ハウレコ

彼との問題は「ブライトスポットアプローチ」で良さを引き出すのが一番の解決策!

とあるベトナムの村の子どもたち栄養問題を解決した人の話です。

その人の調査は画期的なものでした。

なぜならその人が最初に手をつけたのは、「その村がなぜ栄養問題を起こしているのか?」という調査ではなく、「問題が起きてない家はどこか?」という調査だったからです。

普通、問題が起きたら「なぜそれが起きるのか?」という「原因」を探そうとしますよね?しかしその人は「問題が起きていない部分=逆にうまくいっている部分」に目を向けたんです。

その村の中で、子どもの健康状態に特に問題のない家庭を見つけ、その家庭が子どもに何をどのように食べさせているのかを詳しく聴きだしました。

結果それは村の中の大半の人たちの常識とは全く違っていました。

その家の事例を他の家にも適応させたところ、なんとそれだけでその村の栄養問題が65%以上も改善したそうです。

writer:川口美樹model:佐々木みう彼の(自分の)嫌なところを見すぎていませんか?恋人のいる人の恋愛相談は実は2パターンしかありません。

「彼をどうしたらいいか」と「私はどうしたらいいか」というパターンです。

そしてその悩みの全ては、「うまくいっていないことにどうやって対処しようか」という視点から始まっています。

それ自体は悪いことではないのですが、問題は彼女たちが「なぜこうなってしまうのか?」という原因探しにやっきになっていることです。

「どうして彼は(私は)同じ失敗ばかり繰り返してしまうのでしょうか?」「どうしたら彼の(私の)悪いところを直すことができるでしょうか?」こういった悩みは全部「原因の粗探し」であり、うまくいっていないことに目が行きすぎている人の傾向です。

うまくいっていることに目を向けるブライトスポットアプローチとは?そうではなく、今もうすでにうまくいっていることに目を向けてみてください。

できていないこと、ではなく、できていることはどこか?悪いところを直すのではなく、良いところを伸ばす発想に変えられないか?そう思考すると全く違う方法で物事が改善に向かうことがよくあります。

これを「ブライトスポット(明るい場所の意味)アプローチ」と言います。

ブライトスポットアプローチで彼を上機嫌にする方法例えばあなたが、彼が「好きだと言ってくれない」という不満を抱えていたとしましょう。

そんな時に「もっと『好き』って言葉にして欲しい。

どうして言ってくれないの?」と思うことはあまり建設的な悩み方ではありません。

そうではなく、「言葉にはしていないけど愛情を感じる行為はなかったか?」「『好き』という言葉ではないけど、大切にされてるなと思う言葉はないか?」という見方に変えてみましょう。

そう考えると「そういえば重たい荷物を持ってくれたな」「風邪をひいた時に心配してくれるLINEをくれたな」とか、色々自分が嬉しく感じたことが見つかるはずです。

そこをひたすら褒める!!もうこれ以上ないくらいに!!「あの時のあれが嬉しかった、愛情を感じた、優しさを感じた」と、あなたが言葉にするんです。

(彼に対してだけじゃなく自分にもです)そうすると彼は「あ、そんなことで喜んでくれてたんだ」と(反応は薄いかもしれないですが心の中では)喜んでくれます。

そうすると彼の中で承認欲求が満たされるので、あなたに対してもっと愛情を感じるようなことをたくさんしてくれるようになります。

その結果彼が「好きだよ」と口にするかはわかりませんが、あなたの中にはそんな言葉も必要ないくらいの確信が生まれているはずです。

なぜならあなたがもともとほしかったのは、言葉ではなく、大事にされているという確信だったからです。

このようにブライトスポットアプローチを使ったコミュニケーションを取っていくと、全く違ったアプローチで問題の本質が解決することがよくあるんです。

粗探しよりも良いとこ探しができるようになりましょう人間関係がうまくいかないと、うまくいかないところに目がいきがちです。

そういう時は相手に対しても自分に対しても、うまくいっていないところではなく、うまくいっているところを見るようにしてみてください。

欠点を直すよりも、長所を伸ばす方が圧倒的に楽です。

そしてそのほうがパワーが発揮されやすいです。

普段からブライトスポットに目を向けてコミュニケーションするようにするといろんなことがスムーズになります。

これは恋愛だけではなく仕事にも使えるので、ぜひ習慣になるまで意識し続けてみてくださいね!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)

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