《男性心理》「エロそうに見える」と片思いの彼に言えば、あなたは告白されます
「告白するのは二流で、相手に告白させるように仕向けるのが一流」という言い方があります。
恋愛に限らずなにごとも、相手をその気にさせて、相手を動かし、自分はほぼ何もしないというのは、たしかにおいしいことです。
そういうことができるようになれば、欲しいものがたくさん手に入ります。
でも、そのためにはどうすればいいのでしょうか?今回は、彼が我慢できずに「付き合ってください」と言ってしまうきっかけとなる発言をお届けしましょう。
writer:ひとみしょう彼に「エロそうに見えるね」と言ってみよう!好きな人に告白できないで困っている女子って本当に多くて、「彼にどうやって告白すればいいのでしょうか」という恋愛相談が多数寄せられます。
「どうやって告白しようかな」と、いったん悩んでしまえば、必然的に「告白する勇気のない自分」とか「コミュニケーション能力が低い自分」を責めることになって……あまりいい結果にはならないですよね。
そういう時、機会を見つけて、好きな彼に「エロそうに見えるね」と言ってみよう!合コンで、みんなそれなりにお酒が入った頃に、好きな彼に「エロそうに見えるね」と言うとか。
あるいはみんなでお茶している時、場が盛り上がった時に「なんかエロそうなんだけど」とノリでさらっと言ってしまうとか。
ちなみに、「エロそうに見える」のアレンジパターンとして、「変態そうに見える」というのも効果的です。
男子は「エロいこと」を隠そうとしているじつは、というか、知っている人も多いと思うけど、男子は男子で、どう告白すればいいのか迷っています。
男子がなぜ告白するのを躊躇(ちゅうちょ)するのかといえば、告白という言葉には「エッチする」というニュアンスがもれなくくっついているからです。
だってそうでしょ?告白して付き合いました……一緒にご飯を食べました、一緒に寝ました、エッチしません、なんてことは、オトナになればふつうはないでしょ?だから、告白という言葉には、エッチするという行為が含まれているのです。
男子は、女子に、自分のエロさがバレたら付き合ってくれないと思っています。
エッチを「よくない行為」とか「誰にも見せれないもの」と思っているからです。
言ったら引かれると思っているんです。
でも、エロさって誰もが持っている気持ちです。
人はみなエロいのです。
そのエロに対して自意識過剰になっていたら、どうしても「エロい自分=下等動物かも」と思って、彼女に積極的にアプローチできません。
つまりエロいことを考えてしまう自分を、自分で卑下してしまい、告白するという前向きな気持ちになれないことがあるんです。
女性から「エッチ」な話題を出されると、彼も本音で話せるエッチって、「そういうことをする行為」であって、それをことさら「恥ずかしいもの」と思う必要もないし、「不潔なもの」と思う必要もありません。
エッチはエッチです。
でも、女子もそうだと思うけど、ことさらエッチを特別扱いしてしまっているから、うまく行動できないのです。
でですね、そういう彼に対して、あなたが「エロそうに見えるね」と言ってあげると、彼のこりかたまった考えが解きほぐされるんですよね。
「なんだ、彼女も俺と同じでエロいことを考えている子なんだ」と思って安心するんです。
「変態そうに見える」と彼に言ってあげると、彼は「この子、もしかして変態プレイに興味があるのかな、ということは、俺と同じでエロいのかな、であれば、俺はこの子と仲良くなれそうだな。
ことさらエッチな思いを隠すことなく、フラットな関係で喋れそうだな」と思うのです。
*なにも、積極的にエッチしましょう、という話ではありません。
男女お互いの「エロに対する過剰な意識」が、告白を阻止しているのだから、過剰な自意識をフラットにするために「エロそうに見えるね」と言ってあげると、あなたから告白せずとも、彼から告ってきますよ、というお話です。
(ひとみしょう/作家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)