なぜ“冬デブ”を避けるために「冬場はシャワー」はダメなのか
「本来、冬は基礎代謝が上がる季節です。
これは、寒さから身を守るべく体を震えさせることで、エネルギー(熱)を消費するため。
しかし、そのぶん体は“省エネモード”になるうえ、よりいっそうエネルギーを摂取しようとするため、結果として、いつも以上に太りやすい季節になるのです」そう語るのは、医学博士の福田千晶先生。
つまり、冬は本能レベルで太る時期。
福田先生によれば、“冬デブ”人口が昔より増えたかは定かでないものの、「太り方が顕著になったと感じられる」そう。
誰しも一度は年末年始で2~3キロ太った経験はありそうだが、最近では1週間の正月休みで、10キロ近く太ってしまった、というケースもあるのだとか!「また、人は体重が増えるとそれを維持しようとして、以前より食欲が増してしまうという困った本能もあります。
体は2~3キロ増えただけでも動きにくくなります。
冬デブを放置すると春になっても体が重く、運動量は減るいっぽうで、さらに食べるという悪循環に陥ります。
早めに対処しないと、どんどん太り続ける恐れがあるのです!」こうした肥満の「ネバーエンディング・ストーリー」を阻止するためには、冬デブの回避こそが欠かせないのだ。
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