諦めきれずにやってしまった「バレンタイン当日の悪あがき」9パターン
男性にとっては一大イベントであるバレンタイン。
「収穫0」を回避したくて、無駄な努力を重ねてしまう人も多いようです。
そこで今回は、10代から20代の独身男性82名に聞いたアンケートを参考に、「諦めきれずにやってしまった『バレンタイン当日の悪あがき』」をご紹介します。
【1】用もないのにかなり遅い時間まで教室に居残った「誰も本当の目的を言わないまま、男同士でだべってたら、そのまま日が暮れてしまった(笑)」(20代男性)というように、チョコ0個の状態で下校したくなくて、いつまでも学校に留まり続けるパターンです。
女子が全員帰宅してからでは何も望めないので、ある程度のところで見切りを付けたほうがいいでしょう。
【2】誰かの呼び出しにいつでも応じられるよう、すべての用事をキャンセルして自宅待機した「すると、玄関のチャイムが鳴って超ドキドキ!でも、ただの宅配便でした…」(10代男性)など、何らかのアプローチがあることを期待して静かに待った人もいます。
受け身一方ではなく、SNSなどで自宅にいる旨をアピールすれば、少しは勝率が高まるかもしれません。
【3】自分でチョコを買って、親しい女友達に「あとでみんなの前で渡して」と頼み込んだ「その年はもらえる気がしなかったので、先手を打っておいた」(20代男性)など、形だけでも「女性からもらった」という体裁を整えたケースです。
「仕込み」が周囲にバレると白い目で見られるのは確実なので、やるとしても慎重を期す必要がありそうです。
【4】無理やりバイトのシフトを入れて、もらう機会を増やした「女性が多いバイトだったので、ふだん入らない曜日にむりやり入った」(10代男性)など、女性との遭遇チャンスをとにかく増やすのも王道かもしれません。
バイトなど有意義な用事であれば、たとえ空振りに終わっても「お金を稼いだ」と自分をなぐさめることもできそうです。
【5】それほど親しくないクラスメイトにも積極的に話しかけた「この日だけは社交的になろうと頑張ったけど、怪訝そうにされた…」(20代男性)など、付け焼刃の積極性が見事にスルーされたパターンです。
いきなり馴れ馴れしい態度を取るのはわざとらしいので、普段からそれなりにコミュ力を磨いておいたほうがいいでしょう。
【6】机の中はもちろん、ロッカーや下駄箱を入念に探した「もらえなかったショックを隠しつつ、可能性のある場所をチェックして回った」(20代男性)など、自分を納得させる儀式として、念のためにチョコを探した人もいます。
ついでに各場所をきれいに掃除しておけば、翌日以降を気分よく過ごせるようになるかもしれません。
【7】ホワイトデーには豪華なお返しをするとアピールした「高価なお返しをアピればアピるほどしらけムードに…」(20代男性)など、確実なリターンを約束する捨て身の作戦も、期待するほどの効果は挙げられないようです。
自分を安売りしてもいいことはないので、よく考えたほうがいいでしょう。
【8】仲のいい女の子に「チョコくれないの?」と聞いて回った「数日前から布石を打ったつもりが、憐みの目で見られただけでした」(10代男性)など、女の子の慈悲にすがった結果、ますます情けない思いをした人もいます。
これはお願いの仕方にもよるので、子犬のような瞳で見つめて母性本能に訴えたいところです。
【9】最後のチャンスを狙って牛歩のようにゆっくり帰宅した「ふだんは15分で着く道のりを1時間かけて歩いたけど、残念ながらミラクルは起きなかった」(20代男性)というように、最後まであきらめずに粘ったものの、何も起こらなかったパターンです。
ゆっくりと歩くことで見つけた新鮮な発見を反芻しながら、来年に備えましょう。
ギリギリになって手を打っても思うような結果を出せないのがバレンタインというもの。
今年失敗した人は、来年に向けてじっくり策を講じましょう。
(石原たきび)【調査概要】期間:2015年10月7日から14日まで対象:合計82名(10代、20代の独身男性)地域:全国方法:インターネット調査Photo:AllimagesbyiStock公開日:2016年2月14日(日)