくと、「最後のチャンスを逃してしまった…」と頭を抱えずに済むかもしれません。
そこで今回は、インターネットユーザーの独身男性に聞いたアンケートを参考に「いまだに後悔…大学の卒業式で『告白』できなかった理由」をご紹介します。
【1】「今さら告白しても困らせるだけかも…」と怖じ気づいたから「『卒業式で言われても…』と戸惑う姿が目に浮かんで、バカ話に終始してしまった!」(20代男性)というように、相手の気持ちを汲みすぎて、尻込みしてしまったケースです。
あとのことは告白を果たしてから考えても遅くないので、まずは勇気を振り絞りましょう。
【2】人が多すぎて、二人きりで話すチャンスがなかったから「みんななかなか帰らないし、かといって友達の前では言えないし…と機会を逃してしまった」(20代男性)というように、式のあとは混雑していて、落ち着いて話をするのが難しいこともあります。
少し静まった頃に相手に連絡を入れて「そこにいて」などと頼めば、つかまえやすくなるでしょう。
【3】「今の親密度じゃ勝率は低いな…」と冷静な判断が働いたから「OKの返事が望めないならやめとこうって、そのときは納得できたんですが…」(20代男性)というように、自らの意思で「不戦敗」を選んで、あとで悔やんだ人もいます。
理性だけでなく感情にも耳を傾けてから、決断したほうがよさそうです。
【4】相手が遠くへ引っ越すことを、人づてに耳にしたから「そんな大事なことも俺は知らなかったのか…と弱気になってしまった」(20代男性)というように、相手の女性に関する新事実を知って、動転してしまったパターンです。
何もしないで後悔したくなければ、ダメ元でも「新しい連絡先を教えて」と声を掛けるべきでしょう。
【5】「社会人1年目は恋愛しない!」と話しているのが聞こえたから「先を見据えている相手に『好き』とか言っても、呆れられそうで…」(20代男性)というように、相手がすでに新生活に目を向けていたために、言い出しにくくなったケースです。
とはいえ、思い切って口火を切らないといつまでも心機一転は図れないので、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。
【6】友達と別れを惜しんでいる間に、相手を見失ってしまったから「教授に挨拶してたら、意中の子がいなくなっていた…」(20代男性)というように、自分も卒業生である以上、一人の女性のことだけ考えているのは難しい場合もあります。
こうなることが予想されるなら、前もって「式のあと話したい」などと約束を取り付けておきましょう。
【7】「記念の告白なんかやめとけ!」と友達に説得されたから「『サラッと受け流されておしまいじゃね?』と言われて、諦めてしまった」(20代男性)というように、信頼する友達から横やりが入って、屈してしまった人もいます。
他人の意見よりも自分の意思を貫きたいところです。
【8】相手にほかの男が張り付いていて、入り込む隙がなかったから「タイミングを計ってる間にほかの奴に先を越されて、めっちゃ悔しかった!」(20代男性)というように、「間が悪い」のも残念なものです。
何も伝えられずに終わってしまうのが嫌なら、強引にでも彼女を呼び止めましょう。
【9】自分の存在すら、実は知られていなかったから「いざ声を掛けたら『誰?』って顔をされて、頭が真っ白になりました…」(20代男性)というように、「そもそも相手に認知されていなかった」事例もあります。
万一、そのような事態に陥ったとしても、落ち着いて礼儀正しく自己紹介から始めれば、邪険にされることはないでしょう。
卒業式には、告白を妨げるさまざまな要因が潜んでいるようです。
失敗談を参考にいろいろな事態を想定しておけば、当日慌てずに済むのではないでしょうか。
(安藤美穂)Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2018年1月25日(木)