お着がえサポート(1)Tシャツのお着がえサポート
赤ちゃんのときから毎日繰り返す“お着がえ”。
子どもが服に興味を持って、自分でお着がえできるようになるといいですよね。
そこで、保育園での取り組みを見ながら、子どもが喜ぶお着がえのサポートを紹介します。
今回は、Tシャツのお着がえサポートです。
講師:鈴木八朗(くらき永田保育園園長)子どもたちが、遊びや生活を通してできることが増えて、いつのまにか服を着られるようになる。
それが、子どもにとってもいちばんいいことです。
「いつまでにこれができないといけない」ということはありません。
保育士さんがTシャツを着せてあげるとき、「着ようね」と声がけをし、Tシャツを見せてあげると、子どもが頭を出してきました。
これを「協力動作」といいます。
「自分だけでは着られないけど、一緒に服を着るよ」というサインなんです。
サポートのポイントTシャツの頭を通す部分を、しっかり見せてあげましょう。
これを繰り返すことで、協力動作をするようになり、自分で着がえる力がついていきます。
Tシャツを着られたら、目を合わせて「できたね」と、できたことを認めて褒めてあげましょう。
腕を曲げて袖に通す動作は、子どもにとって難しい動作です。
なかなかできない場合は、腕が通りやすいように、Tシャツのすそをそっと引っ張ってあげましょう。
子どもができることは自分でできるように、手伝い過ぎないことが上達のポイントです。
子どもにとっては、Tシャツから頭がパッと出てきたことすら楽しい出来事です。
「できたね」「ちゃんと着られたね」と、目を合わせて認めてあげる。
それだけで、しあわせな気持ちになって、次への意欲につながります。
(鈴木八朗さん)手作りエプロンで練習しよう保育園では、食事のときに使う「手作りエプロン」で、Tシャツを着るときの動作が身につくようにしています。
エプロンをつける動作が、Tシャツを着る動作と似ているのです。
エプロンのひもを頭に通すことが、Tシャツを着る感覚の体験にもなります。
0歳児でも、食事のときにエプロンをつけるのは自然な行為です。
毎日こうした体験をすることで、Tシャツを着る練習になります。
<エプロンの作り方>エプロンの作り方はとっても簡単です。
材料は、フェイスタオルとゴム(長さ約80cm)です。
まずは、タオルを半分に折ります。
折った部分を、上から2cmのところで縫い、ゴムを通す輪っかを作ります。
… : ゴムを通し、ゴムの端と端を縫い合わせれば完成です…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンクのぶみさんのお絵かき遊び(2)子どもが盛り上がるお絵かき遊び小さいうちからお手伝い(3)「身の回りのこと」照英の親子でチャレンジ!(2)鉄棒(鉄棒に慣れる)10分で出来ちゃう!楽チンごはん(3)肉・魚おうち遊びで体力づくり体を器用に動かす遊び