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親が自分を大事にするためには

番組「すくすく子育て」に一通のメールが届きました。

親は子どもとどう関わっていけばよいのか、模範回答のような親にならなければならないのか。

そんな悩みに苦しんでいたというひとりのママからです。

でも、あることをきっかけに気持ちの変化があり、心の支えができたといいます。

今は、2人の男の子を持ち、瀬戸内海の島で暮らしているというママに、お話をうかがいました。

はじめての育児と慣れない土地で自分を追い詰めていた結婚前は幼稚園の先生をしていて、結婚後にこの島に移り住みました。

子どもが大好きで、学校や職場で子どもとの関わり方を学んできたので、子どもに寄り添える自信がありました。

でも、長男が産まれてみると、現実は全く思い通りにならずにショックを受けたんです。

そのころは、島に誰も知り合いがいない状態で、はじめての育児と慣れない土地に不安がありました。

その上、「幼稚園の先生だから子どものあつかいが上手だろう」という周囲の期待を勝手に感じてしまい、ますます自分を追い詰めていました。

子どもにイライラをぶつけてしまうママ友が欲しいとは思いませんでしたが、長男の遊び相手を探しに育児サークルに参加することはありました。

それも、2人目の妊娠をきっかっけに、サークルから足が遠のいてしまったんです。

その後、次男が生まれると、2人の子育てでさらにイライラするようになりました。

ささいな理由で長男を責めて、叱ってしまうような毎日でした。

長男の顔を見ることがストレスだったこともあります。

パパに「もう無理だから、1~2か月離れたい」と相談したこともあります。

それほど、子どもと一緒にいることが嫌だったのです。

長男にひどくあたってしまった後は、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、その思いをノートに書いて反省していました。

それでも、翌日は同じことの繰り返しです。

2つの転機で生まれた気持ちの変化そんな苦しい状態の転機になったのは、長男の幼稚園入園です。

子どもと離れる時間ができたことで、心の余裕が生まれたんです。

そして、もうひとつの転機は、同じ幼稚園のママから「家族で一緒に遊ぼう」と声をかけてもらったこと。

それまでママ友は必要ないと考えていましたが、長男との関係に行き詰っていたので誘いを受けました。

それから始まった交流の中で、私の気持ちに変化が起きました。

例えば、私の子どもを他のママが褒めてくれる。

自分でも気づかなかった子どものよいところを客観的に教えてもらえるのです。

… : そして、子どもが悪いことをしたら、ママたちが他の家の子ども…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク子育てママの体のケア~肩こり~子どもの心のケア(親の心のセルフケア)産後ママの体と心 〜体編〜ママのメンタルケアママの気持ち〜夫、ママとの人間関係パパの育児・“イクメン”は難しい?

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