「好感度高めの女子」とは感情で判断しない女子のこと
いま彼氏がいる人もいない人も、上げておいて損がないのが好感度。
彼氏がいる人は彼に対する好感度を上げるともっとラブラブになれるし、彼氏がいない人は周囲の人たちからの好感度を上げておくだけで、彼氏候補があなたのまわりに寄ってくる、なんておいしい状況になったり、というようなことが想定されたり!さて今宵は、その好感度って、どうやって上げるんだっけ?というお話をしたいと思います。
writer:ひとみしょうmodel:あかねぴ■ざっくり言えば「感情で判断しないと好感度は上がる」好感度の上げ方って、その反対、つまり好感度が低い女子の言動を見るとすぐにわかりますよね。
たとえばすごく単純な例として、他人の悪口を言う女子って好感度が低いですよね。
なにかあればすぐ文句を言う女子とか、すぐ他人のせいにする女子とか、男子の前だけでぶりっ子(死語か?)するあざとい女子も好感度が低いですよね。
男子の前でぶりっ子する女子については、女子からの好感度は低くても、男子からの好感度は高いことがあるので、また別の項でお話するとして、「悪口」「文句」「他人のせいにする」これらに共通することって、感情が先立っている、ということですよね。
悪口なんか言わなきゃ言わないで死にはしないし、お利口さん女子は悪口を言いたくなっても口をつむんで静かにしていますよね。
目の前で起こっていることをいったん頭の中に入れて、言うべきことと言わなくてもいいことをうまく整理した結果、悪口を言わないと決めた――これが賢い女子ですよね。
■事実と感情を分けて考えると書けば、誰だって、目の前で起こったことを「いったん頭の中で整理すること」ができれば、他人の悪口を言わない好感度高めの女子になれると思いますよね。
そんなこと、むかしから親に言われてきたことで、今さらここで読むまでもない、と思う人もいるかもね。
でもじつは、この話のポイントって、「目の前で起こっている事実」に「自分の感情をくっつけない」、つまり、事実と感情を分けて考えることができる、という、わりと高級な(?)ところにあって、「頭の中で整理しよう」と思うだけでは好感度って上がらないんですよね。
毎年、芸能人の好感度ランキングが発表されますが、芸能人の好感度ってルックスやイメージ、知名度などにもよるので、ここではさておき、あなたが好きなスポーツ選手を思い浮かべていただきたいのですが、そういう人ってあまり感情的にならないですよね。
試合中に感情的になるとか、試合後のインタビューで感情的になっているとか、そういうの、ほとんど見ないですよね。
アスリートは、「目の前で起こったことに自分の感情をくっつけない」訓練をしている――こういうことを聞いたことがあります。
試合中にミスをしてしまっても、気持ちを落とさない、これって「起こったこと」と「感情」を切り離す訓練を日ごろからしているからなんだそうです。
■意識するだけでできるようになるからわたしたちはプロのアスリートではないので、プロほど激しい訓練をする必要はないかもしれないけれど、でも、あなたのまわりの好感度高めの女子って、いつも穏やかで、感情を取り乱すようなことってないでしょ?「起こったこと=事実」を「感情抜きに事実として見る」こう書くとすごくむずかしい精神の動きみたいに感じるかもしれないけど、でもこれができるようになれば恋愛のみならず生きていること自体が楽しく思えてくるから、ぜひ意識してみて。
意識するだけでできるようになるのが「事実を事実としてのみ見る」ということだから。
(ひとみしょう/文筆家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)