メリー

その恋愛、イエローカードかも。彼との別れを意識したほうがいい4つの心のサイン

ねぇ、聞いて「別れよう。

」私は彼に、そう告げた。

彼は突然の言葉に戸惑っている。

突然でごめんね。

でも、私の心の中に閉じ込めていた「別れのサイン」を無視することはできなかったんだ。

▶連絡を自分から取らなくなった前はしょっちゅう連絡を取っていたのに、最近あんまり取らなくなったよね。

君は連絡を頻繁にくれるけど、私はなんだか後回しにしていた。

「忙しい。

」何回も私は君にこの言葉を突きつけたけど、本当は特別忙しい訳ではなかった。

嫌いなわけじゃない、だけどなんとなく返信するのが億劫に、面倒になっていたんだ。

一度、君と付き合ってすぐのLINEを見返したことがある。

当時は何度も見てときめいたり、彼の一言に悩まされたりしたけれど、見返してみても当時のときめきは戻ってこなかった。

自分の気持ちの変化に気付き、私はそっと携帯を裏返した。

▷彼を重く感じるようになった君は、本当に優しい男の子だった。

記念日は忘れないし、体調が少しでも悪いと本当に心配してくれたよね。

でも、そんな優しさがいつからか私には重く感じたの。

あれは雨が降った日だったよね。

君は雨が降ったとき、駅の改札まで迎えにきてくれる。

君の「今日何時に帰る?」のLINEにわたしは「今日は友達と飲むから遅いし今日はいいよ。

」と返信した。

一人で雨の降る帰り道を歩くのも悪くはなかった。

君は絶対に女の子と食事に行かないし、行くときも本当にマメに連絡をくれる。

だけど、その分私も以前まで仲が良かった男の子とご飯に行きにくくなったし、私も「連絡しなきゃ!」って思っちゃってなんだか気が休まらなかった。

私の好きと君からの好きの天秤は、いつからか傾いていたのかもしれないね。

▶一緒にいる時間が長く感じるようになった付き合う前のデートは1日が一瞬に感じたし、付き合ってからもカフェで閉店時間まで語るのが日課だったよね。

でも、いつからか君と過ごす時間が長く感じるようになったんだよね。

それに気づいたのは、いつものカフェで普段通り語っていたあの日。

君は、週末にサークルでBBQに行った話を楽しそうにしていた。

君はスマホで写真を探しながら話していたから、きっと気づいていないよね。

私の視線が、君じゃなくて腕時計を捉えていた事を。

「あれ、まだ1時間しか経っていないんだ。

」前はあっという間に冷めてしまったカフェラテも、今日は微妙なぬくもりをまだ保っている。

「…で、この写真がこの前のBBQのやつ!」私は彼に話しかけられて、腕に落とした視線を彼に向けた。

▷愛しいポイントが少なくなったそもそも最初は私が君のことを好きになった。

君のいいところもダメなところもすべてが愛おしかった。

だけどなんだろう、最近はなんだか君に対して愛おしさをあまり感じなくなったんだよね。

__.canr私が本を読むとき、君は肩にもたれかかりながらその本の内容をよく聞いてきたよね。

その度、私は少しドキッとしながら本の内容を説明していた。

だけど、今そのときめきはないみたい。

食べ物を食べる時に夢中になりすぎて、たまに頬をパンパンに膨らましているところ。

ゴキゲンな時に歌う題名のない鼻歌。

愛しいポイントは数え切れないくらいあったのに今はあまりない。

これもきっと別れのサインだったんだ。

「またね」じゃなくて「じゃあね」でkazuya1440「またね」って言葉を発する別れは意地悪だ。

だって相手に「きっとまた会える」なんて気を持たせてしまうから。

君に幸せになってほしいから私は「じゃあね」と告げた。

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